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聖書や神話を知らんと理解できんアートが多いのでエピソード別にまとめてみる(旧約聖書篇35) 〜「エジプト脱出」

1000日チャレンジ」でアートを学んでいるのだけど、西洋美術って、旧約聖書や新約聖書、ギリシャ神話などをちゃんと知らないと、よく理解できないアート、多すぎません? オマージュなんかも含めて。
それじゃつまらないので、アートをもっと楽しむためにも聖書や神話を最低限かつ表層的でいいから知っときたい、という思いが強くなり、代表的なエピソードとそれについてのアートを整理していこうかと。
聖書や神話を網羅したり解釈したりするつもりは毛頭なく、西洋人には常識っぽいあたりを押さえるだけの連載です。あぁこの際私も知っときたいな、という方はおつきあいください。
まずは旧約聖書から始めます。旧約・新約聖書のあと、ギリシャ神話。もしかしたら仏教も。
なお、このシリーズのログはこちらにまとめていきます。


今回は、モーセがエジプトからイスラエル民族を連れ出す回だ。

モーセは、エジプトで人を殺してしまい遠くミディアン(サウジアラビアの方)に逃げたんだけど、ある日神の声を聴くわけ。
「モーセよ、エジプトで奴隷として苦難を味わっているイスラエル民族を連れてカナンの地を目指せー」というお告げ。

で、モーセは家族とともにエジプトに戻ってきて、イスラエル民族を連れ出そうとする。


意外とどの本もこの辺にあまり触れず、海を割ったり食べ物を空から降らせたりする奇跡ばかりが取り上げられるんだけど、でもね、これはこれで奇跡だよね?

だって、連れ出した人数がすごいのだ。

壮健な男性だけで60万人と旧約聖書に書いてある。
当時は子だくさんだったし、一夫多妻でもあったから、女性と子どもを入れたら300万人くらいいたんじゃないかと言われている。

いいすか?

エジプトで奴隷として機能していた人たちを300万人、いきなり外に連れ出しちゃうわけですよ。

こりゃ奇跡のプロジェクトだ。
そして地獄のオペレーションだ。

というか、そんなの王(ファラオ)がOKするわけないやん!
そんなのOKしたら国が壊れるやん!
いまやどこの馬の骨かもわからないモーセの言葉なんか、王が聞くわけもないやん!

いや、想像してみてほしい。

石切場とか各家庭とかで奴隷として機能していた300万人を、ご主人も本人も全員説得して、それぞれの仕事場から引っ剥がして、しかも食事やらテントやら衣料やら医療やらもちゃんと用意して、いったいどうやってパレスチナ(カナン)まで連れて行くっちゅうねん!

東京ドームで収容5万5000人。つまり東京ドーム55個分の人数やで。

気が遠くなるわ!

しかもそのあとのエジプト、働き手がごっそり抜けて経済全く回らへん!



いや、まぁ無理だよねw


ちなみに、モーセは途中で兄アロンと(神のはからいで)合流する。

モーセは小声で無口でスピーチ下手なので、大声で饒舌でスピーチ上手な兄アロンをつけてやろう、という神の思し召しだ。


そのアロンとは、こんな「ささやき女将戦略」で、二人羽織みたいなスピーチをする。

あ、ささやき女将、知らんか。


つまり、ささやき女将がモーセである。

こんな感じ。

モーセ「ごにょごにょごにょごにょ(イスラエルの民たちよ。聖なる山で神の言葉を聴いた。我々はエジプトを出てカナンに帰らないといけない。。。と、兄さん、みんなに言ってください)」

アロン「イスラエルの民たちよ、同朋よ、よく聴け! モーセは聖なる山で神の言葉を聴いた。我々は奴隷などするべき民族ではない。すぐにエジプトを出てカナンに帰らないといけないぞよ!

