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ココロを浄化するお金とのスピリチュアルな関わり方ー循環の視点からの考察ー

お金とは、スピリチュアル的には、自分に奉仕(与える行為)をしてくれた人への「感謝」の気持ち、そして「愛」の表現です。
ココロを込めて料理してくれたレストランで、会計を払う時など、日常的にお金を誰しもレジでお金を支払っています。その際のココロとはどこにあるのでしょうか?

ココロを込めて創造してくれた美味しい料理を食べさせていただいて”ありがとう”というココロを込めて支払えば、お金は愛と感謝のエネルギーのポジティブなキャリアとなります。

善良な五次元意識の本当の”お金持ち”は、お金を自分が受け取るときだけではなく、支払い時に、つまりお金を自分の財布から”手放す”時に、喜んで”ありがとう”と言える、お金に愛と感謝の波動を込めて与えられるココロ意識の人なのです。

逆も真です。お金を貰えば誰しも嬉しいでしょうが、そのお金がどこからどのようにあなたの元に来ているかわからないので、清らかなのかどうかわかりませんね。見えない他者から奪ってることも往々にしてあるんです。

だから犯罪者は悪事で、もうけたお金をロンダリング(「マネーロンダリング」(資金洗浄)=不正に得たお金を合法的に手に入れた資金に見せかける違法行為)するんです。

でも、ココロ(意識)を”ロンダリング(浄化)”せずして、そのお金は社会を幸せにすることはありません。彼らは破滅へ向かった連鎖(ネガティブスパイラル)を引き起こしていくでしょう。

最近、素人の個人の間でもはやりの株式投資や、カジノ博打などの取引も基本ゼロサムゲームです。儲かる一部の人は、損する大多数の人から奪っているともいえます。

サラリーマンの給与だって、お勤めのその会社が軍事ビジネスや健康や環境に大きなダメージを与える闇の事業であげた売り上げからきていることだってあります。

お金は、人間同士のお互いをリスペクトする愛のある互恵的関係性(御縁)を、より豊かにするものであってほしいです。それが五次元意識のお金のレゾンデートル(存在意義)ではないかと思います。
そもそも払うは、祓(はらい)と同じ言霊。祓とは、内なる神に祈ることで、心の穢れ(度を過ぎた金銭欲・我欲)を「浄化」して、ネガティブな想念を除き払う”ご神事”です。

祓(はらい)の儀

***神道のスピリットとお金の話(余談)***

お金(紙幣)のことをお札といいますね。お札と書いて、「おさつ」と読んだり、「おふだ」と読んだりします。
この言葉にある【幣(ぬさ)】とは、神に祈る時に捧げ、また祓(はら)いに使う、紙・麻などを切って垂らしたもの神に祈る時に捧げ、また祓(はら)いに使う、紙・麻などを切って垂らしたものです。
だから、お金って、日本古来のスピリットから見れば、本来は、神様が宿る「お神札(おふだ)」なのです。
つまり、お金(紙幣)は、神なる魂と魂がおたがいさまで、しあわせにつながって、ご縁や心をつなぐ「結び」のためのモノを超えた神聖な存在なのだと思います。
だから、お金を払うっていいますが、それって音霊言霊は神道の祓い(はらい)と同じなんです!
間も無く扉が開く光の時代(弥勒世)の紙幣は、幣(ぬさ)がもともと大麻で作られていたように、大麻から作られた神(かみ)なる紙(かみ)がいいですね。
電子マネーなんて嫌ですよ(笑)

【幣(ぬさ)】
国産精麻(大麻)の祓串(大幣 おおぬさ)

そして、日本語の”えん” って言霊はすばらしいと思う。
それは縁(魂と魂のつながり:関係性)を豊かにすることが、円(日本国のお金・物質的側面)も豊かになれることです。人格も”まあるく”~~無駄な喧嘩や奪い合いをしない。そうすれば人間関係も「円」満になれる。それが、調和して分かち合う社会へのシフトにつながるでしょう

宇宙の法則である”原因と結果の法則”や”引き寄せの法則”が働くために、愛を基とするポジティブマネーにはポジティブマネーが倍返しで戻ってくるので、豊かになれるわけです。
人類のお金に対する集合意識がそうなれば、お金の奪い合いの競争経済は終わり、民衆への奉仕精神なき政府による税金という搾取もなくなるでしょう。

そしてお金がどこかに溜め込まれ、独占私物化された腐敗マネーにならないで、お金が真に必要なところに健全に「循環」するようになります。本当の金融(銀行)や財政(政府)の使命ってそこじゃないのかな?

