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ライターさとゆみの日記

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こぼれ話とか
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2016年9月の記事一覧

晴れ女と雨男

晴れ女と雨男

声を大にして自慢しますが、わたくし佐藤友美は、松岡修造さんばりの晴れ女です。

ヘアページの撮影は、スタジオを使わずに、ロケで撮りきることも多いのですが、過去15年間のライター生活で、ロケの日に雨が降って外で撮影できなかったことは2回しかない。ざっと振り返ってみると、198勝2敗、くらいの超絶勝ち越し人生です。

台風や梅雨時期で、ひと月に20日間雨だったとしても、わたしの撮影日

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写っていると信じてた

写っていると信じてた

15年前、私がライターになってすぐの頃。その頃の撮影は、デジタルカメラなんてなかったから、みんなフィルムで撮影をしていた。

フィルムで撮影するということは、ファインダーを覗けるのはカメラマンさんだけってことで、私たち編集やライターや美容師さんたちは「ちゃんと写っているはず」を信じるしかなかった。そして、カメラマンさんの真後ろにへばりつくようにして、毛束が目にかかっていないか、首元に変な空間が空い

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ポリティカルドラマとしてのシン・ゴジラ

ポリティカルドラマとしてのシン・ゴジラ

昨夜は、さとなお(佐藤尚之)さんのナビゲートで、元内閣官房副長官の松井孝治さん(映画の中の矢口と同じポジション)に

シン・ゴジラで描かれる
「首相補佐官(赤坂)と官房副長官(矢口)ってどっちが偉いの?」とか
「日本の法律で、ゴジラ相手に武器使えるの?」とか
「巨災対メンバーは、どれくらいの役職の人が集められたの?」とか
「あのあと、復興はどうやっていくの?」とか
「政調会長(泉ちゃん)って、

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出版社に企画書を持ち込む

出版社に企画書を持ち込む

今日は、某版元(出版社)さんに書籍の企画書を持ち込みさせていただきました。

これまで7ヶ月くらい、著者さんと、あーでもない、こーでもないとやりとりして練ってきた企画書。

決裁権を持っていらっしゃる方だったので、その場で「うん、やりましょう」と言っていただき、具体的なスケジュールやら、条件面やらを詰めてきました。

編集さんと別れてすぐに、著者さんに電話。

著者さんの嬉しそうな声を聞いていたら

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パンドラの箱

パンドラの箱

パンドラの箱ってあると思うんだよね。

例えば、どうしても諦めきれない好きな人の彼女(や奥さん)のインスタとか死にたくなるから絶対開いちゃいけないと思うんだけど

それと似たような感じで

どうやってもかなわない感性やら技術やらを持っている人の仕事と自分の仕事をつぶさに見比べたりするの、結構命に関わると思う。

傷口に粗塩塗りこむ感じのヒリヒリ感は、できれば後回しにしたいと思うし、体調いいときに限

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