あなたは、『本当の自分の人生を生きていますか…？！』
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ある女性と和尚のはなし
(女性)
和尚さん…
私の、「息子」すごく良い子なんです。
一度も、反抗期もなかったし、言葉も私に気づかって丁寧なんです。
『すごく優しい子なんです。』
でも「彼の心」は、第一感情から、すぐに第二感情に変えて、「花束のような言葉」に変えている気がするんです。
私は、彼から本気の「クソババア」と、言われたいんです。
彼の、「心の底」の本音を聞きたいんです。
彼は、彼の『本当の人生』を生きていない感じがするんです。
私は、彼に『本当の彼の人生を生きてもらいたいんです。』
私は、どう「彼に」接したらいいか分からないんです。
何かアドバイスをもらいませんか…？！
(和尚)
そうじゃな…分かりました。
今のそれ、あなたの『素の心』の声なんじゃ…！
あなたは、『本当の人生』を生きてないと言ったんじゃ…！
彼は、あなたの「❈心ちゃん」のままなんじゃ…！
あなたの『心の合わせ鏡』なんじゃ…！
あなたが、『本当の自分の人生を生きていないんじゃ…！』
(女性)
えっ…わたしですか…？！
(和尚)
そうじゃ…
あなたは、「冷静沈着」でいいんじゃが…
なぜか、「心」がシラーとしているんじゃ…
なぜか、「人生を諦めている」感じがするんじゃ…！
あなたは、「自分の人生を諦めた時」は、ないですか…？！
『感情』を出さなくなった、「事件」とかないですか…？！
(女性)
あっ…あります…！
中学生の時に、父親に反抗したら、父親から殴られて、二階の階段の上から足で蹴られて、そのまま下まで転げ落ちたんです。
そして、家の外に連れ出されて、水をかけられて「水びたし」になって、家から出ていけと言われたから、真冬の夜だったんですけど、家を出たんです。
とりあえず行くとこもないから、近くの公園で、風の当たらない所で、ガタガタ震えて、うずくまりながらいたら、明け方に母親と弟が迎えに来て、「お父さん」に分からないように、静かに家に戻ったんです。
それから「お父さん」から、『俺の言う事を聞け…！』と言われて、わたし、『自分の人生を諦めたんです。』
それから、「お父さん」に気をつかって、言う通りにして来たんです。
自分で、『選択』しなくなったんです。
それから「感情」が出なくなった感じです。
(和尚)
そこですね…！
あなたは、今も「お父さんの世界」で生きているんです。
あなたは、「本当の自分の人生を生きていないんです。」
(女性)
そうですね…
いつも「父親」の顔が浮かんできて、耳元で「俺の言う事を聞け」と、「幻聴」が聞こえてくるんです。
すごく嫌なんです。
(和尚)
それは…
あなたが、まだ「父親の世界」で生きているから、「幻聴」が聞こえるんじゃ…！
そろそろ、『本当の、あなたの人生を生きようか…！』
じゃ…「心ちゃん」出て来て…・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・はい、終わりました。
これからは、『あなたの世界』で生きてくださいね…
自分で、『自由に選択』して生きてください…
❈自分の人生を愉しんでね…！！
(女性)
はい…
わたし、やっと『自由』になれました。
なんだか、「心の緊張」が解けて、眠たくなってきました。
ずっと、『心』は緊張していたんですね…
和尚さん…
ありがとうございました。
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