見出し画像

RedwireがISSの新しいロールアウトソーラーアレイをボーイングに提供

宇宙ソリューションプロバイダーのRedwireは、 「International Space Station Roll-Out Solar Arrays (iROSA) 」 の第1陣を、NASAの宇宙ステーションの主要請負業者であるBoeingに無事納入しました。これらの太陽電池アレイは現在、SpaceXの国際宇宙ステーション (ISS) への22次商業補給ミッションの打ち上げに向けて、フライトパッケージの統合が進行中です。

Redwire・・・宇宙に特化したプライベートエクイティファームのAE IndustrialPartnersが複数の小規模な宇宙企業を買収して設立された宇宙インフラテクノロジー企業です。 SPAC Genesis Park Acquisition Corp.との合併により公開され、同社の評価額は6億1,500万米ドルになる。
International Space Station Roll-Out Solar Arrays (iROSA)・・・ロールアウトソーラーアレイとその大型バージョンのISSロールアウトソーラーアレイは、NASAによって設計された軽量で柔軟な太陽光発電源であり、宇宙に配備して使用することができる。 この新しいタイプのソーラーアレイは、従来のソーラーアレイよりもはるかに少ない重量ではるかに多くのエネルギーを提供することができる。

Redwireは、ボーイングのSpectrolab製のアップグレードされた太陽電池を搭載した6つの新しい太陽電池アレイを設計、製造、テストしました。ROSAアレイはRedwireの子会社であるDeployable Space Systems (DSS) が開発したもので、2017年6月にISSで初めて実証に成功しました。各アレイは20キロワット以上の電力を供給し、合計120キロワットの電力をISSに供給します。これは以前のシステムに比べて20から30%の改善されています。

ROSAのモジュールバージョンは、NASAのDARTミッション、NASAのゲートウェイ・プログラムのためのMaxarのパワーおよび推進要素、MaxarのLegionクラス衛星のためのOvzon 3 GEO宇宙船、およびその他の専有、民間、および商用アプリケーションのために生産されています。

Redwireの社長兼COOのAndrew Rush氏は「RedwireはBoeingとパートナーして、低軌道での有人宇宙飛行をサポートするための重要なインフラストラクチャを提供できることを誇りに思っている。これを可能にするiROSA技術は、探査技術のデモンストレーションから商業活動に至るまで、駅で行われている重要な作業を支援するための重要なパワーを提供するだろう。」と語っています。

【原文へ】" Redwire Delivers the ISS’ New Roll-Out Solar Arrays to Boeing " © 2021 Access Intelligence

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?