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全体的な思考力低下に、全力で抗おうと鼻息荒くしているお話

みなさんこんにちは!スタンス古田です。

今回は、年末に行われた研修報告会での一幕を。

今回も行くぞ~!
テッテレー!

▼ある研修報告会でのお客様からの指摘

古田さん、数年前の結果ってどうなっていますか?

Oさんからのご指摘

ある研修で単純に入力文字数を並べた結果をご報告した時です。
まずは今回(2024年)の結果。

2024年:対面で実施をしたA研修

A研修で使用したワークの回答をWebに入力してもらい、単純に文字数で並べただけです。最小値の15は異常値だとしても、二極化している感じ。

同じ研修を3年前(2022年)に実施した際のデータがこちら。

2022年:対面で実施をしたA研修

お、落ちてる・・・
平均が3割も落ちてる・・・

スラムダンクより

そこにいた全員が、こんな感じでした。

▼なんでこんなことが起こっているのかを勝手に考える

この報告会が終わった後、他の会社でも同じ傾向があるのか調べてみました。
・全体的に入力文字数は少なくなってきた
・ただ、書く人はものすごい量を書く
という会社は他にもありましたので、この会社特有の事象ではなさそうです。
思考レベルの差が広がってきたのかな、特に若年層。
〔 ただし、CGCを実施しているクライアントはその限りではない 〕

そもそも、知らない・書けない・考えないのでしょうか…。

時代が大きく変わり、便利なツールもたくさん出てきました。昔のような煩雑なことはなくなり、automaticallyな時代になってきたからそんなに覚えることも知ることも必要ないのかもしれません。すぐに検索すればある程度の答えが出てくるし。

あとはやっぱりゆとり教育の弊害なのかもしれない。
子供たちの”心のゆとり”や”個性”は、突出した人材を創出した。
大谷翔平さんやヨーロッパで活躍する若い日本人サッカープレイヤー。バスケでも若い芽がどんどん育っている。
反面、やりたければやる、やりたくなければやらなくてもよい、といううがった個性尊重の考え方は、二極化と甘い風潮をも生み出したのだと思う、結果として。

好きなことしか頑張らない人が、本当に増えた。

これが良いのか悪いのかは、人それぞれ/会社それぞれの方針があるので、問題提起までに。

文明が発達する分、人類はどんどん退化していくのかなぁ。

▼時代錯誤で古いと思われるかもしれないし色々考えたけど、やっぱり自分で考えることは大切

だと、僕は思いました。いくらツールが発達しても、自分のイメージしていることや考えていることを相手に伝えることや表現することは、人の成長としての根幹だと考えています。

便利な世の中になってきました。研修も例外ではありません。
ただ、僕らが扱う研修は面倒くさくて大変で、苦しくて人気がないかもしれないけど、考えること・言語化する力・outputに重きを置いて、一人一人の成長に寄与できるような研修やコンテンツを提供していこうと改めて思い、新年のご挨拶とさせていただきます。


ちなみに、オンライン研修をあまりお勧めしない理由はこちら。


2021年:コロナのためオンラインで実施をしたA研修

オンライン研修は対面研修の半分~1/3の機能しか発揮していない可能性がある、ということ。

ジョジョの奇妙な冒険 より

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