京都散策、八坂神社～清水寺

2020年7月4日 20:31

京都を散策してきました。
朝の9時に家を出発して、18時過ぎに帰宅。関西に住んでいると京都は日帰りお出かけスッポットです。

京都散策コース

阪急電車の京都河原町駅を下車して、四条通のお店をぶらぶら眺めながら、八坂神社でお参り。円山公園を一周してから二年坂、三年坂をのんびり歩く。清水寺を見物して五条経由で京都河原町までのコース。他に叡山電車で寄り道してきたので、それがなければ、ゆっくりまわれるコースです。
寄り道を除けば１万歩程度のコースかと思います。

そしてこの、寄り道こそがメインミッションだったはずなのですが・・・

今回のミッションはこれだ！

・二年坂、三年坂が好き
・美味しいうどんか蕎麦を食べる
・唐辛子付きせんべいを食べる
・みたらし団子を食べ歩く
・京都本店のラーメン店で食べる
・八坂神社と清水寺

神社仏閣は付け足しではないかという疑念はさておき、タイムスケジュールに従ってミッションスタートです！

八坂神社と円山公園

天気は曇り。午前は青空も見えていましたが、太陽はほとんど雲の中。おかげで気温の割に快適に散策することができました。

八坂神社の裏手にある円山公園。なにやらカメラを担いだスタッフがいて和服の関係者をインタビュー。ああ…話題は祇園祭のアレね、やれやれ。撮影を横目に、池の鯉とたわむれて（つもり）もみじの枝ぶりと桜の葉を眺めて楽しみます。

八坂神社のお参りもそこそこに、さっそく目当てのお店へ。朝食はもちろん食べていません。

清水寺の様子

なんとも人のいない清水寺は寂しいものでした。今がチャンスとばかりに舞台部分は大規模工事中。（すみません、言い方）
人が写り込まないので写真はとりやすいですが、曇り空と相まって少し恐ろしげな感じもします。清水寺の名物「胎内巡り」は当然休止中。

そして計画は最終ミッションへ！

メインミッションの失敗

改札がない系の（なんか失礼に聞こえたらすみません）叡山電車に乗って、結構な距離を歩いてミッションの地へ向かいます。目的は京都発祥の全国にチェーン展開するラーメン店の本店。

事前に営業時間などをチェックして・・・いたはずが、まさか改装のため臨時休業！看板を見つけたときのハイテンションから一気に絶望の淵へ。駅の乗り換えに迷ったこと、改札がなくて困ったこと。開かない電車の扉の前で立ち尽くしていてアナウンスに教えられらこと。これまでの道中の艱難辛苦の出来事が思い起こされます。

しかし人生は続く。
「かならず…かならず戻ってくから」そう心のなかで誓うと、店をあとにしました。

旅行で高まるレジリエンス

旅には大小さまざまなトラブルがつきものです。深刻な場合を除き、それが旅の思い出にもなります。

ちなみ、本店休業で（心のなかで）泣き崩れたあと、すぐにあきらめて、支店をめざしました。本店でなくてもまあいいか。代替案です。ところが、そこもまさかの休業！予定外の予想外です。しかし諦めません。すこし離れた別の店舗へ。ここは営業して…る！ようやくお腹を満足させることができ、一応ミッション完了としました。

旅先でトラブルが起きると、多くの人は自然に代案や解決策を模索します。本能的に、「旅先ではどうにかして先に進まなくてはならない」とわかっているからかもしれません。旅行のためにそれなりに準備をして計画を立ててきたはず。目的は楽しむこと。無事に帰宅して楽しかったね、というのがゴールだとみんなちゃんと知っているのです。

旅行することでストレス耐性が高まるという研究を何かで読んだことがあります。上手くいかないことがあっても、今回のように「乗り越えるという体験が比較的容易にできる」のが旅行です。過去の旅行の思い出をたどると、多くの人がトラブルとその時の対処について、すぐにいくつか思い出せるのではないでしょうか。

こうした問題にぶつかったときの耐性を、レジリエンス（しなやかさ）といいます。もともと弾力性を表す物理の用語だったそうですが、現在は心理学でよく耳にします。多くの人は、普段の繰り返しの日々や様々なしがらみ、疲労や感情によってレジリエンスが低下してしまいます。ストレスをしなやかに受け流す力が弱くなってしまうのです。

ちょっとした「旅」にでることで、普段のストレスに対するしなやかさも高まり、美味しいものも食べられて、お腹もココロも満足できます。ちょっとした旅行に出かけて、レジリエンスと高めてみてはいかがでしょうか。

ミッションは完了してはいません。次回、達成報告にご期待ください！

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