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062: 箱テープの剥がし方

昨日、個人的に非常に期待している新作「エンデバー:ディープ・シー」が到着した。ちょうど2年ほど前に前作「エンデバー」をプレイさせていただいたのだが、とても面白かったのでそのシステム的な後継作であるディープシーは非常に気になっていた。

エンデバーのプレイ感については以前の記事を参照して欲しい。


ルール説明動画が決め手!

実はエンデバーは2年前に遊んでからずっと欲しいと思っていた作品なのだが、10年以上前のゲームで現在は絶版となっており入手が難しい。残念に思っていたところ、今回テーマを海底探検に変えて、装いも新たに新作として発売されたのだ。

非常に嬉しいと思う反面、大航海時代の植民地政策のテーマも気に入っていた部分であったため実は購入するか躊躇していた。いつものHAL99さんのレビュー動画を見ると面白さはすぐに伝わってくるが、ソロプレイ感が強そうな印象も受ける。他プレイヤーとのインタラクションがどの程度あるのか?前作エンデバーとの共通点、相違点など、細かいルールが余計に気になってしまった。

そこで登場したのが、HAL99さんのインスト動画だ。

とても丁寧にセットアップから細いルールまで説明してくれている。そしてルールを聞いていると非常にワクワクする。普段から「インストの途中でワクワクするゲームは良いゲーム」と勝手に思っているのだが、まさにそれを感じることができた。

「これはぜひ欲しい!」

まだ予約の段階だったが、早速ポチってしまった。
ずいぶん迷ったが晴れ晴れとした気持ちだった。


ボロボロの段ボール箱到着!

そしてついにエンデバー:ディープシーが我が家に到着した。
いつも利用している某有名ショップなのだが、今回はなぜか段ボールがボロボロだ。配送の問題なのか段ボールの強度の問題なのか分からないが、私は汚い段ボール箱を部屋へ運んだ。

期待に胸が膨らむ中、ボロボロの段ボール箱を開けてみる。中にはエンデバーの箱がクッション材に囲まれて鎮座していたわけだが、私はギョッとした。
シュリンクがないのだ!

最近、環境問題からなのかコストの問題なのか、箱を包むシュリンクと呼ばれるビニールの包装が無くなってきている。これまでにもいくつかのボードゲームで遭遇して嫌な思いをしていたのだが、まさかエンデバーでこれをされるとは想像していなかった。

梱包材のおかげで幸い箱に傷などはなかった

「やられた・・・」

別に箱に傷が付いているわけでもないのだが、なぜか新品を買ったつもりが騙されて中古品を摑まされたような残念な気持ちになった。

恐る恐る箱裏を確認してみる。箱の4辺にはしっかりと粘着テープが貼られてあった。以前、他のゲームを買った時にこれを無理やり剥がして表面が皺くちゃになったことがある。それ以来、このテープは剥がさずにカッターで切るだけにしているのだが、何とも見栄えが悪い。

大嫌いな箱テープ

「どうしようかなー、剥がそうかなぁ。」

以前の苦い経験を思い出しながら悩んでいたところ、Xであるポストを見つけた。

以前から、このテープを剥がすポストは何件か見たことがあり半信半疑だったのだが、この動画を見るとかなり簡単に剥がせるように見える。これは試してみる価値があると思った。どどめさん、ありがとう。

早速、風呂場からドライヤーを持ってきて試してみたところ、びっくり!

めちゃくちゃ綺麗に剥がれるやん!
あの嫌な記憶が吹き飛ぶぐらい綺麗にテープを剥がすことができた。

「剥がれた!いやっほー!」

思わず声を上げてしまった。
ちょっと箱が熱くなるのは心配になったが特に問題はないようだった。

ついでに箱表面に貼られたHAL99さんのルール説明動画のQRコードシールも剥がした。こちらの方が粘着力は強かったが、ドライヤーを使ってゆっくり作業することで綺麗に剥がすことができた。なんだ簡単じゃん!

このQRコードシールはHAL99さんに敬意を払い箱裏へ貼っておいた。
HAL99さん、ありがとう。

箱テープについて思うこと

一手間かかったが無事に「エンデバー:ディープ・シー」をお迎えすることができた。ドライヤーを使用することで綺麗にテープを剥がすことはできたが、熱せられた箱に今後どのような影響があるのか分からない。また最近の段ボール箱は強度の弱いものもあり、運送中に箱に傷が付く可能性もある。

「たかが、ゲームの箱に何を言っているんだ。」と笑われるかもしれないが、何日も悩み続けてやっとの思いで購入を決めた大事なものなので、出版社の方々にはもっと良い方法を模索して欲しいと願うばかりだ。


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