さとる
「カムカムエヴリバディ」完結、命のつながりに感謝する
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「カムカムエヴリバディ」完結、命のつながりに感謝する

さとる

そうだ僕は僕だけで
出来てるわけじゃない
100年 1000年前の遺伝子に
誉めてもらえるように
いまを生きてる
この生命で いまを生きてる
今日も生きてく

生きてる生きてく/福山雅治

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」完結

 大学生になってから、NHKの連続テレビ小説(いわゆる「朝ドラ」)を見るようになった。朝ドラはだいたい子役パートから始まり、毎日15分の放送がおよそ半年間続く。長い時間をかけて、ヒロインの一生を見届けられるというのが、朝ドラの魅力だと思う。最終回の放送後に得られる充実感は、1話から見続けた人だけが味わえる特権だ。

 先日「カムカムエヴリバディ」が幕を閉じた。「カムカムエヴリバディ」では、朝ドラ史上初、3人のヒロインによる100年間の歩みが描かれた。従来の朝ドラより、物語のタイムスパンが長かったこともあり、最終回後の充実感は特別で、未だに余韻が残っている。

僕は僕だけで出来てるわけじゃない

 3世代にわたるこのファミリーヒストリーを見守りながら、「命のつながり」について思いをはせることが多かった。当たり前のことではあるけれど、両親がいたからこそ自分は生まれてくることができた。さらにはその親、またその親と、祖先を遡るときりがない。

 今年の春から学生寮を出て、本格的な一人暮らしを始めた。買い物も、料理も、掃除も、洗濯も、ごみ出しも、全て自分でやるようになって初めて、今までどれだけ親に頼っていたのか思い知る。

 感謝しなければいけないことは他にもたくさんある。浪人するのも、東京の私立大学に進学するのも、めちゃくちゃお金がかかるのに認めてくれた。離れて暮らす今も、自分のことを気にかけてくれていている。それに自分だけでなく、兄と姉も育て上げたことを考えると、親というのがとてつもなく偉大な存在に思えてくる。

親に対する恩をどう返せばいいのか

 人から受けた恩は別の人間に返しな。でないと世間が狭くなるよ。厚意とか思いやりなんてのは、一対一でやりとりするようなもんじゃないんだよ。それじゃあお中元やお歳暮と一緒じゃないか。あたしやカンちゃんにしてもらったことが嬉しかったのなら、あんたも同じように見知らぬ他人に善行を施すのさ。そういうのが沢山重なって、世の中ってのはだんだんよくなっていくんだ。

遠島けい/護られなかった者たちへ

 親への恩をどう返せばよいのかということを、最近よく考える。必ずしも、親に対して何かをしてあげるという形でなくてもいいのかもしれない。親にしてもらったことを、自分の子どもにもしてあげること。教師になって子どもたちの成長に携わること。それも「未来に向けた」恩返しだ。

 でもやっぱり、親への感謝の気持ちは、伝えられるうちに伝えておきたい。もうすぐ母の日なので、ちゃんとありがとうと言おうと思う。そして何よりも、自分の命を大切にして、いまを元気に、一生懸命過ごす。それを続けていく。このことが、命をつないでくれた親への恩返しになるし、未来にもつながっていく。

こんな僕の人生の
いいとこやダメなことが
100年先で頑張ってる遺伝子に
役に立てますように
いまを生きてる

生きてる生きてく/福山雅治


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