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サツダイのオープンキャンパスレポート #04

「話せる、大学。」をテーマに掲げる札幌大学では、オープンキャンパスでも、高校生と保護者のみなさまが現役学生や教員、職員との会話を通じて、リアルなキャンパスライフをイメージしていただける企画を提供します。今年は3月から11月まで全7回の開催を予定しています(うち5回は実施済)。

本学のオープンキャンパスでは、最初にウェルカムガイダンスで全体説明を行った後、体験授業や学生による専攻説明、キャンパスツアー、保護者説明会など、参加者のみなさまがそれぞれの目的に合わせて自由にご参加いただく形式を取っています(各回提供プログラムが異なります)。また、隙間時間に立ち寄っていただける「札大生と話そうコーナー」や「教員による専攻説明会」なども随時開催。参加者のみなさまの質問にスタッフが全力でお答えします!

大学公式サイトにオープンキャンパスの全体レポートを掲載中

今回は、8月4日(日)に開催した第5回オープンキャンパスから、特別企画「私たちのサツダイライフ」の内容をピックアップしてレポートします。

「私たちのサツダイライフ~就職編~」

「私たちのサツダイライフ」は、現役札大生によるスペシャルトークショーで、オープンキャンパスごとにテーマが異なります。今回の「就職編」では、公務員を志望する2名の学生が登壇しました。就職課の職員がモデレーターとなり、就職にまつわるさまざまな質問に答えていただきました。夏休み期間ということで、今回も道内外各地からたくさんの高校生や保護者の方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

「私たちのサツダイライフ~就職編~」登壇者の紹介

登壇者:

▲奥山奨太さん(経済学専攻4年)
▲西山清崇さん(経済学専攻4年)

(以下、敬称略)

公務員を目指した理由と、なりたい公務員像について

西山:北海道庁の職員を志望しています。公務員を目指したのは、安定した仕事をしたいと思ったことがきっかけで、中学・高校で公務員の知識を増やし、最終的に大学に入学してから強く志望するようになりました。試験はすでに済んでいて今は合格発表を待っているという状況です。将来は誰かの助けになれる公務員になりたいです。

奥山:大学入学後に学内で実施した企業説明会に参加したところ、そこに札幌市役所の方が来られていました。そこで公務員の仕事についての説明を受けたり、大学のインターンシップで実際の公務員の方の仕事を側で見たりする中で、公務員を目指したいと思うようになりました。このような経験から、現在では札幌市役所の職員を志望しています。将来は、周りの職員から信頼されてしっかり働ける公務員になりたいです。

公務員試験対策(勉強方法)について教えて下さい

奥山:札幌大学には公務員養成コースがあり、正課学習と公務員試験対策に特化した学内講座、さらに自学・自習を補助してもらえる公務員対策室という3本柱で取り組みました。学内講座は1年次から参加していましたが、本格的に対策を始めたのは3年次の春頃からです。具体的には、公務員試験の教養試験で多く出題される「数的処理」について勉強し、中でも「判断推理」という科目を深く勉強しました。大学4年次の春が試験対策のピークでした。勉強は大変でしたが、公務員試験合格をゴールにするのではなく、働いている姿を想像することでモチベーションを維持しました。

西山:1~2年次は公務員試験のためにどんな勉強をすれば良いのかを知るというイメージです。そこで基礎を築き、3~4年次で本格的な対策をスタートさせました。私も「数的処理」の演習を一番多く行いました。数的処理は、簡単に説明すると数字を使った事務的な処理の問題です。少し難しくした数学、考えることに特化した数学とも言えます。私も一番勉強を頑張ったのは大学4年次の春です。奥山さんと同じように、自分が試験に合格した後、実際に働きたいところでどういう風に働いているかを想像すると勉強に集中することができました。

公務員を目指すにあたって勉強以外で取り組んできたことは?

奥山:北海道むかわ町でのインターンシップ等プログラム「ムカワカレッジ」に参加しました。約10日間、まちづくりや観光業務の他、鵡川高校が取り組む課題探究型学習「むかわ学」の支援など、行政での様々な業務を体験しました。地方公務員の方々の働く姿を間近で見ることができ、公務員という仕事を目指すきっかけにもなりました。

西山:私も「ムカワカレッジ」に参加しました。むかわ町の地域の方々と一緒にイベント運営を行ったことが思い出深いです。また、ボランティア活動では、札幌大学のある西岡地区の方々(商工振興会や町内会連合会)と連携して行うアイスキャンドル点灯イベント「西岡まちの灯り」に参加しました。まちづくりに関わるボランティア活動に参加することで、地域をより深く知ることができたと感じます。

高校生の皆さんへのメッセージ

西山:札幌大学は公務員対策の勉強だけでなく、さまざまな体験ができる学校です。公務員関係のインターンシップの機会も多いです。公務員に興味のある方は、札幌大学で公務員を目指してみてはいかがでしょうか。

奥山:今回私たちが目指す公務員というキャリアパスについてお話しましたが、札幌大学では公務員だけでなく一般企業を目指すこともできます(公務員と一般企業を併願する学生もいます)。学内の就職活動支援サービスも充実しているので、ぜひ利用しながら勉強していくと良いと思います。

おわりに

今回のトークショーでは、ほかにも札幌大学の公務員対策室の自習環境や先生について、さらに受験先ごとに試験科目や面接にどのような違いがあるのかなどについても詳しく教えていただきました。また、2024年度発行の本学大学案内では、「#話せる、大学。就職編」として今回お話を伺った西山さんと奥山さんの対談記事を掲載しています。むかわ町でのインターンシップ等についてさらに詳しい体験談なども掲載しておりますので、ぜひそちらもご一読ください!

札幌大学の就職支援(キャリアサポートセンター)について

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