一同「おお〜〜〜〜

ジェームズ・ティソのこの絵は、エジプトに帰り、皆に説明しているところ。
左がモーセで、右のアロンに向かって小声で話し、アロンがみんなに卓越なるスピーチ能力で訴えている。

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いやぁ〜・・・なんか、モーセ、ほんとイメージ違うよね。
もっと達弁のカリスマかと思っていたよ。

余談になるけど、もっと年老いてから、モーセは戦場に出る。
で、神の力が宿った杖を上に上げると戦況が好転する。
下げちゃうと戦況が暗転する。
だからずっと杖を上に上げておきたいんだけど、年齢もあって長時間腕を上げておくことができないモーセ。
だから、アロンとかに腕を支えてもらって、腕を上げ続ける、というなんかコントみたいな場面があったりする。

トーマス・ブリグストックが描いている。
兄アロンは向かって右かな。モーセは支えられて腕を上げている。もうなんというか、コントだw

なんか、モーセってこういう「カリスマかつスーパースターのくせに憎めない愛嬌があるキャラ」だよねw

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閑話休題。

さて、次にモーセたちは王(ファラオ)に会いに行く

モーセ「ごにょごにょごにょごにょ(イスラエルの先祖の神が現れ、イスラエルの民はカナンに帰らないといけないと告げられました。我々はカナンに帰らないといけません。すぐにイスラエルの民を解放してください。さもないと大変な厄災がエジプトを襲いますぞ。。。と、王に言ってください)」

アロン「王よ、イスラエルの先祖の神が現れ、こう告げた!『イスラエルの民はすぐにカナンに帰らないといけない!』と。王よ、イスラエルの民を解放しなさい! さもないと大変な厄災がエジプトを襲いますぞ!」


ジェームズ・ティソは、たとえばこんな風に描いている。
赤いのを着たのが兄アロン。
彼がプレゼンしているわけだ。

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シャガールはこんな風。
光の角を生やしたモーセが話している風に見えるけど、彼が話しているのを横のアロンが注意深く聴いている。それを彼は大声でくり返す、ということだ(なんでモーセが光の角を生やしているかは前々回参照)。

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王は呆れ果ててものも言えない。

「アホか、お前ら。
お前ら奴隷の神の命令を、なんでワシが聞かんとならんのだ?
なんでお前らの言葉通り、ホイホイと奴隷を解放せなあかんのだ?
とんでもないアホだな。このドたわけが!」


そりゃそーだ。
奴隷を解放するなんて国の根幹に関わることだ。
しかも、理由がわけわからん。
バカも休み休み言え、ってことだ。


ただ、モーセは諦めない。

モーセ「ごにょごにょごにょ(これを見なされ。神の奇跡だ。。。と、王に言ってください)」
アロン「王よ! これを見なされ。神の奇跡だ! 怖れよ!


で、神から命を吹き込まれた奇跡の杖を放り投げ、蛇に変化させる

ギュスターヴ・ドレ
杖が蛇に変化しているところw なんか全然劇的じゃないけど!w

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でも、王さま、全然驚かない。

「そのくらいのこと、お抱えの魔術師でもできるわ、このタコが!」


モーセ「ごにょごにょごにょごにょ(いーや、私の言うことを聴いておいた方がいい。そうしないとエジプトは大きな災厄に見舞われる、と王に言ってください)」

アロン「王よ! 私たちの言うことを聴いておいた方がいい。そうしないとエジプトは大きなさいや

「やかましい!
おまえら、いい加減にせい!
これからはもっと重労働にしちゃるわい!」


そうして、イスラエル民族(奴隷)の労働は倍増し、300万人がひえ〜〜ってなるわけだ。


ここで、今日の1枚。
お馴染みマルク・シャガールさん。

出たっ! ブラック・モーセ!
ダークサイド・オブ・モーセ!

