見出し画像

s12最終910位(レート1932) 初手ダイマ&サイクル構築

初めまして。ポケモンを始めて数年、初めて結果を残すことができたので構築記事というものを書いてみることにしました。

【構築経緯】                  

ある日ランクマをしていたところ、命の珠特殊バシャーモの初手ダイマにボコボコにされ、自分も初手ダイマ型の対面構築を使ってやろうということからこの構築を組み始めました。

バシャーモは確定として、相手のダイマにも対応でき対面の鬼であるエースバーンとミミッキュを採用。このままだと環境トップであるサンダーにいじめられるため、HD残飯ドリュウズを採用(熱風持ちへの立ち回りは後述)、さらにドリュウズと相性の良いアッキサンダーも採用。ラストは、最初は水タイプを牽制するためにゴリランダーを入れていましたが、選出もされなかった上に全く牽制できなかったので解雇し、明確な理由はありませんが選出段階で型のわかりにくいウーラオス(悪)を採用しました。

【個別解説】

画像1

バシャーモ@命の珠 ひかえめ かそく
 155-x-90-178(252)-91(4)-132(252)
だいもんじ ソーラービーム ねっさのだいち まもる

初手に出てきたH252ランドやレヒレを一撃で葬り去り、相手の思うような展開をさせないまま1ターン目から試合を決めに行く初手ダイマアタッカー。物理型だと誤認されて後投げされた物理受けや威嚇持ちを返り討ちにしたり、ダイバーン+晴れダイバーンを受けられるポケモンは少ないので、とにかく初手から崩し切れることが多かった。ねっさのだいちはドヒドイデとウツロイド用だったが、ダイソウゲンよりも打つことが多かったくらい活躍してくれた。数万位~2000位までの間の選出率は驚異の100%である。
 また、このポケモンは初手ダイマだけでなく、雑にだいもんじ等で切って後ろのポケモンにダイマする動きは言うまでもなくできるが、即サンダー等に引いて相手のダイマックスを枯らした後に後発ダイマックスで全抜きを狙っていくこともできる。相手の初手がサンダーだった場合この動きをすることが多い。相手に高速アタッカーが控えていたり、ダイジェットを積まれた後だとしても、特性かそくによって一気に逆転を狙っていけるのが強い。
珠特殊型は読まれにくく強かったが、一方で物理技、格闘技を持っていないことからバンギラスやラッキーといった、一見有利に見える対面が不利だったり、初手ランドロスにダイジェットをされた瞬間ゲームエンドなど、悪い面も多々あった。
 

画像2

エースバーン@気合の襷 いじっぱり リベロ
 155-184(252)-95-x-96(4)-171
かえんボール とびひざげり ふいうち カウンター

言わずと知れた最強ポケモン①。攻撃技+ふいうちで多くのポケモンを倒すことが可能であり、カウンター+ふいうちではダイマックスにも対応できる。いじっぱりでありとびはねるが無いため素早さに不安のあるものの、このポケモンをダイマックスさせても十分強い。初めてエースバーンを使ったが本当に怪物である。”とりあえず出す”ことが多かったが、この構築は水の一貫があり初手にウオノラゴンを出されやすいため、彼を見た時には初手投げしてカウンターを押していた。本当に強い。

画像3

ミミッキュ@呪いのお札 ようき ばけのかわ
 131(4)-142(252)-100-x-125-162(252)
じゃれつく ゴーストダイブ かげうち つるぎのまい

言わずと知れた最強ポケモン②。特筆すべきことはない。強いて言うなら、ほとんどダイマックスさせなかった。絶対に何かしてくれる。

ダウンロード

サンダー@アッキのみ ずぶとい せいでんき
 191(204)-x-150-145-110-127(52)
ほうでん ぼうふう じゅうでん はねやすめ

アッキサンダーを突破しに来た特殊アタッカーを逆に詰ませようと充電を採用した。話すこともわからないくらい本当に優秀なポケモンである。ダイジェットでS、アッキのみでB、充電でDがあがり、電気技も2倍の火力で打てるという意味不明な化け物であり、終盤はバシャーモではなくこのポケモンに頼りっきりだった。身代わり瞑想でサンダーを狩りに来たライコウをTODで打ち負かしたときは勝ったのに困惑していた。ドリュサンダーラオスバシャーモでサイクルを回していた時が一番生を実感できた。

画像4

ドリュウズ@食べ残し しんちょう かたやぶり
 209(188)-155-89(68)-x-128(252)-108
アイアンヘッド じしん まもる つのドリル

 サンダーを止めるためにHD残飯型を採用。ウツロイドやSにほとんど振っていないカプ・レヒレ、その他色々な特殊ポケモンに強く出られる。最初はまもる→ステロで使っていたが、下手なせいで撒くタイミングがわからなかったのと、とある理由からまもるが欲しかったため変更した。つのドリルは当たったらラッキー程度で採用したが、逆に言えば当てないとサンダーを倒せない。
 ここまで見るとサンダーに有利そうには見えないし、そもそも熱風持ちには勝てないので、具体的な立ち回りを説明していく。(相手にサンダーがいた場合、基本はバシャorエスバ+ドリュサンダーを出していた)
1.初手に出された場合
 こちらはドリュウズ以外(バシャーモが主)を出しておく。おそらく初手サンダーは珠ダイマ型であるが、ドリュウズバック一点読みダイバーンなんてほぼ絶対してこない=ダイジェットをしてくるため、即ドリュウズバック(珠ジェットだと4割近く入る)。次のターン、こちらはまもるを選択することで相手のダイバーンの有無を見る。①あった場合、そのサンダーは羽休め以外の補助技を持っていないので、ドリュウズを切ってサンダーを出し、ダイジェット×2でサンダーを倒し、そのまま相手を詰ませにいく。②なかった場合、サンダーを出しそのまま倒させるor電気技のタイミングでドリュウズ交換をし、まもるを絡めてHP管理をしつつ、つのドリルの試行回数を稼いでいく。
2.後ろにいた場合
 バシャーモで先に展開し晴れダイバーンを押し付けるか、サンダーで充電を積んでおき、電気技で押し切るようにする。怪電波持ちだとサンダーでは勝てないため、バシャーモでどうにかするようにしていた。

画像6

一撃ウーラオス@こだわりスカーフ いじっぱり ふかしのこぶし
 175-200(252)-120-x-81(4)-149(252)
あんこくきょうだ インファイト ふいうち アイアンヘッド

 一撃か連撃か、持ち物は何なのか、と選出の段階で相手を困らせられるウーラオス。役割対象がいるわけでもなかったが、なぜか選出率は微妙にあった。誰を倒したかは覚えていない。フェローチェの方が強いかもしれない。

【選出】
初手ダイマで一気に片を付けるならバシャ+エスバ+ミミッキュorウーラオス
サイクルするならバシャエスバウーラオス+ドリュサンダー

個人的にはバシャドリュサンダーが1番戦いやすかった。
襷ドラパルトには何度も崩壊させられた。

【終わりに】
 初手ダイマバシャとして組んだ構築が最終日にはほとんどサンダーに持っていかれましたが、順調に勝ち続けて初3桁を達成できたので大満足です。
レート1850を超えた辺りからも勝率75%はあったので、個人的にまあまあ強い構築だと思っています。

追記:s13でも、というよりs13の方が刺さりが良く、勝率も良かったです。

画像7