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2018年6月の記事一覧
上手いのと面白いのはぜんぜんちがう
上手いと面白いは、格が違うと思う。
それが文章であれ、ヘアデザインであれ、「上手いなあ」と思った場合、それを読んでいる人(見ている人)は、感心してるけど感動はしてない。
なんてことを思ったのは、本日も質問の多いライターの友人に、「ゆみさんが面白いと思う文章は、誰の文章ですか?」と聞かれたから。
面白いという言葉は、「面が白い」が語源だそうです。
昔、天の岩戸にこもった天照大神を引っ張り出そう
ジャンプの主人公の髪型はなぜツンツンしてるのか
毎日ミレニアル世代の仕事観を伺う取材をしていると、もう時代は圧倒的に変化しているなと感じます。もううちら40代は彼らの邪魔をしないことだけを意識していきていけばいいんじゃないかと思うな、最近。
そんな今日この頃、六本木ヒルズを横切っていたら、こんなポスターが。
週間少年ジャンプ展。
私、講演ではよく、漫画の登場人物のキャラクター(人格)と、髪型の相関関係についてお話します。
あだち充先生の
「選べる時代」だから「生きづらい」?
ここ1年くらい考え続けていることがあって。
それは、いまの時代に生きている人たちが、なんとなく感じる生きづらさの原因の1つって、「なんでも自己責任で選べてしまうこと」にあるのではないかということ。
このことを、はっきりと感じたのは、「この世界の片隅に」を観たときなんですよね。
ご覧になった人も多いと思うけれど、「この世界の片隅に」の主人公のすずさんは、戦時下の広島にいて、あらゆる試練にさらさ
お金なんて無くなればいいのに、と彼は言った
この間ちらり話したドリトル先生ですが
ドリトル先生シリーズ第1巻の『ドリトル先生アフリカ行き』では、もともと人間の医者だったドリトル先生が、次々と動物を受け入れてしまうために(中には獰猛な動物もいたから)、患者さんが寄り付かなくなり、次第に貧乏になって本人も動物たちも食べるものに困るようになるシーンが出てきます。
その時ドリトル先生は、特にその問題に向き合うでもなく、「お金なんてものがある
頑張るより頑張らないことのほうが難しい。『今日は、自分を甘やかす』(夏生さえり)_059
とってもとってもいい本でした。やさしくって、ふわっと抱きしめられるような、やわらかいクッションみたいな本。
先日、さえりさんの講演を聴く機会がありましてん。さえりさんってちょっとだけハスキーな素敵な声なのですが、その声で語りかけられているイメージで読むと、さらに◎でございます。
私が歳をとってよかったなあと思うことのひとつが、「頑張らない」ができるようになったこと。
これは、本当によかったこ
今は僕の番だけど、次は君の番だから
私がいままで取材させてもらった中でも、とても思い出深いのがこの記事です。
画家の松岡亮さんにインタビューさせていただいた記事。
目立つこともなく。主張することもない。ただ生きるように描く。
このインタビューでとても印象的だった言葉の一つが
今はたまたま僕の番だけれど、次は、あなたの番だから。準備しておけばきっとチャンスがやってくる。でも、やってなければ「はい、やって」って言われたときに