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モーセ、怒るんだな。

まぁ無理筋なんだけどね。
王がそんな都合のいいこと、聞くわけないじゃん。

でも、使命感に燃えるモーセは怒る。
小声で無口で弁が立たないモーセが一変、グレてたころのモーセの逆襲だ。

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そして、モーセの怒りとともに、神の怒りが炸裂する!
十の災厄がエジプトを襲うのである!


【第一の災厄】血の災い

神がモーセに言った。「手にした杖でナイル川の水面を打ちなさい」。

杖で水面を打つと、水は血に変わり、魚などの生き物が死に絶えて悪臭を放った

王室の魔術師はモーセに対抗し、「そんなことワシもできるわい!」と、飲み水を血に変えてしまったため、エジプト人は水が飲めなくなる(魔術師、アホなのか?)

王は「ふん、だからどうした。なんとかなるわい。そんなことでお前らの言うことなど聞くわけないやろ。さ、働け働け!」と、まったく意に返しない。

絵は、ジェームズ・ティソさん。

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【第ニの災厄】カエルの災い

神がモーセに言った。「手にした杖をナイル川にかざしなさい」。

すると、川から大量のカエルが次々と上がってきて国中がパニックになる。
王室の魔術師も負けじと、同じように蛙を這い上がらせることに成功するけど、当然パニックは増す(魔術師アホすぎる)。

王は困り果て、いったん屈服する。
「わかったわかった。もうわかった。蛙を消してくれ」

モーセが神に祈祷すると、蛙はバタバタと死んだ。
ただ死体が多すぎて国中が悪臭でどうしようもなくなり、王はまた怒り狂い、「前言撤回! ぜっっったい許さない!」と心を変える。

絵は聖書の挿絵。
つか、カエルが大嫌いな友人の津田くん、この時点で死亡w

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【第三の災厄】ブヨの災い

神がモーセに言った。「杖で土の塵を打ちなさい」。
杖で土を打つと、チリがブヨに化け、ブヨの大群がエジプト全土を覆った。かゆいかゆいかゆい!(ブヨではなくシラミやノミと訳してある聖書もある)

王室の魔術師もブヨを出そうとしたけど、出せなかった(というか、出してどうする。事態が悪化するだけだろうよw ここで魔術師は王から罷免w)

王は「んーー・・・いやいやいや、このくらいでワシが参ると思うなよ」と強がる。

絵は新しめの聖書の挿絵。

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【第四の災厄】アブの災い

神がモーセに言った。「早起きして、水辺に降りてくる王を出迎え、『早くイスラエルの民を去らせよ』と伝えなさい。去らせないならば、国中にアブを送る」

王はその言葉をまるで無視したので、アブが国中に溢れた。
人も家畜もみんなちくちく刺されまくった。

王はそれもまったく無視!

絵はジェームズ・ティソ

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【第五の災厄】疫病の災い

神がモーセに言った。「王に『早くイスラエルの民を去らせよ』と伝えなさい。去らせないなら、恐ろしい疫病の野に放ち、エジプト中の家畜、馬、ロバ、ラクダ、牛、羊が死ぬだろう」

実際にそうなり、疫病は国中に広がった。
でも、不思議なことにイスラエルの民が飼っている家畜などは被害を受けなかった。

王は経済的にも莫大な打撃を受けたが、それでも「ふん!」と要求を受けなかった。つか、カエルでいったん屈服したのに・・・カエルがよっぽどイヤだったらしいw

絵はドレ

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【第六の災厄】おできの災い

神はモーセとアロンに言った。「かまどのすすを両手一杯とって、それを王の前で天に向かって蒔くがよい」。

彼らがそうすると、エジプトの国中に腫れ物が流行った。皮膚が赤くただれ、膿が出る(汚)。

王は人々が苦しむのを見るが、首を縦に振らなかった。
絵は古い聖書の挿絵。

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【第七の災厄】雹の災い

神はモーセに言った。「天に手を差し伸べ、エジプト全土に雹(ひょう)を降らせなさい」。

実際に彼がそうすると、たちまち空は暗くなり、激しい雹が降りだした。
これにより、畑は全滅した。

王は根負けし、「わかった。頼む。雹を降らすのを止めてくれ」とモーセに頼んだので、雹が止まった。しかし雹がやむと、王は再び「いや、そんなことは言っていない」としらを切るw

