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【Learning Journeyレポート/教員編】地域に行ってみたら見つかった、わたしの生き方の「原点」

こんにちは。地域を旅する大学 さとのば大学のnote編集部です。
さとのば大学が様々な地域と連携しながら主催する地域留学プログラム「Learning Journey」。2泊3日の濃厚な地域体験、人との出会いを通して、自分を見つめる時間を過ごします。

このLearning Journey、これから自分らしい進路を選んでいく高校生や大学生はもちろん、立ち止まって自分を見つめてみたい大人の皆さんにもおすすめの旅なのです。
地域に行って体験するだけではなく、高校生~大人まで、年齢や立場、肩書きを超えて多世代が混ざり合い、学び合うこともLearning Journeyの特徴の1つです。

現在、さとのば大学やLearning Journeyに共感頂き、新渡戸文化高校、第一学院高校、ワオ高校では学校内プログラムの1つとしても導入頂いています。【参考:プレスリリース

今回は、学校内プログラムとしてもLearning Journeyを導入頂いている第一学院高校の教員である小幡さんに、夏休み中にご参加頂いた体験談を伺いました。

小幡 崇史さん(第一学院高校 教諭)
全国に57キャンパスを持つ通信制高校、第一学院高校に所属。神奈川県在住。第一学院高校は、さとのば大学が連携するネットの大学managaraと同じ株式会社ウィザスのグループ企業であり、高大連携でも様々な連携を図っています。
https://www.daiichigakuin.ed.jp/


■今回、Learning Journeyに参加した理由を教えてください。

第一学院高校では、学校行事としてさとのば大学のプログラムであるLearningJourneyを毎年実施しています。(https://www.daiichigakuin.ed.jp/challenge/learning_journey/)
今までも生徒や保護者に紹介をしていましたが、実際に自分自身が参加したことはありませんでした。
今回、自ら地域に行くことで、リアルな体験談を元により適切な案内ができるようになるのではと考え行くことを決めました。

■数ある開催地の中から、秋田県五城目町を選んだ理由を教えて下さい。

ー2024年夏休みのLearning Journeyは、特色ある11地域の開催でした。五城目町のどんなところに惹かれたのでしょう?

「世界で一番こどもが育つ町」を目指し、民間主導で産官学が連携している取り組みという点が一番気になりました。私自身も教育に携わる者として、直接見て、聞いて、体験してみたかったからです。

2024年夏休みに開催された11地域

■2泊3日で最も印象に残った出来事はどんな事ですか?

ー五城目町では、まちの人々や現地に滞在するさとのば生とも交わりながら、対話を深めるプログラムだったかと思います。特に印象に残ったシーンはどんなことでしょう?

五城目町にある「五城目小学校」は、〝越える学校〟を町民の手で作ったということで知られています。
五城目小学校についての記事:https://nanmoda.jp/2021/03/10991/

その五城目小学校を見学させていただいた時にこと。
音楽室にベランダがあり、こどもたちはそこで楽器を演奏することができるようになっていました。
そのベランダは地域住民の方からの意見により設置されたというのですが、その理由は「こどもたちの音を感じたい」ということでした。
”小学校が身近にある喜び”を地域住民がかみしめていることに驚きを覚えました。
私たちの学校も全国にありますが、改めて学校がある意味を考えさせられる出来事でした。

五城目小学校見学の様子

■日常から離れることで感じたご自身の変容はありますか?

幼い頃から「周囲からの評価」の中で生活してきたためか、どこかで周りを気にしながら生きていました。
日常から離れ、自分のことを誰も知らない環境に立つと、自分自身と向き合う時間が自然と取れました。
参加している高校生や大学生、大人、そして地域の様々な方と対話する中で、自分自身の強みも見えてきましたし、自分の力をどう磨き生きていこうかという在り方を考えるよい機会になりました。

自分らしさを見つける対話型ワークショップの一幕

■Learning Journeyに参加することの価値をどう感じますか?

2泊3日の旅の間、26名の方と話をする機会がありました。
それぞれの考えや人生に触れることで、これまで自分が持っていた価値観は変容し、さらに幅広くなったと思います。それだけでも大きな価値がありました。
さらに、自分自身を大切に自分らしく生きていこうという「原点」を見つけられる旅だと思います。

地域の方々と出会い、人生に触れる

■またLearning Journeyに参加するとしたら、どんな地域に行ってみたいですか?

五城目町にもう一度行きたいですが、敢えてあげるなら、郡上ですね。”自然”と向き合ってみたいと思います。

ー2泊3日というと短いようにも思いますが、Learning Journeyで訪れた地域はふるさとのような感覚になって、実際にまたその地域を訪れてくれる過去参加者の方がたくさんいます。

■Learning Journeyをどんな人におすすめしたいですか?

どんな人にもおすすめです!一度は参加してみてほしい旅です。

  • 毎日忙しく、時間に追われて過ごしている人

  • 自分探しをしている人

  • 目標がない人、ある人両方

  • 周りを気にしがちな人

  • 高校生・大学生・社会人

ーいつもの環境から離れて、自分と向き合い、他者との出会いや対話を通して価値観や自分への見方が変化した、濃厚な2泊3日の時間が伝わってきました。インタビューにご協力頂きました小幡さん、ありがとうございました!


さとのば大学の地域留学体験プログラム「Learning Journey」は次回年明けに特別回の開催、大規模開催は来年春休みを予定しています。
地域で新たな自分を見つけに出かけませんか?

■暮らしながらプロジェクトを実践する、さとのば大学の学びのフィールドは全国各地

さとのば大学では、4年間1年ずつ多様な地域へ留学し、地域での様々な人との出会いや対話を通して自分自身の関心を探り、マイプロジェクトへと繋げて実践していきます。ぜひあなたらしさが活かせる地域を、見つけに行きませんか。

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