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聖書や神話を知らんと理解できんアートが多いのでエピソード別にまとめてみる(旧約聖書篇43) 〜「モーセのまとめと、バァール神について」

1000日チャレンジ」でアートを学んでいるのだけど、西洋美術って、旧約聖書や新約聖書、ギリシャ神話などをちゃんと知らないと、よく理解できないアート、多すぎません? オマージュなんかも含めて。
それじゃつまらないので、アートをもっと楽しむためにも聖書や神話を最低限かつ表層的でいいから知っときたい、という思いが強くなり、代表的なエピソードとそれについてのアートを整理していこうかと。
聖書や神話を網羅したり解釈したりするつもりは毛頭なく、西洋人には常識っぽいあたりを押さえるだけの連載です。あぁこの際私も知っときたいな、という方はおつきあいください。
まずは旧約聖書から始めます。旧約・新約聖書のあと、ギリシャ神話。もしかしたら仏教も。
なお、このシリーズのログはこちらにまとめていきます。


モーセの物語が全10話で一応完結した。

書いてきたのは、下の図の右側の10の項目だ。

個人的には、もうなんだか「モーセ? うん、まぁまぁ得意分野」ってドヤ顔するくらいにはくわしくなった気がする。

読んでくださっているあなたはどうだろう? 少しでもそうなってたら、書いてきた甲斐もあったというものです。

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今日は、モーセ物語のざっくりしたまとめと、あと、これ以降書いていくに当たってどうしても避けて通ることができない「バァール神」について言及したいと思う。

バァール。バアル。バール。ベル。
いろいろ表記される。

ここではバァールで統一したい。
バールだと、志の輔師匠方面に話が飛んじゃうしねw


で、このバァール。
いわゆる異教の神だ。

はじめに大事なことを書いておくと、これから出てくる旧約聖書の預言者たちは、ひとり残らずこう言っている

イスラエルが衰退したり滅亡したりするのは、すべて、民たちが神(ヤハウェ)をすぐ信じなくなり、バァール神に浮気しちゃうことが原因である。


もう、なんなん?

浮気すんなや。
あんたらの神を信じろよ。
むちゃくちゃ力ある神やん。

というか、そんなにバァール神って魅力的なわけ?


という疑問が渦巻いたので、調べてみた。

うん、モーセのまとめを先に書こうと思ったけど、こっちを先に書いておこう。


ざっくり言うと、神がすぐキレるのは、バァール神への嫉妬がかなりある。

モーセの頃まではまぁいいの。
エジプトの血が入っているものの、一応「全員イスラエル民族」だから。

でも、ヨシュアがカナン侵攻を果たして、これからはカナンに定住するじゃん?

そうすると、先住のカナン人(バァール神信仰)と混じるわけですよ。結婚したり血が混じったりするからね。
結婚した相手がバァール信仰だったり、義父がバァール信仰だったり、親戚がバァール信仰だったり、それをまねて子どもがバァール信仰になったり。


そうして信仰が乱れて、神がキレる
このくり返しだ。


しかも、わりとモテるわけよ、彼、バァールくん。

つうか、神を分類する失礼をお許しいただけるなら、こうなる。

イスラエル民族の神ヤハウェは、荒野と砂漠の神。
カナンの先住民の神バァールは、収穫と豊穣の神。


いや、ヤハウェさん、なかなか勝ち目がないわけです。

だって、バァールは収穫と豊穣の神。
狭義には嵐と慈雨の神として知られているのだから。
慈雨すよ、慈雨。

つか、アダムやノアの頃から「ヤハウェ、超キレやすいな」と思っていたけど、そうか、農耕民族的な大地の豊穣を司る神ではなく、どっちかと言ったら狩猟だし、放浪だし、火だし、破壊なんだなぁ(私見です)。

そういえば、カインとアベルのときも、農耕のカインは疎まれていたっけ・・・。

で、ヤハウェは妬む(自分でも妬み深いと言っている)。
バァール神に民心が傾くとすぐ滅ぼそうとする。
バァール神を信仰している民族の町を「すべて残らず惨殺しようとする」。

エリコの町を、ラハブの家族以外皆殺しにしたのもそういうわけか・・・。


で、今度はイスラエル民族がカナンに定住し農耕を始めるわけですね。

ヤハウェにとってはやきもきする展開だ。


ちょっとだけ、バァール神の物語を書いておこう(参照『聖書物語 旧約篇』P82)。

いや、これが、わりと感動的なのだ。

登場するのは6神。
この時点で、一神教であるヤハウェとは相容れない多神教だ。
父母や兄弟との骨肉の戦いの感じはギリシャ神話とよく似ている。
主人公はバァールだけど、妹のアナトがバァールを愛していて常に味方になっている。

