『人に厳しく自分に甘い』理由は?
ある日、
小学1年生の娘がパパに愚痴っていました。
「ママってさ、人に厳しくて自分に甘いよね」
その日は散らかった部屋の中を片付けて欲しく、
娘とパパに怒鳴っていたのです。
「早く片付けてー!」
「なんでこんなに散らかってるのよー!」
「どうしてママのスペースがないのー!」
散々怒鳴りまくって、
娘とパパはしぶしぶお片付けをしていました。
きっと片付けながら
本望ではない悪者扱いをされた二人が
結託してママの愚痴を言っていたのでしょう。
そして翌日、
娘に聞いてみました。
「どうしてママが
人に厳しくて自分に甘いって思うの?」
「だってさぁ、ママが怒っているときに
相手が嫌な気持ちなのを考えないで
ずっと怒ってるから」
それを聞いて、
「なるほど!」と感心してしまいました。
確かに怒っているときは
自分がどうして欲しいかしか考えておらず、
娘やパパがどう感じるかを無視していました。
片付けないことを悪いこととし、
片付けないのは娘やパパが悪いと
思い込んでいたのです。
そうではなかったのですね!
もちろん家がずっと散らかっているのは
生活する中で不便も多くなるので
100%良いことではないかもしれませんが、
片付けないことが『悪』ではないはずです。
私の価値観として、
「片付いている=良い」だったのを
「片付いている=私にとって良い」に
考え方を変えればよかったのです。
そうすれば
片付けないことに対して
怒鳴るまで怒ることはなくなり、
片付けて欲しいときにも
娘やパパが嫌な気持ちにならないように
お願いできるかもしれません。
自分の性格を変えることは
なかなか難しいことですが、
娘の指摘にハッと気づかされたので、
変えられるかもしれません。
怒ってしまうとき
怒られた相手の気持ちを思う。
ちょっと頑張ってみようかなと思います。
親は子供から教わることが多いと言いますが、
まさにこのことなのかなと (^^)
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