フィンセント・ファン・ゴッホの軸

ゴッホと言えば、大胆な色使いをする絵で、日本人にもなじみの深い画家。彼が日本の浮世絵から影響を受け、模写をしていたことは有名な話です。

「ひまわり」に代表される明るい色調と、絵の具を多用する独特の作風。今ではポスト印象派を代表する画家として有名ですが、その作風が認められたのは、死後50年くらい経過してからだとか。

そんな彼ですが、こんな言葉を残しています。

「私の使う色彩は、リアリティに依るのではない。それは私のパレットに依るのだ」

リアルな、世の中にあふれている色彩を使って絵を描いているのではない。自分というフィルターを通して、新しい視点で、自分の心の中にある対象を解き放っていくのだ、と言っているように聞こえます。

私たちは、スマホが生まれた時から存在するスマホネイティブの時代、多くの情報を入手することができるようになり、自然と自分向けにフィルタリングされた情報の中で、世の中に同調することを強いられて生きているような気がします。それは、枠にはめられたようで、生きづらいのではないか。

ゴッホの言葉は、自分の軸、価値観として、自分のパレットを持つことを勧めているように思えます。世間がどう思おうと、自分の色をパレットに載せて、自由な色彩で絵を描く。そこから自由な自分らしい人生が始まるのかもしれません。
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このnoteでは、生きていくことにあたって、何があっても、自分に揺らぐことのない力を与えてくれる、企業においては他社と差別化して、顧客との約束を築くことのできる”軸”についての気づきを得られることについて書いていきます。

#自分軸 #自分軸を育てる #個人ブランディング #自分は何者か



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