月光を浴びて育った
私に羽が生えたのは必然
過眠の恩恵は覚えずとも
吸い込んだ空気の色は同じ

夜になって風が止んで
甘い花の香につつまれる
どうしたって感傷的な夜
咲かない花のことは忘れてといったけど
本当はちがうの