エール・・・河川や大洋の神。
アシュタロテ・・・豊穣の母なる女神。
ヤム・ナーハル・・・荒れ狂う海と洪水の神。
バァール・・・嵐と慈雨の神
モト・・・火で大地を焼き尽くす乾季の神。
アナト・・・豊穣の女神。


で、バァールは、王の継承権をかけてふたりの兄弟と戦うわけ。

まず、女神アナトの献身的な支援もあって、兄ヤムを破る。

ただ、次のモトに負けてあえなく死亡。
乾季の神、強し。
女神アナトは哀しみ、荒野中を探し、バァールの死体を発見する。

月日が流れ、女神アナトの中でバァールへの想いが抑えがたいまでになったとき、女神アナトが立ち上がる。

死の神モトをおびき寄せ、剣でズタズタに引き裂き、火にかけて焼き、臼でひいて野に蒔く。徹底的に殺す。

そして、バァールは蘇る。
父エールからそれを聞いたアナトは歓喜し、峰を駆けてバァールのところへ急ぐ。

バァールは、湖水で「水牛」となってアナトを待ち受け、そうしてふたりの子どもが生まれ、大地に豊穣がもたらされる。


・・・どうすか?w

乾季の神を苦難の末に打ち破り、大地に豊穣をもたらす。
もう、農耕民族にとって、最高の神やん。


しかも、お話がわりと感動的だw

なるほど。
定住し農耕を始めたイスラエル民族は、カナン人と混血度を深めるに従って豊穣の神にうつつをぬかすようになるんだけど、その気持ちもわからんでもない。

なにしろ砂漠地帯であるパレスチナにおいての「豊穣の神」なんだから。

そして、水牛。
そうかそうか、牛が偶像になりがちなのはそういうことか・・・。


まぁ破壊つくされているのだろう、バァール系の絵画や彫像はほとんど残っていない。

いくつか見てみよう。

まずはバァール神
左足を前に右手を挙げる、というのが決まりポーズみたい。

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このシュッとしてるバァール神の像を今日の1枚にしようかな(↓)。

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女神アナトもふたつ。

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シリアのパルミラに残るバァールの神殿(ベル神殿)の遺跡。

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というわけで、旧約聖書の後半は、バァール信仰との戦いになる。

そして、旧約聖書の前半も、バァール信仰を調味料に読み直すと、少し趣きが違ってくるかもなぁ。

この辺、理解しとくとしとかないとでは大きく違うので、さくっと書いてみました。


じゃ、モーセの物語をさらっとおさらいして、今日は終わろう。


モーセは、書く前は普通に「旧約聖書最大のスーパースター」と思っていたし、そう書いてもいたけど、でもいまはそんな風にモーセを見ていない。

英雄というより苦労人。
スーパースター
というよりスーパーつらかった人。
奇跡を起こしまくる超人
というより朴訥な老人。

もっと長嶋や王みたいな存在かと思っていたけど、実は野村克也だった、みたいな感想だ(ちょっと違うか)。


彼の人生をマップ化するとこうなる。
(南方ルート説が正しいとして)(逃亡し結婚したミディアンの位置がサウジ西方説だとして)

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ざっくり20秒で彼の人生を書くとこうなる。

エジプトで人を殺して逃亡したモーセが、80歳になって神の啓示を受け、奴隷に堕ちていたイスラエル民族300万人を引き連れてエジプトを脱出し、不平不満を言われ続けながら、神との約束の地カナンを目指し、結局到達できない。。。

・・・なんだろう。
最初のころは、若い頃やんちゃをしていたモーセが中年になって無口で口下手になる、というところから「高倉健」をイメージしていたけど、いまだと「加藤嘉」のほうがイメージ近いかもしれない。

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では、ひとつずつ、超簡単におさらいしてみよう。
くわしくはタイトルをクリックすると元記事に行けます。

(1)モーセの誕生

アブラハムの血統のヨハネが名総理をしていたときから400年。
最初はヨハネ関係者として優遇されていたイスラエル民族もエジプトですっかりお荷物になっていて、奴隷の身分に堕ちている。
しかも繁殖力が強いもんだから、エジプト王から「増えすぎてかなわん! イスラエル民族に男の子が生まれたらすぐ殺せ!」という命令が出てしまう。

そんなとき、奴隷の子として生まれたモーセは、このままだと殺されてしまうので、川に捨てられる。そこをなんとエジプト王女に「あら、かわいー!」とペット扱い(私見)で拾われるのだ。しかも、実母が乳母になる。

超ラッキーだ。

絵はローレンス・アルマ=タデマ。
自由奔放な王女だろう、というボクのイメージにぴったりだった。

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(2)モーセの召命(燃える柴)

長じるに従い、出自がモーセを苦しめる。
「ホントは奴隷の家生まれなのに王子」「血がつながってる民族はみんな奴隷で苦しんでるのにオレだけ王子」「みんな死ぬほど苦しんでるのにオレだけ贅沢」・・・で、わかりやすくグレるw

