ビジネススキル! マーケティングからリスク管理編
ガイドを始めようと思う貴方がビジネスとして
必要なスキルを紹介します
すでにガイド活動中に方にも役立ちます
私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です
ビジネススキル!
マーケティングからリスク管理編
<目次>
1マーケティング
2数値計算
3リスク管理と対処
4イノベーション
1マーケティング
マーケティングについて学習しましょう
◇マーケティングの知識
「マーケティング」とは、どのお客様に自分
たちの商品(サービス)をどのように提供し
ていくかを考え、売れ続ける仕組みをつくる
ことです
又、見込み客を効果的に集めることです
(効果的に情報を届け、参加してもらう)
つまり「売り続ける仕組みをつくること」
(商売はマーケティングが9割)
「市場」とは「既存客+新規客」となります
ある程度の既存客と新規の客が必要です
●1:5 の法則
新規客に対する販売コストは既存客の5倍
かかる
●5:25の法則
既存客の離脱率を5%抑えると利益の
25%が改善される
KFB(key Buying Factor)最重要購買決定要件
(その商品・サービスを選ぶ決定打)を考える
KFBは属性やライフスタイルによって異なります
「属性」 年収 地域 職業 年齢 など
「ライフスタイル」
起床時間 時間の使い方 趣味 食の嗜好など
◇ターゲット(絞り込み)の必要性
現状では人々のライフスタイル・属性・ニー
ズが多様化しています
以前までの旅行会社パッケージツアーによる
不特定多数、量販募集においてはビジネスに
おいて限界が来ています
(集客数が少なく催行されない)
特に、小規模事業者においては効果的な集客
をするための必要なことがターゲットを絞り
込むということです
まずはターゲットを明確化することで、その
ターゲットに合わせたサービスメニュー
体験内容、効果的な広告媒体、効果的なセー
ルスコピー、効果的な制約決済システムが展
開可能となるからです
◇現状のダークサイド
現状では経験や登山実績で有名なガイド、
技術的に優れているガイドでありながらも
ただ待っていてもお客さんはやってきません
(集まりません)
こちらから効果的に情報を配信する仕組み
(情報配信のスキル)、その情報の内容がお
客様の心を動かすような広告文(広告・宣伝
のスキル)、それを可能にするITスキルが
必要となります
マーケティングは多面的な知識とスキルが
必要です
2数値計算
検証のための数値計算を実行しましょう
◇数値計算の知識
「数値計画」とは事業計画の内容を数値
(数字)で表現することです
<方程式>
利益 = 収益 − 費用
売り上げ = 客単価 ✖ 客数
売り上げ
= 買い上げ平均単価✖買い上げ点数✖顧客数
✖購買頻度
◇数値計算しなければならない項目例と
エビデンス(検証)例
・長期目標 (10年後の売上目標金額)
・年間売上目標〇〇円 達成率〇〇%
・年間集客数 〇〇人 達成率〇〇%
・年間稼働率
・平均客単価
・参加者の年代別データ
・参加者の男女比
・リピート率
・上記の月間別 など
◇ガイドで売り上げを上げる9の方法>
□できるだけガイド料を高額にする
□できるだけ高い商品(サービス)を申し
込むお客にする
□一人のお客様にできるだけたくさん参加
してもらう
□お客様が仲間を連れてきてもらえる
□お客様が新規のお客様を連れてきてもらう
(紹介してもらう)
□これまでと違う商品(サービス)にも申し
込んでもらう
□参加頻度(来店頻度)を早めてもらう
□成約率(確実に参加してくれる)を高める
□季節変動をコントロールする
(シーズンものの企画提案)
◇現状のダークサイド
現実的に小規模事業者は現場で活躍するため
数値化の作業は面倒くさい
事業内容を数値するには「少し勇気」がいる
3リスク管理
リスク管理についての考え方と対処法です
◇ガイドビジネスに潜むリスク
(ガイディングにおけるリスクは省く)
・持続運営可能か?(倒産のリスク)
・十分な売上を確保できるか?
・負債を抱えないか?
・資金繰り(キャッシュフローのリスク)
・参加者や手配ガイドのアクシデントの
リスク
・自然災害の影響のリスク
・自分の健康へのリスク
・家族環境におけるリスク など
◇ガイドビジネス起業におけるリスク
・十分な運営資金を確保できるか
(融資が受けられるか?)
・運営資金がなくならないか
(お金が続くか?)
・しっかりとした組織運営ができるか?
(やっていけるのか?)
・お客が集まるか?
(集客できるか?)
(法人相手としては契約が折れるか?)
・法人的な職務が遂行できるか
(決算、帳簿、保険届け出など)
・その他事件に巻きまれないか?
(騙されないか?) など
◇予防と対処法
ビジネスにおける予防策は「当たり前のこと
を当たり前にやる」という事になります
ビジネスにおける対処法は「起こってから
最善の方法を選択する」(ベストを尽くす)
◇現状のダークサイド
そもそもリスクのないビジネスはありません
ビジネスはリスクはあるが「リターン」が
大きから挑戦するのです
(ハイリスク・ハイリターンです)
そこでよっぽど仮説(自分)に自信がある
人しか挑戦しません
またこの自信については
「根拠がないのが普通です」
「根拠のない自信」を持つことができる人
がビジネスをスタートできます
根拠のない自信とは
「なんとなく成功すると思う」という感情です
「リスクを恐れて行動しない事が最大の
リスクです
4イノベーション
事業を継続するための変革・革新の必要性
についてです
◇イノベーションの知識
「改善」とは何らかのより良い方へつくり直
す(やり方を変える)という事です
イノベーションとは何かをつくり直すのでは
なく、「全く違うものを作る」という事にな
ります
ただし0から1を生み出すのではなく、これ
までの経験や知識を生かし新たな発想と柔軟
性で、新たなアイディアや価値を創出する事
です
革新的とは今までにない事(みんなが驚く事)
です
変革とは大げさに言うと、業界(世界)や
人々の暮らしを変えるという事です
◇「なぜ、イノベーションが必要なのか?」
インターネットやIT技術の進歩により、ラ
イフスタイルや社会の変化スピードが劇的に
早いからです
例えば昨年ヒットした製品が翌年には全く違
う製品が生まれ人々が購入する
そのヒット商品についても売れる時期はほぼ
数カ月です
イノベーションを生み出し続けない限り、
事業は継続できない
(イノベーションできない法人・大企業も
存続できない時代である)
ライフスタイルも商品サイクルも早いので企
業の平均寿命は5年であるという経済産業省
の発表(データ)があります
◇ガイドビジネスにおけるイノベーション例
・ドローン活用のレスキュー技術
(すでに実用化)
・スマホ掲載GPSやビーコン
(すでに実用化)
・スマホ活用の自然解説や歩行アドバイス
・室内でのバーチャル登山
(コロナの影響ですでに実用化)
・ガイドにおける全く新しいサービス
・山のガイドの他エリアの進出
・ガイドによる他のサービス業務
・高齢者への専用サービス など
「ガイドビジネスにおけるイノベーション
の可能性は計り知れない」
◇イノベーションを生み出す技術
「柔軟性」と「課題の創出」そして
「知識量の拡大」となります
「貴方ならきっとできます」
E N D
・・Just Do It・・
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