たなべさん

さとうさんと都内で喫茶店をゆる〜く経営しています。

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最近の記事

さとうさんの初恋の人

この前さとうさんの初恋の話を聞いた。 僕「さとうさんって初恋いつですか?」 さとうさん『小学6年生のときです!』 僕「え!?聞きたい!どんな人なんですか?」 さとうさん『東洲斎 写楽です』 僕「あっ……そうなんですね」 さとうさん『格好いいですよね?一目惚れでした』 僕「あ……わかります!」

    • さとうさんの対応

      まだ出会って間もない頃、同じ喫茶店で働いていた僕とさとうさん。 お客さんは年配の方が多くて、新聞を読んでたり作業してたりと、とても静か。 ある日、一人のお客さんが大きな声で電話を始めた。かなり大きな声。 仕事の電話っぽいので邪魔はしたくなかったのだがあまりにも大きいので外で電話してもらうように僕がこっそりお願いしに行った。 そしたらかなり怒鳴られた。…嘘でしょ!? そこにさとうさんがソロソロとやってきた。 さとうさん『あの、もしかしてあおり運転とか      したことあ

      • 大丈夫。のんびりしよう

        さとうさんが落ち込んでるときはこの言葉をかけるようにしている。 この言葉でだいぶ落ち着くらしい… うつ病になった事がないので気持ちは正直わからない。さとうさんの身になって考えたところで、なった事がないのだから無理だろう。 ただ安心させる言葉をかけてあげるぐらいならできると思う。 これが以外に難しくて大変だと言うこともわかった。日々勉強。 まぁのんびりいこうかな。

        • さとうさん、スマホに変える

          遂にガラケーからiPhoneに変えたさとうさん。 iPhoneに夢中。主にSiriとお喋り…… とりあえずLINEをダウンロードして交換した。 余程楽しいのか頻繁にスタンプやら絵文字を送ってくる… この文章を書いてる間もたくさん届いています。同じ部屋にいるのに… まぁ楽しそうだから良し。

        さとうさんの初恋の人

          薬が増えた

          さとうさん『…薬が増えました』 僕「元々すぐ治るってわけじゃないので気長に治していきましょう」 さとうさん『ごめんなさい』 僕「全然大丈夫です。いつもありがとうございます」 さとうさん『もし嫌だったら別れて下さい…』 僕「わかりました!別れましょう……100年後にね!(アメリカンジョーク風) さとうさん『うわぁ、めちゃくちゃつまらないです笑』 てへ。

          薬が増えた

          さとうさんとついに喧嘩!?

          僕らは二人で喫茶店を経営してるのだが、今まで喧嘩をしたことがない。 しかし初めて喧嘩になりそうになった。キッカケはささいなことで、僕の休憩時間が予定より10分長かったことだ。 いつもなら病気のこと、体調がその日によって違ったりするから僕はさとうさんが怒っててもあまり気にしないようにしてたのだが、コロナの影響もあり経営も難しく、ついイライラしてしまい何も言わずに家へ帰ってしまった。 さとうさんも帰ってきて二人で話した。 『このままだとコロナの思う壺』と言う言葉がさとうさんか

          さとうさんとついに喧嘩!?

          拾ってきた猫の名前

          以前、さとうさんが拾ってきた猫。 名前が決まりました! "ハル"です。 さとうさん『春に拾ったので』 まだ怯えてるので二人で可愛がろうと思います。

          拾ってきた猫の名前

          喫茶店へ行けなくて涙を流す

          3月中旬、さとうさんが夕食の買い出しに行った。 帰ってきたら泣いていた。 僕「どうしたの?なにかあったの?」 さとうさん『毎日行く3店舗の喫茶店がコロナの影響で臨時休業するみたいです』 僕「……え!?毎日3店舗も行ってんの?」 さとうさん『はい』 僕「え、どういうスケジュールでですか?」 さとうさん『飲み終わったらすぐ出る感じです』 僕「(居酒屋じゃん)あ、そうですか……じゃあ僕なにかコーヒーとか紅茶とかいれますよ!」 さとうさん『……お願いします』 さとうさんの行動は人を

          喫茶店へ行けなくて涙を流す

          すごい特技

          さとうさんはよくゲーセンで遊んでいる。 一緒に行こうとしても断られる。ゲーセンにあるUFOキャッチャーを一人でやるのが好きみたいだ。 以前、ティファールが欲しくて、さとうさんにそんな話をしたら、次の日すぐ取ってきた。 一度やってる所を見たことあるのだが、めちゃくちゃ上手い。プロがあるのか知らないがプロ並み。 都内のゲーセンは網羅してると思う。 僕が友達と遊んででUFOキャッチャーの前で撮った写真を送ったら、 『懐かしい。池袋のSEGAですね!』 と返信がきた。なんでわかっ

