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建国・外交を繰り広げる『ザ!鉄腕!DASH!!』から目が離せない —— 7月に観たテレビ

『ザ!鉄腕!DASH!!』といえば、TOKIO の皆さんが農業に精を出したり、海岸を再生したり、地域活性のお手伝いをしたり、というイメージがあるかと思います。しかし、最近では単なる自給自足や触れ合いに留まらず、そのベクトルがまたひとつ面白い方向に回転し始めていて、目が離せません。

「DASH 島 反射炉 880 日の記録」(2019年7月28日 放送 / 日本テレビ)

名物コーナーのひとつ「DASH 島」。TOKIO が無人島を開拓しながら、豊かな自然の恵みや脅威に触れていきます。小屋を建てたり、塩をつくったり、柑橘を育てたり、海産物を最終したり、人力のトロッコを引いたり。はじめはまさに「開拓」というようなトピックが多かったのですが、最近のホットな話題といえば「世界遺産の反射炉を再生する」という企画です。

反射炉というのは、反射熱を利用した高温の窯で、クズ鉄などの金属を成形できるように溶かすためのもの。番組で度々紹介される「韮山反射炉」というのが、日本で最後に使われていたのが江戸時代のことで、現在は世界遺産に認定されているといいます。

その「世界遺産」を自分たちの手で島に建設しするというのがこの反射炉プロジェクト。農具や工具を作るだけでなく、機関車や船をつくる構想もインサートされ、もはや開拓や自給自足の域を超え、国づくりの域なのでは、と‥‥。

7/28, 8/4 の放送ではこの反射炉がついに稼働ということでその「880日の記録」をたっぷり紹介(といっても2年半かけておいて通常回!)。自分たちで木の足場を組み、4万枚のレンガを手作業で積み、煙突をたて。そして鉄の溶解は叶わなかったものの、アルミを溶かすことには成功し、島の産業革命に一歩前進したのでした。

「新宿 DASH 福羽いちご」(2019年7月7日 放送 / 日本テレビ)

そしてもうひとつ、7月の放送で面白かったのが「新宿 DASH」。東京都新宿区、高田馬場の大学の屋上に、絶滅危惧種の生き物が住みやすい環境を作っているプロジェクトです。

この回の放送では、日本のいちごの原種「福羽いちご」を育てようという話題に。国産第1号のいちごで、「新宿御苑」の特別施設で管理され育てられています。施設に訪れた TOKIO がいちごの株を譲り受けようとすると、担当者が十株以上をあっさりと譲渡。これが、国から農業の有識者として認められる彼らの実力‥‥。

その後いちごは、新宿 DASH ベース基地のビオトープを活用したプランターでしっかりと育ち、来年分の繁殖にも成功。

一体どこに向かっているんだ、というツッコミをするのももはや無粋な域な DASH 。今後の展開も楽しみです。

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89年生まれのデザイナー。テレビ、音楽、インターネットが好きです。
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