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技術者は自分の技術が給料に直結すると思いがち

こんなことを書いたんですが、せっかくなのでもうちょっと詳しく書こうと思います。プログラマーの評価は個人の技術の総量では決まりません。現在作っているものに使っている技術の総量で決まるものです。ここがすれ違うと非常に悲しい結果になると思ってます。

プログラマーの技術は基本的に積み重なります。昨日できたことが今日出来なくなることなどなくて、新しくできることは増え続けていくのが一般的だと思います。書ける言語や触れるフレームワークは歳と同じように積み重なり自分が扱える技術の総量は歳を重ねるほど増えていくと思います。

じゃあ、その日々積み重なっている技術が全て現在の開発で使えるかと言われるとそんなことはないんですよね。kotlinで書いているコードにC言語の知識が必要かと言われるとそんなことは稀で、ほとんどの場合は必要ありません。積み重ねられた知識の一部分を使って何かを作りあげ、その使っている一部分が評価されます。決して積み重ねられた全ての知識ではありません。

これが辛いところで、技術者は自分の給料を自分の技術の総量と錯覚しがちです。給料が上がらないと技術が上がっていないと言われていると錯覚し、日々積み重なっている技術が評価されていないんじゃないかと不満を募らせがちです。しかし、給料が技術の総量とかそんなことはなくて、会社は成果に対して報酬を出しています。なので、現在使っている技術の総量が給料に直結します。

一点集中して深堀りして自分が持っている技術の総量を全て仕事に直結させれば給料は高いでしょうがリスクも高くなりそうです。かといって、広く浅く技術を習得してどこでも仕事ができるようになると、使っている技術の総量が少ないのでリスクは低いですが給料も低くなりそうです。何を学んで何を使う仕事につくかは自由で、そこがプログラマーのキャリア戦略としては重要なんだと思います。

プログラマー界隈は年功序列を排除し成果主義を良しとしてきたと思います。これは個人の技術の総量ではなく、使っている技術の総量で給料は決まるべきだと言っているのと一緒です。つまり、どれだけ技術を積み重ねたすごいプログラマーだったとしても、歳をとって使っている技術の総量が少なくなれば給料は下がることになるのでしょう。

自分が若かったときは成果主義にしろと言っていたにもかかわらず、自分が年をとったら給料が下がるのはおかしいというのは矛盾していますが、人はそんなもんなんでしょうね。気を抜いたらすぐに老害になってしまいそうなプログラム業界ですが、日々使える技術を積み重ねてなんとか食らいついていくしか無いんでしょう。そして来たるべきときに備えて、自分がどの程度で満足して楽しく生きていくことができるのかを知り、多くを求めずに生きていくほうが人生楽しいんじゃないかと思ってます。

参考



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