見出し画像

『もう迷わない! 最新版 印刷用入稿データの作り方 完全入門』に行ってきました

2019年8月7日、尾花暁氏の講座『もう迷わない! 最新版 印刷用入稿データの作り方 完全入門』を受講しました。

私の本業はWeb制作ですが、チラシや名刺の制作入稿を頼まれることも多く、今までなんとなく対応してしまっていた部分もありました。
また、「これからは(aiではなく)PDF入稿」というのは常々聞いていたものの、実際、どう入稿すればいいのかのハウツーは少なく、困っていました。
ネット検索だと「で、どうなのよ、実際は」という部分が見えてこないもので…。

今回、この入門講座を受講したことで、キッチリ自信を持って対応できるようになりました^^

BAU-YA主催で抜群の安定感

プロとプロを目指すクリエイターの学び舎、BAU-YA(バウ舎)。
アートやデザイン、ITやウェブなどの、トップクリエイターや著名講師による『いま、伝えたいこと』を、そのまま講座にして催します。

この講座の開催を知るきっかけになったのは、「○○さんがこのイベントに興味を持っています」といったFacebookのお知らせでした。
DTPを本業とする複数の知人が関心を持っているようでしたので、興味がわきました。

何を教えてもらうかはもちろん気になりますが、誰に教えてもらうかも、やはり重要です。仕事に活かすのであれば、できれば現場でバリバリお仕事していて、評価されている方に教わりたいものです。

講師の方と面識がなくても(普通はそうですよね・笑)、信頼できる知人と繋がりがあったり、運営団体が信用できそうなら、その内容についてもお墨付きと判断できます。
BAU-YAはストアカでのレビューも良く、これらの点で「ああ、これはもう間違いないな」と感じ、即、申し込みました。

実際に参加してみて、運営もさすが手馴れていて、講義も分かりやすく、ストレスなく学習できました^^
 (何様だと思われそうですが、運営がグダグタだと本題に集中できず、受講者としてはツラいものがあります)

作業手順が中心の、実践的な講義

スライド上映と講義だけではなく、Illustratorを操作しながらの実演を含む、実践的な内容でした。あっという間に時間が経ってしまいました。

あまり内容を書いてしまうとネタバレになってしまってよくないかなと思いますので、サラッと書きます…。
Twitterで「#bauya20 until:2019-08-08」で検索すると参加者の感想と当日のスライドの一部をみられます。

一番大事なのは、印刷仕様を守ること
入稿先によって必要とされる仕様が異なるのはもちろんのこと、毎回文書で確認すべきとのことでした。
そしてその仕様のどの部分に注意すべきかも教えてもらえました。

Webでも、暗黙の了解としてお互い「いつも通り」に進めているつもりが、実は認識が異なっていたというのはよくあることなので、共感しました。

講義前に気になっていた部分は全て解決しました。

・ドキュメントサイズ=仕上がりサイズでOK
(ドキュメントサイズを一回り大きくしての書きトンボは不要)
・テキストのアウトライン化は不要
・分版プレビューでは、何を見ればいいのか
・PDF/X-1aとX-4をどう使い分けるべきか

オフレコ的に、印刷会社名や具体的な特徴も挙げてもらえたので、入稿後のファイルがどのように処理されるのかも想像しやすくなりました。

印刷用語も色々出てきて戸惑いましたが、つど、解説してもらえたので助かりました。

私の、やや脇道に逸れてしまった質問(PDFを確認する際の、画面のキャリブレーションについて)にも答えていただき、スッキリしました。
詳しくは「すべてのクリエイターのための 必修カラーマネジメント 基礎と常識」で扱っているそうです^^
人気講座につき、次回はキャンセル待ちとのことです…。

配布資料が丁寧で嬉しい

当日の講義で説明しきれないような、細かな作業手順やありがちなトラブルの対策に関しても配布資料で丁寧に解説されていて、講義中にメモ魔になることなく、お話を聞けました。
この資料単体でも、イベント参加費以上の価値があると感じます。

受けてよかった

たまにIllustrator(ai)での入稿を扱う程度の私でも理解できる難易度で、ちょうどよかったです。

もし、今までまったく入稿したことがなく、Illustrator自体も初めて…という方であれば難しいかもしれませんが、一度でも入稿したことがあれば「ほうほう」とうなずきながら聞けるはずです。

私と同じようなWebクリエーターの方に、ぜひぜひ受講をオススメします🙂

宣伝

8/23(金)「ウェブサイト高速化Night」@大分に登壇します!^^
→無事に終了いたしました、ありがとうございます!

書籍も好評発売中です!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?