ある日、エジプト人の監督官が奴隷(イスラエル民族、つまり同朋)をひどい扱いしているのを見てキレ、その監督官を殺してしまう。
それがバレて、エジプトから出奔する。着いたところはミディアン。上のマップだと右下だ。あんな遠くまで逃げたん?って感じ。

で、ある井戸で荒くれ者たちから娘を救い(いや救ったというより荒くれ者たちにキレたw)、彼女と結婚し、ふたりの子に恵まれる。

時は経ち、モーセも80歳。
ある日、羊を追って聖なる山に入ると、燃え続ける柴の中に神が現れ、「エジプトのイスラム民族を救えー」とモーセに命令する。ここからモーセの受難が始まる。

絵は、ボッティチェリがモーセのこの辺のことを上手に1枚にまとめた絵を選んだ。細かく見ていくと意外と味があっていい絵。

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(3)エジプト脱出

モーセは神の言いつけ通り故郷エジプトに帰る。
長い間にすっかり無口で内省的になっていたモーセは、兄アロンと合流し、達弁の彼の助けを借りてエジプト王に会って、奴隷であるイスラエル民族を解放してくれると説得する。

王は一笑に付して追い返す。
そりゃそーだ。いまや300万人にもなる貴重な働き手である彼らを解放するなんて、国が崩壊してしまう。
ここでモーセはいろんな奇跡を起こして(実際に起こすのは神。モーセは祈るだけ)、エジプトに十の災厄が訪れる。

結果、王は「この疫病神民族め!すぐ出ていけ!」と、イスラエル民族の出エジプトを容認する。

絵はシャガール。災厄をもたらすブラック・モーセ。

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(4)葦の海の奇跡

エジプト脱出がかなったモーセとイスラエル民族だが、エジプト王はすぐ後悔する。
「やっぱ奴隷がいないと不便。あいつらを追い出すんじゃなかったわ」
そして大軍に追っかけさせる。

モーセはモーセで人々の不平不満・文句愚痴に苦労している。
奴隷根性が染みついた300万人のイスラエル民族を引き連れて旅をするのだ。そりゃーもう死ぬほど大変だろう。

で、エジプトの大軍が追いついてくる。
前は海。後ろは大軍。絶体絶命。
イスラエル民族、みんな騒ぐ。「モーセのバカー!」「エジプトに投降しよー!」「死にたくないー」「エジプトが良かったー」「モーセに殺されるー」

モーセはおもむろに杖を上げ、海をふたつに割る奇跡を見せて人々を黙らせ、イスラエル民族を向こう岸に渡らせる。で、エジプト軍が追跡して渡っている最中に海を元に戻し、エジプト軍を壊滅させる。

有名な奇跡の場面すね。
絵はそれを壮大に描いたギュスターヴ・ドレを選んだ。

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(5)マナの奇跡

こんな奇跡が起こっても、イスラエル民族の不平不満は収まらない。
今度は「腹減ったー」である。まぁ荒野を放浪しているのだ。飢えもしよう。でもこういうときはモーセに頼りっきりで文句ばっかり言うわけだ。

で、モーセが神に祈ると、夜にはウズラが飛んでくるようになり、朝にはマナという不思議なパンみたいなものが天から降るようになる。

ま、すぐ「マナもいいけど、もう飽きたー!」ってみんな言い出すんだけどねw ほんとモーセさん大変。

絵は古い聖書の挿絵
もうね、この神が大量生産マシンになっているところが面白すぎるのと、この「手」の部分が不思議すぎて選んだ1枚。

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(6)モーセの十戒

モーセは人々のワガママをじっと耐え忍びながらシナイ山の麓に辿りつく。
そこで神の声を聞き、山に登る。そして「十の戒律」を神から授けられるのだ。

これが有名な「十戒」。
絵はジャン=レオン・ジェローム。こういう規模感を描いてくれた画家は他にいないし、なんか特撮映画みたいで、この時代にしては「厨二ウケするちょ〜カッコイイ絵」だったんじゃないかな、と。

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(7)金の子牛

これは「金の子牛」のエピソードというより、キレて十戒の石板を壊すモーセのエピソードと言った方が理解が早いかもしれない。

モーセはシナイ山の山頂で神に石板を授かるんだけど、その受け取りに40日とかかかるわけ。そして民たちが「もうモーセ死んだんじゃね?」って騒ぎだして、何か心の拠り所になる偶像が欲しいと騒いで「金の子牛」を拝み出すわけ。そして大騒ぎして踊ってる。

