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怒られた時の「モヤモヤした気持ち」を上手に解消する方法

あなたは人から注意を受けたり、怒られたりする
ことはありますか?

大人になると子供のころのように頻繁に怒られる
ということはないかもしれないですね。

ただ仕事では

お客様からのクレーム
仕事でミスをしたとき

などあると思います。
明らかに自分に非があるときなどは、
特に気分は良くないものです。

ただ「モヤモヤした気持ち」を引きずっていると、
精神衛生上も良くないし、落ち込んでいると
新たなミスを引き起こす可能性もあるので、
出来るだけ早く解消する必要があります。

今回は怒られた時の気持ちの切り替え方について
考えてみます。

「正当化」からは自分の成長は見込めない

怒られた時に人が行う主なパターンは、
大きく分けると

1.反省する
2.言い訳をする

ではないでしょうか。

一番多いのは1の「反省する」パターンだと思います。
ある程度自分に非があるのであれば、まず反省する
というのは必要なことだと思います。

ただ、必要以上に反省して落ち込みすぎるのは
問題があります。

過度な落ち込みは鬱などの原因になりますので、
反省も上手に反省しないといけません。

これについては後半でお話しします。

2つ目の「言い訳する」ですが、
これには「正当化」という別名があります。

「正当化」とは自分が行ったことが理にかなっているように見せることという意味ですが、実際には自分の非を小さくしようとする努力のことです。

もちろん、起こった出来事の全責任が自分だけに
あることは稀かもしれないし、相手の勘違いという
こともあるので、自分の正当性を主張することは必要です。

ただ中には絶対に自分の非を認めず、
ひたすら他責を繰り返す人もいます。

しかしこういった人は結局自分を変えないので、
また同じようなミスを繰り返す傾向にあります。

もし自分が「他責傾向にある」「正当化している」
ことに気付いたら、注意が必要かもしれません。

怒られた時は自分の重要度を見直すチャンス

では怒られた時はどう対処するのがいいのでしょうか?

私が行っているのは「自分の重要度を見直す」
というものです。

例えば私が新卒で営業の仕事をしているときに、
あるお客様に商品を買っていただいたのですが、
請求月を翌月にしてほしいと依頼を受けました。

上司に相談したところ「問題ない」とのことだったので、
翌月請求という約束で申し込みをもらいました。

ところが私は会社に戻って受注報告をする際に
請求月を翌月にするのを忘れて登録をしてしまいました。

そして1週間後の納品日にお客様から大クレームの
電話を頂いてしまいました。

実はこの時に私は企業には毎月決められた「予算」
があり、企業は「利益」を目標にしているので、
経費の請求が当月なのか、翌月なのかは経営指標に
重要なインパクトを与えるということを分かって
いなかったのです。

つまり「お客様への請求月に対する意識」が、
私の中で相対的に重要度が低かったのです。

私はこの時の経験から、経費の請求月だけでなく、
お客様のキャッシュフローに対して意識が高まり、
ビジネスの中での「お金」の重要度が
変わるきっかけとなりました。

今では私は怒られたり、注意をされた時には、
自分の中でその出来事に関する重要度を評価し、
もし重要度を変えた方が良い場合には優先順位を
変えるということを行っています。

こうすることで、次回からそのミスも減少するし、
その怒られたという「モヤモヤした気持ち」も
「大事なことに気づかせてくれた出来事」と思える
ようになります。

ぜひ怒られたり注意を受けた時には、自分の
重要度の並び順をチェックするようにしてみてください。

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