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青年海外協力隊の最終報告会を終えて


こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。


先日、青年海外協力隊の最終報告会を行いました。2年間の活動の集大成として、活動内容や自分自身がやってきたことをまとめて、事務所の人たちや配属先の人たちに向けてプレゼンをするというもの。

通常であれば任期を終える隊員は現地のJICA事務所で最終報告会をするんですけど、今は状況も状況なのでそれはさすがに無理。ということで、今回はオンラインでの最終報告会でした。


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オンラインでの最終報告会って、JICA史上初めてなんじゃなかなと思ったりしています。


ということでオンラインで最終報告会をやったわけですが、それを終えた今の率直な感想を言うと、めちゃくちゃホッとしてます

報告会をやるにあたって協力隊としての2年間の活動を結構振り返ったわけですけど、まぁ本当にいろんなことがありましたね。


派遣されたばかりの最初の頃はスペイン語が全然ダメで苦しんだり、
定休日がなくて1ヶ月くらい休みなしで活動してたり、
大学連携事業の一環でボリビアにきた学生の活動の通訳したり(通訳めちゃくちゃ難しい)、
夜中に猛烈な腹痛と吐き気に襲われて1時間くらいトイレに籠ったり、
言うことまったく聞かない5歳児たちに振り回されたり、
大統領選挙でボリビアの治安が悪化して40日くらい何もできなかったり。



今となっては、全部懐かしい思い出。

本来であれば今月6月末までボリビアで活動している予定だったんですけど、コロナの影響で3月の半ばにはもう日本に帰ってきました。大統領選挙による治安悪化といい、今回のコロナといい、イレギュラーな出来事がたくさん起きた2年間でしたね。

もちろん最後までボリビアで活動できなかった悔しさや無念はありますけど、でもこうして無事に任期を終えることができてよかったです。


ボリビアでぼくが関わってきた子供たちが、サッカーを通して何か少しでも学びを得たり日本の良さやサッカーの素晴らしさを感じ取ってくれていたら嬉しいです。


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もちろんぼくが彼らになにかを与えるだけじゃなくて、ぼく自身もボリビアの人たちからたくさんのことを学ばせてもらいました。日本からきた若造を家族のように扱ってくれたし、なにか困ったことがあったらすぐに助けてくれたし、夜遅くまでひたすらビールを飲んで話し合ったこともあったし。


割とすんなり異文化に入っていくことができたので、「俺って異文化理解力とか適応力って高いんだなぁ!」って思ったこともありましたが、よくよく考えてみると現地の人たちが「すんなり溶け込めるように」徹底的に手助けしてくれていたからだなと感じます。

多分彼らの助けがなかったら、もっといろんな場面で苦労していたことは間違いありません。


JICAボランティアとして「何か少しでも現地の力になりたい」と思って現地へ飛び立った2年前。もちろん少しは現地の子供たちのサッカーレベルや人間力の向上に貢献できたとは思いますけど、ぼくが与えたものよりも「現地の人から与えてもらったもの」の方が大きいなと。


あらためて、現地で2年間一緒に活動した同僚や選手たち、そしていつも支えてくれていたJICAのスタッフのみなさんに感謝したいです。

ありがとうございました。




ということで。これにてJICA海外協力隊としての活動はすべて終わりました。

これから次のステージへと進んでいくわけですが...
なにをするのかはまだ正式には決まっていないので、今の段階では進路について伝えられることはありません。


ただなにをするにしても、2年間の協力隊生活で得たものをしっかり活かしていこうと思います。帰国後の社会貢献や情報発信も、隊員の大切な活動の一つですからね。


まぁそういうわけで、遠藤暁の「青年海外協力隊編」はこれにて終わりです。

でもまだまだ人生は続くので、これからも自分らしく全力で生きていこうと思います。

それにしても、いい2年間だったなぁ!!

協力隊、本当に楽しかった!


遠藤暁のこれからの人生もお楽しみに!

それでは今回はこの辺で!!



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