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ノートはお守り。書くことは癒やし。

最近はとくに、みなさんの心がざわざわしたり、不安になったり、怒りがわいたり。そんな気持ちになることが多いと思う。


私は小さい頃から、常にノートを持っていた。

もともと自分の悩みや考えを、人に話すタイプではなかった。親にも友達にも、あまり自分の感情を出せなかった。
だから心にどんどん溜まってくるものを出せる場所がノートだった。

悲しいこと、辛いこと、心配なこと、悩み、嬉しかったこと、楽しかったこと、いろんな気持ちをとにかく紙に吐き出していた。

自分の心や頭のなかでぐるぐるぐるぐるしていることも、紙に書くと不思議なことに、すっきりして気持ちが前向きになる。そのことについて考え続けることもなくなるのだ。ノートという存在に何度も救われてきた。

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今は、このART&SCIENCEのほぼ日手帳に赤いカバーを付けたものを持ち歩いている。

これを持っていることで、何事にも余裕をもって構えていられるようにもなった。

たとえば何か嫌なことがあったとき、ついそのことで頭がいっぱいになってしまいがちだけど、「まぁいいや、あとでノートに書こう」と思うだけで、気が楽になる。そして実際にダーッと書けば、気持ちが消化されてしまう。書くことは魔法であり、ノートそのものはお守りのような存在なのだ。

ほかにも思いついたアイデアや、やらなければいけないこと、行きたい場所ややりたいことなどを書くことも多い。頭の整理や確認にもなる。

どうやら「ライティングセラピー」という言葉もあるようで、私がやっていることはまさにそれらしい。

誰にも見られない自分だけのノート。今行き場のない感情を抱えている人は、まず書いてみるとよいかもしれない。
最初はなかなかペンが進まないかもしれないけど、なぜ今そう感じているのか、どうしたいのか、自分の心と対話してみると書けるようになってくる。少しは心が晴れると思う。



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