人は自分が『見たいもの』ばかりを見ようとする

コロナ騒動にまつわって、
世の中の人たちの多くが、

ネットなども活用して、
いろんな情報を収集する、

という流れが生まれてますね。

YouTubeを見ても
Facebookを見ても、

Twitterを見ても、
（Twitterはネガティブな空気感が
　鼻につくので僕は見てませんが）

いろんな人たちが積極的に
情報発信するようになってます。

この流れ自体は歓迎すべき
ものなんですが、

まだまだ多くの人は、
『情報の扱い』に対する

リテラシーが低いので、
負の側面も結構出るのかな、

と感じてます。

情報発信者が増えて、
ネットのインフラによって、

たくさんの情報に触れられる
ようになったのはいいことですが、

情報を選別する目がない人に
とっては、ノイズ情報が多く、

かえって混乱を招いたり、

自分の人生の質を上げること
にとって重要度の低い情報や、

むしろマイナス効果のある
情報につかまってしまいやすい、

ということです。

ちょうど先日、YouTubeで
こういう講義を公開しました。

知らないことは創造できない【知識は創造の源泉】

掘り下げて考えれば
『当たり前』のことなんですが、

この辺りのことを
きちんと認識してる人が

かなり少ないと思います。

『知らないものは創造できない』

のと同時に、

『どんな情報をインプットするのか？』

で、

『自分が生きる世界がどんな場所なのか？』

が決まる、

ということも言えます。

そして今は、

『情報の自由化』
『情報経路の多様化』

によって、

人々は、

『自分の見たいもの』

ばかりを優先的に
インプットできる環境です。

ゴール設定をしてる人、
自己理解のレベルが高い人、

自分の魂が何を望んでいるのか？

をきちんと知っている人
にとっては、

とてもいい環境だと言えますが、

多くの人たちは、
まだその意識レベルにまで
達していないので、

『目立つ情報』とか
『目立つ人が発信してる情報』とか、

感情の奴隷になって、

『自分の感情を正当化してくれる情報』

ばかりを
インプットするようになります。

インターネットは
増幅装置でもあるので、

正しく使えば、
望ましい方向に増幅できますが、

『力の使い方』を知らない人が
使うと、力を誤った方向に
暴走させてしまう、

という側面もあります。

何にしてもやっぱり、
土台の【ゴール設定】が大事で、

自分の軸をしっかりと
創り上げておくことが求められますね。