soarでインターンをする中で気づいた「自分の可能性に蓋をしていたこと」 #soar応援
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soarでインターンをする中で気づいた「自分の可能性に蓋をしていたこと」 #soar応援

こちらの記事には、ウェブメディアsoarの5周年に向けて、soarメンバーやsoarライター・これまで記事に登場した方たちがsoarへの思いを綴ったコラムを掲載しています。


「これだから高校中退者はダメなんだよ」
「高校中退者にはろくな奴がいないな」

こんなマイナスな言葉は今まで一度もかけられたことがない。むしろ高校中退したことを話すと「高校中退したんだ!いいね!」とポジティブな反応を貰うことの方が多かった。だからこそ「自分の可能性に蓋をしている」ことにはなかなか気づけなかったのだけど。

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soarに入るきっかけとなったある日のこと

soarでインターンを始めたのは2019年の1月。そもそも僕がsoarを知ったのは2018年の年明け頃。当時はまだ「こんなメディアがあるんだ」くらいにしか思っておらず、いわば「数多くあるメディアの中のひとつ」という認識だった。

そんな僕に転機が訪れたのは2018年4月。主に通信制や定時制高校の生徒などの支援を行っている認定NPO法人DxP代表の今井さんのアポ先について行ったときに、soar代表の瑞穂さんと会った。その時はご飯を食べながら、雑多な話をした気がする(とっても美味しいそば屋だった)

それからsoarを少しずつ読むようになり、編集部インターンに応募。すぐにインターン開始とはならなかったが、文字起こしをやったり、取材に同行したりして、2019年の1月から2020年の3月まで編集部インターンとして活動していた。

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自分の声を大切にするsoarでの働き方

一人ひとりの心の声を大切にする

これはsoarで活動する中で感じていたことのひとつ。メンタル的なことでもそうだし、編集部であれば記事の企画立案の時でもそう。

こちらの記事では、取材記事とは思えないくらい、僕の体験とか経験とかを語っている。

それに加えて、こちらのふたつの記事。

これらの記事は僕が「学歴って何なんだろう?そもそも現代に学歴は必要なのかな?」という問いをもってたてた企画。

取材が終わった後、大阪から帰ろうと思っていたのだが、取材の振り返りがしたかったのと、人生初の新幹線で疲れが溜まっており、大阪に行った時によく使うHOTEL SHE, OSAKAで一泊することに。

ホテルの一室で山口さんのこの言葉をずっと反芻していた。

基本的に“ドロップアウト”した子たちは、そこからすごく巻き返さないといけないと思いこんでいるみたいで、理想が高いんです。偏差値の高い国公立大学に行きたい、みたいな。

僕は「何歳までに何万円稼いでおかないと」とか「何歳までにトップレベルのスキルを身につけておかないと」と、かなり高望みなことを考えていることに気付き、またこの時に初めて「自分も高校中退者なんだ」と実感することになる。

それまではどこか「高校中退者であることをネガティブに捉えてはいけない」と思っていて、ネガティブな要素が出てきても無視していた。しかし、自分で自分をカテゴライズしたことで、高校中退者である今の状況に納得することができ、高校を中退したことによるネガディブなことを思う自分と向き合い始められるように。

そうして振り返ってみると、意外にも自分で自分の可能性に蓋をしていたことが少なからずあることがわかったり、高校中退を色んなことの諦めの理由にしていたことに気がついた。

そのひとつが就職。中卒の自分は就職することはできず、フリーランスで生きていくしかない。そう思っていたが、色んな人の話を聞く中で「就職できるんじゃないか」そう思い始めるようになった。

今では少しずつだが、その蓋を開けることができているように思っている。きっとそれができ始めたのは、soarで活動していたことが大きいのではないかとも。

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「人の良いところ」にフォーカスする

これもsoarで活動していた中で印象的だったこと。定常業務に加え、例えば僕はひとりでもくもくと作業する方が効率が良いので、そういう類いのこともやっていた。

こうして自分の良いところを活動に活かせると「僕って色々できるじゃん!」と前を向くきっかけになったり、ポジティブな感情を抱きやすい。

soarには他にもいいところはたくさんあって。詳しくはこちらの記事に書いているのだが、やっぱり1番すごいのは「組織文化として浸透している」ところが凄いと思っている。

例えば「弱さの共有」と言うのは簡単だし、傍から見たらすごく理想的な事。でも、実際それをやるのはすごく難しい。成果を出すことが前提にある上での弱さの共有は、言ってしまえばもはや「自分、役立たずなんです」と言ってることとほとんど同義だと思っている(程度はあれど)

それを許容する文化というか、むしろ「弱さの共有してるじゃん!いいね!」みたいな文化にしているのは本当に先輩たちのおかげだなと感謝しかない。だから、soarだと「組織作り」というよりも「組織文化の浸透」みたいな言葉の方が似合ってるのかなと個人的に思ったりしている。

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最後にsoarで活動してみて雑多な感想を。1年近くsoarでインターンして思ったのは、個人の成長を真剣に考えてくれてるということ。

soar加入当初は僕はメール文面すら書けなくて。ひとつのメールを作成するのに30分は余裕でかけていた。もしかしたら1時間かけていたものもあったかもしれない。

それに、企画を進める中でなかなか上手くいかないことがあったりして、結構辛いこととかもあった。そんな時に編集部の先輩に「心の成長痛だね!」と言われたことが今でも印象に残っている。「身体だけ成長痛があって心には成長痛がないのって不思議だよね」と言われて確かに!と納得した。

(去年の僕は代表やチームリーダーにズケズケ言っていた模様。。これも瑞穂さんとかチームリーダーのあやかさんが高圧的だったら言えないこと)

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もし高校をやめていない未来があるのだとしたら

もし高校をやめていなかったら。

そう考えたことは何度もあって。辛いときこそこういうことを考えたくなる。だけど、高校を辞めていなかったら、DxPの今井さんにも巡り会ってないわけで。ということは瑞穂さんとも、soarのメンバーとも出会っていない。その仮定した未来はなんだかとても寂しいあと思う。

だからこそ、もっとsoarを多くの人に知ってもらいたい、読んでもらいたい。なかなか1万字近くあるインタビュー記事を読む時間を取れる人はそんなに多くはいないと思う。色々あってみんな忙しい。だけど、ほっと一息つく時とか、仕事が一段落した時にsoarを読んでもらえると嬉しいです。

それと、来年はもっと多くの人にsoarを読んでもらうために、僕自身も成長したい。色んな知識をつけて、もっとsoarに還元していきたい。


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soarはNPO法人soarが運営するウェブメディア。「人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく」ことを目指し、障害者や高齢者、LGBTなど様々な人の生き方やサポート事例について紹介しています。

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佐藤みちたけ

お寿司が食べたいです

明日は幸運に包まれる1日になるでしょう
2000年大分生まれ。高校時代に「学校」以外のコミュニティを知ったことで教育に疑問をもち、高校中退を決意。その後に上京。NPOや教育系の企業でライターやメディアの運用→LIGの編集者。将来は犬と暮らしたい