蛇足ですが、今の政府も金融機関も、コロナワクチンによって体内に生産されて、血栓や梗塞など循環器系にも様々な疾病を引き起こす毒物である”スパイクタンパクみたいに思えます。

本来、”お金は天下の回りもの”なんです。その意味は「お金は常に人の間を巡っているものだから、今は持っていない人のところにもそのうち巡ってくるから悲観しなくても大丈夫だ」ということ。
そうです。ここでお話ししたことを実践していけば、きっと五次元意識の世界では、このことが当たり前になると信じています。

さて、お金が、社会で「循環」するためには、どうすればよいでしょうか?
そう聞かれたら、「お金も腐るようにすればいい」って思います^^;ってお答えしてます。
お金も生鮮食料品みたいに、置いとくとどんどん劣化していくようにすれば、目減りする前に使っちゃわなきゃ・・って思うでしょう?

お金が腐る(蓄財しても劣化(価値低下)する)なら、みんな、ため込まなくなるから、止まってたお金のエネルギーが、循環するようになります。
その結果、経済も活性化して景気も良くなるんじゃないでしょうか?
これは、ポイントとか、サービス券とか、期限があるものは期限内に使おうとするのと同じです。

出来るだけ顔が見える地域内での循環がとても大切なのです。地域に関係する皆が、公正な便益を得られるように、お金もぐるぐる廻る循環が大事なんです。

ひと、もの、かねを、地域のなかで循環することで、地域の経済システムの持続可能性(安定性)を維持することが出来るのです。
身体も血液・体液が循環するから、身体の隅々の細胞に栄養が行き渡り健康でいられるのです。
どこかに血栓ができたりして血流が澱んだりすると、体全体の生命の危険を招きますよね。

有機生命体である地球(テラ)も、循環しているからテラの上に住む生命体は生きていられるのです。
人体同様、循環をとめれば、生命を維持することは出来ません。
循環できないレベルで環境への負荷を増やすと、どうなるか?例えば、二酸化炭素などの温暖化ガスの場合、炭素循環のバランスが崩壊し、大気に二酸化炭素が溜まっていくことで、気温上昇→気候変動という「いのち」の危機を招く事態を引き起こしています。
この世界は循環がおかしくなれば、それはすべてに影響するのです。

すべては循環による動的平衡の「バランス」で成り立っています。
何か一つでも循環を止めたり、阻害したりすると、バランスが崩れてしまうのです。だからバランスはとても大切なのです。

私たちいま、特に莫大な資産(債権)を持つ日本という国家は、この循環を止めようと抵抗するネガティブなエネルギーが大きく影響しています。
ですから、社会経済が行き詰まって梗塞状況が起きているのです。これが「緊縮」の正体です

お金を貯めたいというのは、「不安」からの思考です。消費税を増税したにもかかわらず社会保障はどんどん劣化し、将来が見えないことに起因しています。
不安だから、お金というエネルギーを自分の手が及ぶところに貯めてておきたいと思うのです。
しかし、この不安のエネルギーは、身体にも影響することを忘れないでください。

貯めたい、止めたい、と思えば思うほど、身体の氣の循環も止まる方向へ流れて行きます。その結果、身体も不健康な状態になります。

なぜなら、お金を貯めたいと思う思考エネルギーは、不安からですから、いつも不安におびえているのと同じことになり、自覚せずともものすごくストレスになっています。
ストレスが高じると、それこそ体の中や外との氣の流れ(循環)がおかしくなって、生理学や心理学的にも「病気」になってしまいます。

お金が、人と人の間を繋いで、運んでいる”意識エネルギー”の流れが悪くなると不健康な社会になるのです。

なんだかお仕事やお商売がうまくいかないな・・と思うときは、何かの健全な循環を止めよう、あるいは滞らせようとしていないか考えてみてください。
すべてがうまく循環していれば、あなたの現実はとてもスムーズなものになります。
循環するからこそ、安定していられるし、安心が得られるのです。


(執筆者・文責)能村 聡

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