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#13 コーチングアウトプット(As Is, To Be応用編)

参考/引用本=図解ポケット コーチングの基本とツボがよくわかる本(土岐 優美 著)

日々、コーチングを仕事に活かすことができて成長を感じています。さらに学び、成長し、結果を残していきます。

今回は、コーチングセッションの流れの②に当たる、「現状と課題点の把握」について共有いたします。①では、明確な目標設定の方法について学びました。ポイントは、クライアントとの5W1Hの質問とチャンクダウン、チャンクアップの活用でしたね。

明確な目標設定の後は、目標に対する現状の姿と課題点についてクライアントが把握しなければ、前に進むことができません。

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理想と現状を把握し、理想に近づく為の課題点を抽出するというプロセスは以前ご紹介した、「As Is, To be」というビジネスフレームワークです。
まだご覧になっていない方は、以下のリンクよりご覧ください。

(上記のビジネスフレームワーク図鑑にはコーチングに活かすことができるフレームワークが多く掲載されているのでおすすめです。)

①現状を把握する

まず、クライアントの現状を把握するためには、クライアント自身が客観的に自身について考える必要があります。客観的に自信を見つめるためには以下の2つの方法があります。

・他者からの客観的な事実を伝えてもらう。(親しい友人や会社の同僚が望ましい)
・0秒思考で短時間で理想に対しての現状を紙に記入。(現状の見える化)

(0秒思考に関しては以下の書籍に詳しく記載されています。0秒思考を生活に取り入れることで、何事に関しても即行動できるようになり、また、自身のストレスも軽減されました。)

コーチングの場合、クライアントの中に答えがあるという考えのもと進めていきます。

例)
「理想に対して現状は何点かな?」(クローズドクエスチョン)
「他者から聞いた自身の姿と自信が考える自身の現状とにギャップはあるかな?」

②課題点を抽出する

現状(As Is)を把握できたら、課題点を考えましょう。理想に対して何が足りていないのか?何をすれば理想に近づくことができるのか?

例)
「その点数の理由は何かな?」(オープンドクエスチョン)
「それ以外の理由は思いつくかな?」(拡大質問)
「より具体的に聞かせてもらってもいい?」(具体化)

もし、課題点がたくさん出てきた場合、整理しやすいように「要約」しましょう。
課題点の中でもクライアントにとって最も重要な課題に絞り込むことで、効果的に改善し、理想に近づくことができます。

また、課題を抽出していると、「環境」「他人」に問題があるということもあるでしょう。

その場合、環境に問題があるとして、もし原因の一部にあなたがあると考えると何が思いつきますか?

という話し方をすることで課題がクライアントにとっても自分事として捉えられるようになるでしょう。

今までのコーチングアウトプットでご紹介してきた内容が多く出てきました。実施したら実施しっぱなしではなく、過去を振り返り、組み合わせることでより効果的にコーチングを実施することができるようになります。



最後までお読みいただき、誠に感謝致します。 よろしければサポートをお願い致します!今後、プロコーチとしての活動(CTI受講料/コーチング資料購入)に活用し、みなさまにアウトプットさせていただきます!