やっと帰ってきたモーセがそれを見て怒り、キレて石板を壊す。
金の子牛を拝んだ3000人はみな神に殺される。

絵はレンブラント
レンブラントのは他の絵もそうだけど、表情が深いんだ。

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(8)青銅の蛇、ほか

この回では、「青銅の蛇」「反逆者たちの懲罰」「バラクとロバ」という3つのエピソードを紹介した。

ま、「青銅の蛇」が圧倒的に有名なのでこれだけ説明すると、要はイスラエル民族がまた不平不満を言い出して止まらないわけ。

で、神がキレる(出たw)。
そして、炎の蛇を空から降らせ、人々を襲わせる。そして噛まれた人々は次々と死ぬ。人々は恐れおののき、散々文句を言っていたモーセを頼る。モーセは神に祈り、神の言葉に従って「青銅の蛇」を作り、それを見た人は助かるようにする。

ま、「不平不満ばかり言うなや!」というお話だw

絵はヴァン・ダイク。臨場感や表情がとてもいいので選んだ。

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(9)モーセ岩を打つ、モーセの死

「モーセ、岩を打つ」のエピソードも民たちの不平不満から始まっている。

みんなが「喉渇いたー」「死ぬー」とか言い出すので、仕方なくモーセが岩を杖で打って水を出そうとするわけ。
でも、一回打っても水が出ない。おかしいなと思って二度目を打ってようやく水が出る。ホッとするモーセ。でも天から声がする。

「モーセよ、おぬし、二度、杖を使ったな。
  つまり、お前は私の力を一度は疑った、ということだ。
  もうお前はカナンの地に入ることはできない」

マジかー!
そのくらいでここまでがんばったモーセを見捨てるかー!

で、モーセはカナンを目前に死んでしまうのだ。享年120歳。

絵はニコロ・バンビーニ。モーセが「え!?」ってなってる表情が好き。

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(10)エリコの戦い

モーセが亡くなったあと、後継者になったのがヨシュア。
彼をリーダーに、イスラエル民族たちは「約束の地カナン」に住んでいる先住民族を次々と攻撃していく。まぁ元々はイスラエル民族が住んではいたんだけどね。

で、エリコという難攻不落の城壁をもった町を攻略して勝利し、ついに悲願であるカナンの地に足を踏み入れるのである。

そこからも戦いを続け、ヨシュアはカナンを制圧する。
絵はジェームズ・ティソ。もうね、勝ち方がね、なんつうか不気味なんだなw ここではくわしくは書かないけどさ。

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で、ヨシュアは、アブラハムから続くイスラエル12部族にそれぞれ土地を分け、住まわせるわけ。

この部族ごとの自治(地方分権)がしばらく続くんだけど(それが「志師の時代」だ)、だんだん宿敵ペリシテ人が強くなり、「やっぱ統一したほうがよくね?」「そーね、力を合わせて戦うためにもそろそろ12部族全体の王が欲しいわね」とかなる。

で、ヨシュアの300年後くらいにイスラエル王国が建国されるわけだ。

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ただ、この記事の上のほうで書いたように、カナンに定住するようになって、カナン人の妻とか娶って混血が進むに従い、カナン人の神「バァール神」への信仰が増えていく。

そして、また神が嫉妬の怒りを爆発させる。

みたいな物語が中盤以降の旧約聖書である。


ちなみに、バァールはカナン人の神だったが、その信仰は周辺に広まっている。

また、今後イスラエル民族の宿敵となるペリシテ人は、ダゴンという神を信仰しているが、この神の父親はバァールと同じエール。つまりほぼ同じ部類の神と言ってもいいようだ(この項、調べ中)。

ついでに言うと、この宿敵ペリシテ人の「ペリシテ」というのは、「パレスチナ」の語源らしいよ。


ということで、思いもよらず長くなったが、今回もオシマイ。

次回は、これまた超有名な「サムソンとデリラ」の物語

怪力サムソンのアニメヒーローみたいな、そして哀しい哀しい物語だ。



このシリーズのログはこちらにまとめてあります。

※※
間違いなどのご指摘は歓迎ですが、聖書についての解釈の議論をするつもりはありません。あくまでも「アートを楽しむために聖書の表層を知っていく」のが目的なので、すいません。

※※※
この記事で参考・参照しているのは、『ビジュアル図解 聖書と名画』『イラストで読む旧約聖書の物語と絵画』『キリスト教と聖書でたどる世界の名画』『聖書―Color Bible』『巨匠が描いた聖書』『旧約聖書を美術で読む』『新約聖書を美術で読む』『名画でたどる聖人たち』『アート・バイブル』『アート・バイブル2』『聖書物語 旧約篇』『聖書物語 新約篇』『絵画で読む聖書』『中野京子と読み解く名画の謎 旧約・新約聖書篇』 『西洋・日本美術史の基本』『続 西洋・日本美術史の基本』、そしてネット上のいろいろな記事です。


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