ウルトラマンオーブから考える中間指導の大切さ【特撮感想部】
こんばんは、"もっちゃん”です。
記事に興味をもってくださり、ありがとうございます。
お盆期間に入り、順調に特撮の視聴がすすんでいます。
息子はウルトラマンオーブが一番ハマっているらしく、そこを中心に見続けています。
大人でもハマる、なんともステキな作品だと思います。
今回の話は、前半の総まとめ的な感じでしょうか。
◯今回観た作品:『ウルトラマンオーブ 第13話 心の大掃除』
全25話ということなので、ちょうど半分になります。
まだ半分なのか、という充実具合に驚きつつ、
もう半分しかないのか、という焦燥感に駆られつつ、
楽しみながら見てしまいました。
◯概要
SSPのオフィスを片付けながら、各話で出てきた妙なアイテムのようなものから、それぞれの話を回想していく流れになります。
◯雑感
内容としては、これまでの話の整理的な感じです。
だから、特に新しい展開があるわけではないし、新しい敵が現れたりするわけではありません。
ただただ回想しながら、それぞれの位置付けをはっきりさせていく、といった感じでしょうか。
新鮮さは感じなかったものの、これまでの話をスッキリ整理してもらった感じがして、また新たな気持ちで次の話から臨めそうな気がします。
新しいことはなくとも、
これまでのことを位置付けを確認しながら見直していくことで、
次に見ていくべき点がはっきりしたように思います。
◯後半への布石
非常に貴重な1回分の放送だと思いました。
リアルタイムで見ているとすると、放送開始から3ヶ月程度たった頃でしょうか。
少しずつダレ始める時です。
そんな中、それまでの振り返りというのは、とても大切なことかと思います。
なにげにウルトラマンオーブでは、それまでの話を回想的に用いていくことが多いように思います。
(例えば第7話では、過去を振り返りつつ予知夢に触れています。)
この演出はとても重要だと思います。
子どもを対象とした時に、いろいろなことを記憶に定着させる。
ウルトラマンオーブについての知識的な定着をはかるために、重要な計らいではないでしょうか。
◯授業における中間指導
職業病でしょうか、授業のことを考えてしまいました。
ウルトラマンオーブでは、ちょうど中間地点でこのような1話を挟んでいます。
その機能については上でも記述した通りですが、
これは、教員が授業でも心がけていることではないでしょうか!?
授業中、活動の中間あたりで、
現在の活動の目的を確認したり、
子どもたちの思考を本筋に戻すような問いかけをしたり、
ついていけていなさそうな子どもに声をかけてみたり、
なんかウルトラマンオーブの製作陣の配慮と似ていると思います。
今回のウルトラマンオーブを見て、
中間指導の重要性を
身をもって確認できたように思います。
こういう特撮の製作陣には、きっと子どもに関するスペシャリストが一緒に考えているのでしょうね。
すばらしいと思いました。
◯後半戦が楽しみになる!
こうした中間指導の一番のねらいは、
「後半戦へのモチベーションを高めていく」
ということだとも思います。
今回私は、見事にウルトラマンオーブの製作陣の術中にハマっています。
全体の流れにメリハリをつけるだけでなく、後半への勢いをつけられるような中間指導をいしきしていきたいものです。
そんなことを考えた作品でした!
子ども向け番組は、授業を含め、子どもを相手にするときに生かすことができそうなポイントが詰まっていますね。
それを身をもって体感できるという意味でも、とても面白く感じています。
また見よう。
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