絵はジョン・マーティン
なかなか美しい。

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【第八の災厄】イナゴの災い

神はモーセに言った。「手をエジプトの地に差し伸べ、イナゴを呼び寄せよ」。

モーセがそうすると、無数のイナゴがエジプトを襲い、あらゆる草、雹の被害を免れたあらゆる作物を食い尽くしてしまった。

王は「すまん。オレが悪かった。今度は本当だ。あなたたちの神に伝えて欲しい。どうか赦してくれと」と言う。で、モーセがイナゴを強い西風で吹き飛ばすと、またしても王は「そんなこと言ったっけ?」としらを切る。

さすがに家臣たちも呆れ、王に進言する。
「エジプトが滅びかかっているのが、おわかりにならないんですか。もうあいつらの言うことを聞きましょうよ」

王は、男のみ連れていくならOK、と許可するが、モーセとアロンは女性も子どもも含めて全員でないと意味がない、と突っぱねる。

絵はティソさん。遠くから空を覆うようなイナゴの大群が飛んでくるところ。

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【第九の災厄】暗闇の災い

神はモーセに言った。「手を天に向かって差し伸べよ。エジプトの空から光がなくなるであろう」。

で、モーセがそうすると、エジプト全土を闇が覆った。

これは、エジプト人が信仰する「太陽神ラー」をイスラエル民族の神ヤハウェが打ち倒した、という意味になる。

ラーの子である王ファラオは耐えられず、モーセを呼んで「イスラエル民族を連れて出て行って良い。ただし羊や牛などの家畜は置いていけ」と言った。

モーセは「家畜も財産も持って行く」と、それを受け入れず、交渉は決裂した。

絵はドレさん。
みんな真っ暗闇で弱っている。暗闇の中で、ワニやライオンに襲われている。

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【第十の災厄】長子皆殺しの災い

それは暗闇の中で起こった。
静かな町に悲鳴が響き渡った。
人々が家を飛び出し、「長男が死んだ!」「う、うちに長女が!」と騒ぎが起こった。

そうして、王宮から平民に至るまで、すべての家の長子が死んでしまった

ティソ
天使が長子を殺して歩いている怖い絵だ。

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チャールズ・スプレイグ・ピアース
『長子を失ったエジプト人の嘆き』。
ただただ哀しんでるね。

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そして、王の長子も死んでしまった。
王はすぐモーセとアロンを呼びつけた。

「いったい何なんだ!
もう出て行ってくれ。頼むから出て行ってくれ。
家畜も財産も全部持っていって良い。
一刻も早く、民族全員でエジプトから出ていけ!」


ティソさん。
王の後ろで長子が亡くなっている。王の切迫感がいまひとつだけど。

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ちなみに、イスラエル民族はこの「長子皆殺しの災い」を免れた

これは神が「イスラエル人は、家の玄関の柱と鴨居に仔羊の鮮血を塗っておきなさい。そうしたらその家は過ぎ越し、長子は殺さない。そして酵母を入れないパンを7日の間食べ続けよ。そのうえで旅支度をしておきなさい」と予告したからだ。

これが「過越(すぎこし)の日」として、いまでもイスラエル民族の習慣としてリアルに残っている。英語だと「PassOver」。

「安息日」と「過越の祭り」は、イスラエル人の二大祭りだという。
下の写真は、過越の日に食べるもの(らしい)。

酵母の入ってないパンw

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この「十の災厄」のリアルな映像が、このリドリー・スコットの映画『エクソダス:神と王』に描かれている。
予告編でもちょこっと見られるから、見てみてね。1分45秒くらいからのとこ。


