マガジンのカバー画像

20
旅の記録。旅に出るのは好きです。旅は自分の人生を豊かにしてくれる。旅は、時に自分の人生を変えるきっかけにもなる。
運営しているクリエイター

記事一覧

初めてのルーブルは手強かった

初めてのルーブルは手強かった

パリ旅の最終日、5月5日の金曜、
最大のイベントは「ルーブル美術館」だ。
2ヶ月前の予約でもやっと取れたのは11:30と言う入場時間だった。
少し早めに行って、宮殿であったルーブルとシンボルのピラミッドの周りをぐるりと歩く。

すでに人混みがピラミッドに吸い込まれていく。
事前に知り合いたちにルーブルの感想を聞くと一貫してみんな言うのは、「Overwelming!!…あれを一日かけて、しかも人混み

もっとみる
エッフェル塔、シャンゼリゼからのオベリスク散歩

エッフェル塔、シャンゼリゼからのオベリスク散歩

パリ滞在3日目。
昨日はまだ体調が本調子でない中、午前中をオルセー美術館で過ごし、素晴らしい印象派の世界観に興奮したこともあり、ちゃんと体力を消耗。午後はホテルで爆睡した。おかげで十分休めたこともあり、今朝はだいぶ調子が良く、ホテルの部屋で朝食を食べながら、夫とどこへ足を伸ばそうか相談する。

やはりパリに来たならば、エッフェル塔を見に行かねば。
とりあえず、近くの地下鉄からエッフェル塔へ、、、

もっとみる
染み入るファラフェルサンド、病み上がりのオルセー

染み入るファラフェルサンド、病み上がりのオルセー

染み入るファラフェルサンド

ロンドン旅2日目で39.1℃の熱を出し、(夫ももれなく38℃越え)夫婦でその後2日寝込んだ翌日はもう、パリへの移動日となっていた。
エネルギーとしてはまだ半分くらいしかなかったが、なんとかパリのサンジェルマンまでたどり着いた。(途中ちゃんと夫は中身が空の財布をすられた。)

パリはその日肌寒く、雨がシトシトと降っている。
レイバーデイでお店は全て休み+デモの日でもあり

もっとみる
ロンドン旅2日目に39度の熱って

ロンドン旅2日目に39度の熱って

ゴールデンウィークに夫婦でロンドン4泊、パリ4泊の旅をした。
ロンドンでは市内から地下鉄で10分ほどの友人宅にお世話になる。

ロンドンでは絶対大英博物館へ行きたい。ロゼッタストーンを見たい!
ナショナルギャラリーにも名画がずらっと揃っているらしい。絵画は当時の時代背景や空気感を現代の私たちにリアルに伝えてくれる。絵画の持つストーリ、その絵はどんな時代に、なぜ、どんな目的で描かれたのかを知ると臨場

もっとみる
Nagasaki旅: 外海地区編

Nagasaki旅: 外海地区編

長崎市内から車で約1時間弱車を走らせる。
一見私の住む静岡の海岸沿いと変わらない景色?!
と思っていたら、高台に白い教会が見えてきた。
黒い軽自動車をシスターらしき姿の女性が運転している。
静岡の沿岸では見ない景色に、改めて私はここは外海であると感じていた。

外海地区は潜伏キリシタンの集落がある場所である。遠藤周作の小説、沈黙の舞台となった場所。

外海の大野集落の大野教会を訪ねる。
事前に案内

もっとみる
Nagasaki旅:市内散策編

Nagasaki旅:市内散策編

長崎が持つ独特な異国情緒あふれる文化を感じたい。
隠れキリシタンの歴史、
カステラ、ちゃんぽん、皿うどん、、、長崎の持つ独特な食文化、
そして、広島と同じく平和記念公園のある場所。
長崎に行かねば。
長崎に行ってみたい熱が高まっていた。

出発前に歴史をおさらい

時は戦国1549年イゴヨク、
スペインからザビエルがキリスト教布教のためにやって来る。
その昔中学の日本史で覚えさせられたっけ。
長崎

もっとみる
古都奈良さんぽ後編

古都奈良さんぽ後編

神宿る三輪山 大神神社

古事記によると、、、

三輪山は、古来より大物主大神がしずまる神の山として信仰されていて、本殿は無く、三輪山そのものが御神体として祈りを捧げる。その様式から、この国の最古の神社と呼ばれているそう。
第10代の崇神天皇(3世紀後半)からも国造りの神、国家の守護神としてあつく祀られたという記録もある。