          さとうさんはうつ病だ

          お付き合いを始めて半年ぐらい経った頃、さとうさんはうつ病になった。 最初は体調が悪い日が多いな、ぐらいしか思ってなかったのだが、喫茶店の仕事に遅刻してくるようになって、なんとなくそうなんじゃないかと思って病院に行った。 そう聞いたときはとにかく僕は平然にしていた。大変なときもあるけど、さとうさんの方が辛いんだなと思えば乗り切れる。 さとうさん『たなべさんは怒らず、とりあえず一旦は好きなようにさせて一緒に悩んでくれるから助かります。ありがとう』 ある日そう言う手紙が机に置

          さとうさんはうつ病だ

          さとうさんは1年間同じ靴

          さとうさんは靴に興味がない。 毎年、誕生日プレゼントに靴を渡すのだが、その靴を雨の日だろうが関係なく履き続ける。 そして1年経つと捨てる。 ケアしてるわけでもないのにボロボロにならないし、臭くもならない。不思議だ… 靴下も穴が大きく開くまで捨てないし、パンツもちぎれるまで使う。 僕はカッコいいと思ってる。

          さとうさんは1年間同じ靴

          捨て猫をさとうさんが連れてきた

          ある日、さとうさんが猫を抱えて帰ってきた。 どうやらダンボールに捨ててあったらしい。 さとうさん『飼おうと思う……』 少し泣いていた。 僕「そうしましょう」 僕は猫が苦手だったけどそれ以外に言葉が出てこなかった。 猫に怯える僕をさとうさんは笑ってる。 よかった、よかった。 でも僕以上に猫は怯えている。 これから楽しい生活を送ろう!まず名前だ! 何にしよう……。

          捨て猫をさとうさんが連れてきた

          喫茶店がピンチ

          都内でさとうさんと2人で喫茶店を営んでる。 今回の緊急事態宣言で自粛要請が出た。 自粛しろと言われるけど、自粛したら経営が成り立たない。とりあえずバイトの子たちは本当に申し訳ないのだが、お休みにした。 僕「自粛要請出ました。どうしよう…」 さとうさん『休もう!!』 僕「え!?でも…』 さとうさん『なんとかなるって!!休みましょう!!』 僕「…はい!!」 と言うわけでしばらく休むことにした。 どうなることやら。

          喫茶店がピンチ

          さとうさんと映画へ行く時は。

          僕とさとうさんが映画に行く時は、まず何処で何を観るか、そして日にちと時間を決めたら後は各自チケットを取る。僕は前列、さとうさんは後列がいいので。 映画当日、一緒に行くわけでもなく映画館集合にするわけでもなく各自予約した同じ映画を見る。これが面白い。 道中や電車の中、映画館などでたまにさとうさんに出会うことがある。同じ映画を同じ時間でみるのだから当たり前なのだが、凄く嬉しく感じる。 それにさとうさんに合わせて後列のチケットを買って入ったらさとうさんは僕に合わせて前列に座っていた

          さとうさんと映画へ行く時は。

          周りからの目

          普通に生活していたら周りからの目と言うものはどうしたって気になる。 そんな中、さとうさんは僕が出会った人の中で一番気になっていない人だ。 一人でカラオケ、ラーメン、映画、何処へでも出掛けてしまう。この前は新幹線で"一泊二日USJの旅"へ行こうとしてたので、さすがにそれは一緒に行きましょう、と止めた。 年頃の女の子なのに化粧も興味なく、メガネもオシャレなものより使いやすさ重視。 僕はそんなさとうさんを見てカッコいいなぁ、と素直に思う。 写真フォルダを見てて、長年連れ添っ

          周りからの目

          ずっと見てくるのはなぜ?

          僕はゲームが好きだ。この前任天堂switchの"ゼルダの伝説"をプレイしていた。 ふと横を見るとさとうさんが見てる。 僕「ごめん、ゲームしててつまらないよね?」 さとうさん『大丈夫です見てるの好きなんで』 僕『え?……そう。じゃあ気にせずやります』 ………気になる。 さとうさんは楽しいのだろうか……。 さとうさん、立ち上がる。気になる……。 アイス持ってきた!食べながら見てる……。めっちゃくつろいでる……。いいなぁ… 聞くとゲーム実況動画を網羅しているらしく、ゼルダの伝

          ずっと見てくるのはなぜ?