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今週の芸術カレーは東京です(8月21日~8月27日)


tapirに出会ってからわたしは変わってしまった。

同じカレー屋さんに行くことは滅多にしない。
最初に感じるカレー観に全て詰まってるから。

つまり、tapirは2回目からはカレー屋さんとして認識していない。
わたしは岡野さんの作るご飯を食べに行く。
ただのイチファンが店に行く。

そういえば、親に、おすすめのお店として連れて行ったのも、tapirが最初で最後だ。
tapir以外に行くつもりがないのです。


不定期で、その季節の良いものを抽出していく岡野さんの、今日のご飯はミートソース【夏ver】だった。

トッピングのチキンカレーと豆カレーをお願いします。

このホワイトボードを見るだけで嬉しい。
岡野さんが少しだけ見えるのです。

デザートが気になっていたけど、この日は時間がなくてたどり着けなかった。
ウラメシヤ。

夏のスパゲティミートソース
チキンカレー豆スープトッピング(1310円)

まわりには大量のプラムが。
綺麗に高く聳えるパスタの上にはチキンカレー。
周りのソースだけ舐めると、梅干しがぎゅんっと酸っぱい。
目覚めるようなさわやかな酸味に、スパイスの刺激。

あつあつじゃなく、あえて冷製パスタなのもいい。

カッペリーニだろうか、細いパスタだからこそ、スパイスや食材の香りがよりまとわりついて、口の中で爆発している。

ココナッツチップやホールコリアンダーの食感や香りが3口に1回くらい乗り出してくる。


そこそこ食べるといきなり岡野さんが鍋を持ってやってくる。

なんだなんだ。

注文していたトッピングの豆スープである。
あっつあつの湯気がたった豆スープがパスタの上に。

今までの世界を壊すようにブンまわしてかけてきた。

そこからはもうメニューが変わったような化け方をしてしまった。
豆の甘さとチキンカレーが際立つ、バングラデシュを彷彿とさせるご飯にかわった。

ただうまい。
どの時点でもとにかくうまいんだ。

岡野さん、何度会っても、まだ岡野さんのことがわからないし、わかる気配がない。


岡野さんは朝ご飯に何を食べるのか、歯磨きとお風呂どっちを先に済ますのか、メンソレータムとか持ってるのか、初恋の悪魔(今期のドラマ)とか見るのか。
また行った時に聞いてみようかなあ。


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tapir
住所:東京都新宿区神楽坂5-26 カグラザカ5ビル 2F(神楽坂駅より徒歩5分)
営業時間:不定
定休日:不定休

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