2日目は、この大神神社(おおみわじんじゃ)から訪ねよう。

平坦な奈良盆

もっとみる
古都奈良さんぽ前編

古都奈良さんぽ前編

京に都があった時代は長い。
鳴くよ「794年」うぐいす平安京は明治まで続く。

それ以前は奈良の都、
なんと「710年」見事な平城京は70年間、
飛鳥の都は593年からの102年間続く。

改めて、日本最古の奈良の都を見ておきたい。

1600年前の飛鳥の時代からある世界最古の木造建築や仏像、仏教を中心とした都作りはどんな感じだったのであろう?
古都奈良の雰囲気を感じたい。
残念ながら25年近く前

もっとみる
京都で寺巡り

京都で寺巡り

仏教宗派の違いを肌で感じてみる旅

父方は浄土宗系のお寺さんにお墓があり、母方のお寺さんは天台宗系である。
法事の度にそれぞれのお寺さんへ何度も行ったが、今まであまり宗派の違いを意識したことがなかった。

ヴィパッサナー瞑想を体験したことをきっかけに、原始仏教を知り、それから達磨太師が広めた禅宗というものに興味を持った。
座禅を通してひたすら自分に問い続けよ、というのが禅宗の教えである。

じわじ

もっとみる
西伊豆の自然に癒される旅

西伊豆の自然に癒される旅

地殻変動や火山活動によって隆起したり、削られ、えぐられ、何千万年という年月をかけて作り上げられた伊豆半島の断崖絶壁や洞窟。
その伊豆半島一体のエリアはジオパークと呼ばれ、世界遺産にも認定された。

そんな西伊豆の自然を見に行きたい!っと思い、週末を使って西伊豆へサクッと旅をしてきた。

まずは、堂ヶ島の青の洞窟を巡るフェリーへ。
透明度の高い海は、場所によってエメラルドグリーンや深いブルーと様々な

もっとみる
休みボケまっしぐら

休みボケまっしぐら

1月6日木曜日。
今日から夫は新年の初仕事。
年末年始は、先ずは福島の猪苗代で一泊し、夫の実家仙台で1週間、残りの休みを私の実家の静岡県東部で過ごした。
お互いの両親にたっぷりと甘えながら、実家のご飯もた〜んと食べまったりと過ごした。夫のお母さんと献立を考えて、教えてもらったり教えたり。夫のお母さんは津軽出身、お味噌汁にはミガキニシンを入れる。義理兄のお嫁さんは山形出身で、お醤油出汁に牛肉の入った

もっとみる
お伊勢さんぽ (三重旅後編)

お伊勢さんぽ (三重旅後編)

お伊勢さんに到着したのは午後1時をまわった頃だった。

秋晴れ、土曜のお伊勢さん周辺はなかなかの人手だった。
こんなにたくさんの人を見たのは、いつぶりだろう??
制服を着た修学旅行生の姿も見られる。

おかげ横丁を歩いていると、、、

吸い込まれるように、赤福本店へ、、、^^

やはり、素通りはできないよね。^^

お茶と赤福、なんという幸せな組み合わせ。
この優しい甘さのあんことやわらか〜いお餅

もっとみる
小さなミナ ペルホネンミュージアム(三重旅前編)

小さなミナ ペルホネンミュージアム(三重旅前編)

10月の週末、久々に西の方へ旅をした。
旅の始まりは、三重県多気町にあるマルシェ「VISON」へ。
お目当ては、小さなミナ ペルホネンミュージアムと三重のイロイロを扱うマルシェ。

mina perhonnen ミナ ペルホネン
フィンランド語でminaはワタシ、perhonnenはチョウ。
蝶の羽のような美しいデザインが自由に羽ばたいていくように、、、
100年続く物作りをしていきたい。

もっとみる
アメリカのママの畑とアーミッシュの商店

アメリカのママの畑とアーミッシュの商店

ママの畑私にはアメリカの「Mom」と「Dad」がいる。
つまりは私のホストファミリーだ。中2の夏の1ヶ月と高校留学の1年を彼らの元で家族の一員として迎えられ一緒に暮らした。ミシガン州中部、人口2000人ほどの小さな町の静かな住宅地で彼らと暮らし、アメリカのカルチャーにどっぷり浸かり、異文化と言うものを体験させてもらった。生きた英語のシャワーを浴びながら英語という語学の基盤も養うことが出来た。彼らと

もっとみる