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このピクトグラムについての話

このピクトグラムについての話なんですけど、どう?

これは浅草の仲見世通りって言うのかな?そこの裏路地のほうにある?トイレマークの写真なんですけど、これの話をしていきたいと思います。

何が面白いかって言うと、この男女の距離感が絶妙すぎると言う話を延々としたいんですけど、
まずあのこの2人あのなかなか釣り合ってないんですよね。言ってしまうとすごくおとなしい男性が女の子にダメ元でダメ元で告白したものの、「うん!付き合おうよ」ってことから始まって男の子はすごい嬉しいんですけど初めて行ったデート先ですね。

さて、デート当日。男の子側がなかなかいいアテンドができてないんですね。でもその女の子側があんまり悪いこと言わないタイプなので、シンプルに楽しんでくれてるんですよね。楽しんでくれてるんだけど、男の子側はうまくいってないんじゃないかってすごい悩みながら歩いてるんですね。

このデート地は横浜としましょうか?あのだだっ広い海辺のなんとか公園、埠頭に近いほうの
そこにいるんですけど、まぁ景色は綺麗なんですけど、意外とやることがなくて、ベンチに座って「海きれいだね」みたいなことを自分なりに言ってるんですけどもちろんもうあの女の子は「ほんときれい!連れてきてくれてありがとう」みたいなことを言ってくれましたね。そこでより好きになっちゃうんですけど。
ソフトクリーム屋さんみたいなのあったのかななんかそういうのがあって買ってきて、手渡すんですけど、まぁちょっと彼ら学生なんですね。高校生なんですよ。お金ないなりに奮発するんですよね。
女の子は結構、その人たらしなところがあって優しいんですよね「ソフトクリーム代はいくらだった?私の分出すよ」とは言ってくれるんですけど、「いやここは僕が出します」なんてかっこつけるんですけど、女の子も、そういう自分としてのけじめ見たいのはわかってくれて、「そっか、ごちそうさまです。ありがとう!」なんてことを言ってくれるので、それでさらに好きになっちゃいますよね。
近くの山下らへんなのかな、中、いろいろなお土産を買える商店街というのがあるんですけど、ちゃう店があるんですね。で意外と安く作れちゃう。ペアリングの店があって1つ2000円とかで作れるのかな、さすがにもうちょっとするか。
ペアリングの店を見つけて、まあいつかは作りたいなぁとは彼は思うんですけど、その女の子もずるいんですよね。
今度一緒にペアリング作りたいね!って言われて、この子を大切に守っていきたいなと思うわけですよ。

そこから移動してふたりは横浜中華街に行きました。甘栗おいしいよー。みたいな押し売りが結構あるんですけど。それはさすがに無視して。
一緒に肉まん食べるんです。彼は豚まん。粒の大きい豚まんですね。で彼女はあんまんですね。豚まん異常にうまくね?と思いつつ、横目に彼女を見るとあんまんでハフハフしてるんですよ。それがまた可愛いなぁと思いながらチラチラ見るんですけどね。
それから個人でやってる中華系の商店とかがあって、そこで食べたことないよくわかんないお菓子を一緒に買ってみて一緒に食べたらめちゃくちゃまずくて。サンザシって言う、瓦みたいに固い方八橋のあんま美味しくない版みたいなの食べて、失敗したねなんて言いながら、楽しんでたんですが。
そしたらもう結構6時位で、それからあかいくつバスに乗って桜木町駅に行くんですけど、わ関内とかまで歩けばいいじゃないですか。でもまぁこの日が終わってしまうのが寂しすぎて、少しでも時間を稼ごうと思ってあかいくつバスで桜木町に行って、それから解散しようと言うのは、彼なりの算段で、それで彼女も結構1秒でも一緒にいたいと思ってくれてるのかなと察して。

特に何も言わずにあかいくつバスに乗るんですよね。あかいくつバスって安いんですよね。なんか100円だったかな今はわかんないですけど。横並びで座りまして、ちょっとしたブレーキがかかるたびにちょっと触れるんですよね。それが起こるたびにいちいちドキドキして彼も彼女も同じ感じなんですよね。これは。
もう1秒でも伸ばそうと思ったものの、意外とバス早く着いちゃって、ああ、間違えたかなぁと思うんですけど、これまでのデート中でこれほど近い距離感ってないんですよね、ある意味この判断は間違ってなかったというか。

今日は楽しかった。ありがとうって別れようとするものの結構家が近い方だったので、結局同じ横浜線に乗って一緒にいられるんですね。
彼としてはボーナスタイム出現って感じですね。そしてなんやかんやと時間に終わりが来まして、彼の最寄りにあと1分で着いちゃうんですね。

この時間が止まればいいのにと思っていたら、彼女も「今日がずっと続いたらいいのにな」とぼそっと言われて、言われたものの、ドギマギしすぎて、なんも反応せずにじゃあねと別れてしまいました。

家までの帰り道、ポケットには豚まんの袋ゴミがあってそれすらも大切にとっておきたいとすら思うのでした。

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