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一貫性のある主張をする人の原稿は書くのが難しい

言動一致の人
話に一貫性のある人
言葉が選び抜かれている人、
の原稿を書いていたのだけれど、

こういう人の原稿が書きやすいかというと実はそうでもなくて
どのエピソードを組み合わせても、破綻のない物語ができてしまうから、かえって難しい。

エピソードの組み合わせの順列がありすぎるほど沢山あって、どのピースを当てはめても、すぽっと繋がってしまう。

今までインタビューしてきた人の中で、こういった、破綻のない、一貫したメッセージとエピソードがあった人って、どれくらいいたかなあと思い出してみると、数人かもって思う。

それくらい、人は矛盾した生き物だし、

しかし、と
そして、を
入れ替えても違和感なく物語が作れるほど、矛盾を受け入れながらざくざくと前に進んで行く存在だなと思うのです。

清濁併せ呑む人間の寛容性について最近考えています。


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