パキシルを服用した感想
抗うつ薬を変更した
先日、精神科での診察があり、抗うつ薬が変わりました。これまではジェイゾロフトを25ミリ飲んでいたのですが、パキシルCR12.5ミリに変わりました。
今回はパキシルを飲んだ感想を書いていきたいと思います。
効果が強いが副作用も強い
パキシルを夕食後に飲んで寝たところ、翌日の朝の目覚めが最高に良かったです。ただ、起きた後に悪寒みたいなものがして、あまり自分には合っていないのかなと思ってしまいました。
さらに、2日目以降はパキシルを飲むとパニック発作が起こりそうになることが増えました。
夕食後にパキシルを飲むと、吐き気と、その場にじっとしていられない感じがしてしまうのです。
これはジェイゾロフトを50ミリ飲んだ時も同じ感じがして、ジェイゾロフトを断念した理由の一つでした。
おそらくパキシルも自分の体質に合っておらず、焦燥感が出てしまったのだと思います。
パキシルはSSRIの中では最強の抗うつ薬と言われていますが、確かに初日は頭がスーッと軽くなるような感じがしてその効果を感じました。
しかし、それと同時に副作用も大きいように感じました。セロトニンに対する効果が強すぎて、セロトニン症候群のような症状が出てしまったのです。
サインバルタの方が認容性が高い
私の体験としては、以前に飲んだことのあるサインバルタの方が認容性が高いように感じました。
認容性というのは高容量飲んでも副作用が出ることなく飲める量のことです。
パキシルの場合はセロトニンに対する効果が強すぎて、私には合っていないように感じました。
セロトニン選択性が強い薬にありがちな鎮静効果は少ないものの、セロトニン症候群のような焦燥感が出てしまいやすいのは致命的だと思います。
逆にサインバルタはセロトニンとノルアドレナリンのバランスが良いので、高容量飲んでもセロトニン症候群のような副作用が出にくいと思います。
その代わりにノルアドレナリンに作用するので、人によっては尿閉のうような副作用が出ることもあります。
しかし、最低容量である20ミリグラムからゆっくり増やしていけば副作用が大きく出ることは防げると思います。
パキシルの場合は最低容量でも副作用が大きく出てしまったので、私には耐えられませんでした。
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