測れないものは改善できない

組織診断内製化への道 ‐ 測れないものは改善できない(前編)

こんにちは!
hachidori人事責任者のさとかです。

今回、ちょっと長めなので、コナンみたいな感じで、前編と後編を分けてみました。笑
後編は後日リリースしますので、お楽しみに!

皆様の会社では、組織診断・組織サーベイを入れていらっしゃいますでしょうか?
組織診断・組織サーベイとは、企業が、組織のパフォーマンス向上の為に、現状の組織の状況から課題や改善点を把握し、適切な打ち手を特定するための調査のことです。

測れないものは改善できない

という言葉もありますが、特に、人事に関する議論は抽象度が高く定性的なものが多いため、意識的に「定量的」な観点を組み込んでいくことは必要だなと感じています。

実は、弊社ではこれまで、定量的に組織状態を測る事はしてきませんでした。しかし、これから、組織が大きくなっていき、いわゆる「50人の壁」「100人の壁」にぶつかる前に、組織の状態を可視化(定点観測)する仕組みを入れておきたいという思いから、組織診断内製化に着手しだしたというわけです。

ベンチャーの組織設計の話をするときに、必ず出てくるのがメルカリさんですが、「メルカリの小泉さんと組織の課題について話したら恐ろしい程勉強になった話」という記事が非常に有益なので、オススメです。

その中にも記載がありますが、

従業員が、100人を超えてもメルカリでは想定外の大きな問題はなかった。
なぜなら、300人まで対応できる人事制度を10人くらいの時から構築して準備していたから。

弊社でも、これから訪れるであろう、「50人の壁」「100人の壁」に対応できる人事制度を今から、しっかりと準備しておきたいと思っています。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と、かつてビスマルクが言ったように、企業の成長過程で、フェーズごとにどんな問題点があるのかを歴史から学んでいれば、前もって準備をしておくことが出来ます。この「準備力」が、急拡大に耐えうる組織を創れるかいなかの分かれ道となっているのかもしれませんね。
(ベンチャーのフェーズごとの課題については、戦略人事の学び舎、CANTERAでも深く学びました。今回、それをまとめたものを張り付けておくので、是非ご覧ください。)

フェーズごとの課題


さて、組織診断・組織サーベイに限らず、何か施策を打つ時や制度を導入するときに大切なのは、
「目的と活用後のイメージ」を明確にしておくこと。
そして、「目指したい組織の状態」を言語化しておくこと。

これをすっとばすと、知らず知らずのうちに「あさっての方向」へ行ってしまっていることもあるので、注意が必要ですね。

目指したい組織

hachidoriにとって、組織の望ましい状態とは
「社員全員がGOOD MOODにOWNERSHIPをもってTOPFLIGHTな仕事が出来る組織」です。そして、そういう仕事が出来る人と一緒に働きたいと思っています。(これは、弊社の採用基準でもあります。)


DO MORE WITH LESS
ー自社プロダクトの活用

さて、「目的と活用後のイメージ」を明確にし、「目指したい組織の状態」の言語化が終われば、次はいよいよツールの選定です。

今や、組織診断ツールは、素晴らしいものが沢山あるのですが、なかなかお値段もお高め。どうしたものかな…と悩んでおりました。そんなとき、伴さんが、「せっかくだし、うちのプロダクト(hachidori)を使ったらいいじゃん」とアドバイスをくれたのです。

DO MORE WITH LESS
少ないリソースから多くを生み出そう。それがスタートアップの勝ち方だ。

という弊社のBEHAVIOR(行動規範)にもあるように、何とか自前で、この組織診断・組織サーベイを内製化したいという思いで、hachidori事業部のメンバーの助けを借りて、「eNPSとVALUE体現度に関してのアンケートBOT」が誕生しました!

eNPSとは従業員と会社がお互いに貢献し成長できる関係になっているか(エンゲージメント)を数値化して組織の状況を測定するための指標です。

一般的にeNPSが高い社員ほど、実際にその会社で働くことを推奨したり、離職率が低いだけでなく生産性が高くなる傾向にあるため、eNPSを向上させる取り組みは採用コストの削減や収益性を向上させることにつながると考えられています。

通常ですと、eNPSの質問に加えて「仕事の充実感」や「上司との関係」「福利厚生」などのより詳細な項目について、「それら推奨度の点数をつけるにあたり、どの程度加点もしくは減点に影響したか」といった評価を集めることで、従業員エンゲージメントに影響を与えている要因を洗い出すことができます。

ただ、今回は、初回ということもあり、あえて詳細項目は設定せず、この要因の部分についてはフリーワードで集計しています。(最初は、フリーワード記載にする事で、従業員の「声にならない声」を吸い上げたいという思いがあったからです。)

また、eNPSに加えて、「目指したい組織の状態」にも紐づく「VALE体現度」についても同様にアンケートを取りました。

このチャットボットを使っての組織診断・組織サーベイですが、「パルスサーベイ」という形を取っています。
これは、1分程度で簡単に回答できる5~15問程度のアンケートを短期間に繰り返して、実施するというものです。

もともと、パルスとは「脈拍」を意味する言葉で、脈拍をチェックするように「高頻度で企業組織と個人の健全性を測る」のが、パルスサーベイの目的となります。弊社では、「月次」のサイクルで調査していくことにしました。

実際の画面をちらっとだけお見せします!
(もっと詳しく知りたいんだけど!という方がいらっしゃれば、私までDMを飛ばして頂ければと思います。)

チャットボット画面

次回後編では、このアンケートの集計結果と、今後どのように運用していくかの展望について、お話が出来ればと思います。(後編へつづく。)

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

スキありがとうございます!もしよろしければシェアもお願いします♡
10
大学卒業後、国内大手アパレル企業、国内最大手人材紹介エージェント、外資物流企業を経て、2019年4月にhachidori株式会社にジョイン。「日本の人事部をプロフィットセンターに変革する」をMISSIONに、戦略人事・HRBPとして組織成果の最大化にコミットしていきます!