見出し画像

塾へ行かなくても成績超アップ!自宅学習の強化書

【今日の読書旅】Day138

自宅学習の強化書
教育YouTuber 葉一 著  2021年

塾へ行かなくても成績が超アップ!
努力が報われる勉強法と習慣が手に入る!

勉強ができないのは、そのやり方に問題がある。


勉強なら、べつに特別な才能なんかなくても、今よりもテストで良い点をとったり、成績をあげることは確実にできる!

たくさんお金をかけなくても勉強はできる!夏休みに身につけたい「自宅学習力」!


「経済格差は教育格差を生む」は死語!

❶[3セレクト]

①なぜ、自宅学習なのか?


自宅学習では、勉強に対して取り組んでいく主体的な姿勢が自然と生まれる。

「やらされている」という思いでやる受け身の勉強とは真逆で、吸収する力がグッと高まるのが自宅学習。

今、自宅学習を極めることは将来につながる。勉強をするというのは、「新しいことを知る」ということ。それは、「自分の引き出しを増やす」ということでもある。

そして将来、「自分の人生を豊かにする」ことにつながる。人生は豊であればあるほど良い。そのためにも中学時代に勉強を頑張ることは大きな意味がある。

②自分に合う勉強法を見つける

勉強してもなかなか成績が上がらないのは、自分なりの勉強法を作っていないから。

勉強法に必要なものは、

✔︎1人で乗り越えるための「計画の立て方」

→学力をあげたり、テストで目標の点数を取るためには、しっかりとした計画が必要。自宅学習では誰も計画を与えてくれないので、自分で考えるしかない。

・計画は、その目的を明確にすることが大事。「どうしたら、自分の点は上がるか?」を、自分でプロデュースする感じ。闇雲計画は失敗する。

・「時間」ではなく、「勉強量」で区切る。「時間」よりも「何をどれだけやったか」の方が重要。これで、「勉強したつもり」を防ぐ。

✔︎学校では教えてくれない「テスト対策」

→暗記法にも合う・合わないがある。「勉強しているのに点数が取れない!」という人は、今やっている勉強のやり方が自分に合っていない場合が多い。例えば、短期記憶が得意なのに、長期記憶が苦手な子もいる。

✔︎「勉強のルーティン化」

→学校や塾と違って、勉強を強制されないからこそ、自宅学習をするには、自分で勉強の習慣を作らなければならない。

・授業中に家で復習する箇所をチェックしておく

・授業中にできるだけ吸収する

・先生に具体的な質問をするために自分で答えと解説をしっかり確認する

⇄「わからない!」だけの子は伸びない!

・間違えた問題をスクラップする

・インプットだけではなく、アウトプットも大切

✔︎負けない「集中力」

→誰も監視されない自分の部屋でも、1人で集中するための勉強のコツや休憩の取り方

・勉強時間をわけて、程よく休憩をとる

・だらだらやらず、区切る

・勉強する場所は「目に入るもの」に気を付ける(余計なものを置かない)

・スマホは目に見えるところに置かない

・睡眠時間は削らない

✔︎「やる気と自信」

→自己肯定感が低い子が多い中学生にとって、一番自信になるのは、頑張ったらできた!という「成功体験」

・「頑張ればクリアできそう!」のラインが楽しい

・寝る前に「今日の自分」を褒める


③「知っている」と「できる」は全く違う


「成果が出ない」人は、基本的に勉強して「知ったつもり」になっている人。

「知っている」ことと「理解している」ことは、全く別物。

先生の授業を聞いているだけで、確かに学んだ気にはなる。でも、正確に言えば、それは「知ったるもり」になっているだけかもしれない。その1時間後には、同じ問題をやっても解けなかったりする。

【”知ったつもり”くんの特徴】

・特徴1:問題演習をどんどん先に進めたがる
→解いた問題が本当に「できる」に至ったのか確認しなければならない


・特徴2:答え合わせしたらそれで終わり
→成果を出すには、「知ること」ではなく「理解する」「できる」ことが何より大切

+1:自己流の勉強法をゼロから作るのは難しい

勉強法にベストアンサーはない。無数にある方法を網羅的に試すのは時間の無駄。

まず、おすすめなのが、「まねぶ」こと。「勉強ができる友達」の勉強法をまねぶこと。

すでに誰かが結果を出した勉強法から、自分に合いそうなものを真似て、アレンジしていけば、ずっと簡単に効果が出せる勉強法が組み立てられる。

新しい勉強法は、最低1週間はやってみよう。なぜなら、恋愛と同じく、1日2日やっただけでは、効果なんてわからないから

❷[マイエピソードとアクション]

 
中学生のとき、誰かに勉強法を学んだわけではないのに、自宅学習では、参考書を買いあさり、学習計画を立てたり、できない問題を集中的に解いたり、本に書かれていることと同じことをしてた。

ただ、1つやっていなかったこと。”寝ていなかった”!!

試験前は特に、新聞配達のバイクの音、近所の鶏が鳴く声がするまで勉強してた。

その結果、学年1位の成績をとったことがある。思えば、10代からずっとずっとずっと勉強をしていて、1年たりとも休んだことがないかもしれない!常に新しい世界へ連れて行ってくれる勉強の虜なのかも?!

読書を機に、自分の学習ヒストリーと自分が人生で一番お金と時間をかけている宝物に気づくことができた!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?