というか、酷くないか・・・。

エジプトは単なるとばっちりだ。
まぁ神が愛し、契約をしたイスラエル民族を虐待はした。奴隷として。

ただ、ここまでの災厄でいじめることはないし、王だってそりゃそんなに簡単に首を縦に振るわけにいかないじゃん。

なんか理不尽かつ一方的なお話だよなぁ。。。

日本人的には「神は博愛」なのだろうから、三方よしで上手に収めて欲しいところだよなぁ。


それはともかく。

エジプト人たちは焦った。
とにかく早くイスラエル民族に出て行ってもらわないとエジプトは全滅すると思った。

「もう、この疫病神民族、マジすぐ出てって!」


ティソさん。モーセが必死に訴えられている。

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で、ついに、堂々と、エジプトを出ていくわけですね。

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シャガールはこの辺の絵をたくさん描いているので、今日はシャガール祭りみたいになっているなw

これ、モーセを先頭にわいわい行っている感じするけど、なにせ300万人の大移動、である。

それぞれが食料とかも抱えているだろうし、もうほんとカオスだっただろうと思う。

ちなみに、神とともにある左上の雲は、「イスラエルの民は昼は雲の柱、夜は火の柱によって導かれた」という記述からだろう。
神は、昼は雲で砂漠の強い日ざしを和らげ、夜は火柱で暗闇を照らした、ということだ。イスラエルの民は雲が動けば動いた分移動し、雲が止まったらその場にとどまった、らしい。知らんけど。


同じくシャガール
なんか奴隷から解放されて楽しげだね。
マナを拾っている人々の姿も見える。これは将来の暗示だろう(マナは次回)。

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ただ、この300万人が、本当にワガママで勝手で気まぐれで不信心なんだな。


そう、モーセの苦難はまだまだこれからなのだ。


ということで、今回は、よくもまぁエジプトを脱出できたよねえ、というところを、ちょっと細かめに追ってみた。

次回は「葦の海の奇跡」を取り上げたいと思う。
旧約聖書のクライマックスのひとつだ。



【おまけ】
なんか取り上げるタイミングがなかったので、補遺的に。

モーセはエジプトに戻ってくる前にミディアンにいたわけだけど、そのミディアンからエジプトへの旅、という地味なテーマでペルジーノが描いている。

実はミディアンは遠い。いまのサウジアラビア西端と言われている。そこからエジプトに帰るので、まぁまぁの長旅だ。

中央奥でミディアンにいる義父に別れを告げ、妻と子どもたちと共に旅を始める。モーセは黄色い服だね。

手前中央で天使に呼び止められ「イスラエル民族なのだから、子どもに契約の割礼をしなさい」と言われ、右手前で子ども(エリエゼル)に割礼を施している。

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割礼はこの回のラストのほうで書いたように、神とイスラエル民族との契約の印だ。

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痛い痛い痛い痛い!
麻酔も消毒もしない。化膿するがや!

という、オチもなにもない【おまけ】でした。

ではまた今度。




このシリーズのログはこちらにまとめてあります。

※※
間違いなどのご指摘は歓迎ですが、聖書についての解釈の議論をするつもりはありません。あくまでも「アートを楽しむために聖書の表層を知っていく」のが目的なので、すいません。

※※※
この記事で参考・参照しているのは、『ビジュアル図解 聖書と名画』『イラストで読む旧約聖書の物語と絵画』『キリスト教と聖書でたどる世界の名画』『聖書―Color Bible』『巨匠が描いた聖書』『旧約聖書を美術で読む』『新約聖書を美術で読む』『名画でたどる聖人たち』『アート・バイブル』『アート・バイブル2』『聖書物語 旧約篇』『聖書物語 新約篇』『絵画で読む聖書』『中野京子と読み解く名画の謎 旧約・新約聖書篇』 『西洋・日本美術史の基本』『続 西洋・日本美術史の基本』、そしてネット上のいろいろな記事です。




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