親に愛された思い出がなくて自分が親になる事がこわい④

③の続きです。

私の子どもの頃の経験や考え方を振り返って
子どもの目線での生きづらさ、親としてそんな子どもになってしまったらどうしようと悩んでしまいます。
親になるのがこわいと思う気持ちを
経験を通して振り返っています。

18歳〜20歳の、恋愛→失恋でうつ病？らしきもの再発。
病院には行ってないのと、自分にはまだうつ病という知識がなかったので落ち込んでるという感覚。
この時は、体は寝たきりとかにはならなかったのですが…とにかく、ずっと泣いていました。

一番は、お酒を毎日飲むようになりました。
１本じゃ足りなくて本数が増えて、サイズが大きくなりベロベロでもコンビニまで買いに行ってました。こわい…
さらに、人と会うときはお酒のんでないと話せなかったです。

はじめて好きになった人から好きと言ってもらえて
付き合えて、大好きな彼氏が側にいてくれるという喜びを感じました。
あちらは実家、わたしはフリーターのひとり暮らしで半同棲でした。

中学から、親にも友達にもずっと否定されてるように感じていたので誰かに愛されてるということで、自分らしく生きていけるように感じました。

男の人に頭をなでられたり、手をつないだりがはじめての経験でやっと誰かに甘えていいんだと思えました。
（本当は、父も幼少期はそうして、愛してくれてたと思います。）

今思えば、その時の彼はバイトの子から好きと言われて
軽く付き合ってみたものの、他の女の子とも遊びたいしな～
こいつ、重いし別れるか！くらいの軽い気持ちだったと思います。

でも、当時の私には
やっと自分を受け入れてくれる存在が
私にだまって他の女のコとデートしてた
ちゃんとした話し合いもなく、いきなり電話で別れようと言って無視された。
その後も、ちゃんと話したいと連絡して
やっと電話出てくれたと思ったら
「地獄に落ちろ！」が最後の会話だった。
パワーワードですよね（笑）

まあ、私からの連絡が多くてうざかったんでしょう。でも、人に言う言葉じゃないよね。
彼は、覚えてないと思うけど。

そこから、また人間不信となり
私は愛されない、誰も受け入れてくれない
だめな存在だ。となってしまい
人を好きになる事が出来なくなりました。

誰かと付き合う事は、あったのですが
最初の彼氏に捨てられたという事実を消化できていないので、そこから付き合う人は
最初の彼氏の面影を感じる人で
本当に好きになることができませんでした。

あの失恋はなかった。捨てられてないよ。と
言い聞かせるかのように
ずっと愛されてたよね？という気持ちを引きずっていました。

そして、自分に自信がなくなってしまい
また自分がなくなりました。
何をしたいのかもわからないし、東京でフリーターをしてることも意味がわからなくなりました
この現状から逃げたくなり
今度は地元に帰ることで
失恋を忘れられると思い帰りました。

親とは別の環境で暮らしたいと思っていたので
東京でてきた友達とルームシェアをはじめました。
その友達が、田舎があわず東京に帰ることになりルームシェアは解散となりました。

その時も、マイナス思考だったので
また友達が離れていった。と考えていました。

仕方なく実家に帰り、また引きこもりになりました。

何がしたいかわからず
仕事も始められず、ずっとずっと部屋に引きこもってました。
せっかく高校で東京に行って明るくなったと思ってたら、数年でまた引きこもってる子供。

親としては、またか？なんで？だったでしょうね。

フリーターじゃなくて正社員で働いたほうがいい。
東京で一人暮らしするなら、家賃補助があったり自分で生活できる会社がいいと親に言われました。

今思えば当たり前ですよね。
安定した生活を送って欲しいですもんね。
社会人として、親としては仕送りできないよ。
自分で生活する力をつけなさいってことですよね。

その時も、お前に金は出せない。
一人で生活してと突き放されてると感じていました。
子供過ぎたわたしは、親はお金を出してくれると思っていたので何のありがたみも苦労もわかりませんでした。
我ながらめっちゃひどい！こんな、子供になってしまったらやだな。私は親として受け止められないな。と思ってしまう経験です。

半年くらい引きこもって、うつが落ち着いた頃ですかね？
親の言うようにしたほうがいいだろうな。とか
東京で正社員できるよ！って認めてほしかったのか
せっかく学校に行かせてもらったのにヘアメイクにならなかった自分が申し訳ないと思うようになりました。

そこから、バイトでお金をためて
正社員、東京、美容室へ就職しました。
美容室で仕事を頑張りすぎてしまい…
メンタルにきて3年くらいで退職し派遣社員になります。

⑤に続く