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私がnoteに来た理由2

私がnoteに来たのは、いわゆるネットビジネス系ブログに少し疲れたのと、違和感をいだいたからだ。やったことある人なら知っての通り、PVを稼ぐ、SEO、ペルソナ、検索を意識する、タイトルが重要、E-A-Tなど、色々とコツがあったりする。結果的に自分が思うような成果や、なりたい自分、進むべき方向性に向かっていれば、ブログ最高!ってなっていたのだろう。結果が出なくても、自分が書きたい内容を書くことさえ出来ていれば、書く意義やモチベーションを維持できたのかも知れない。けどそうではなかった。そしてGoogleに気を使うのにも疲れた。

で、ある日、詳細な理由は忘れたが、こんな記事と出会った。

https://note.com/2erire7/n/n85310880da5e

フリーランスでライターをしながらnoteを書く人だ。私の様な社畜野郎とはちがい夢がある。これまでは若者が年上を見習うパターンがセオリーだったけど、これからは逆だと私は本気で思っている。特に今は時代の転換期。昭和の成功例が通用しなくなっていると肌で感じている。

この記事は、正にいまの私の心境とリンクする。共感しかない内容。noteの存在は前から知ってたけど、あっちもコッチもとうのも、いかがなものか、と思ったのと、若い年齢層の中、場違いでは?と考え躊躇していたからだ。でも自分よりも年上の人も結構いらっしゃる。みんな自分の好きな様に書いている。思いっきり自分の話を書いても、ちゃんと読まれるnoteってすごい。やはり無人島とはちがいプラットフォームがるのは大きいかな。
「ブログって人に読んでもらう前提で書け!」と言うけど、そんなことはなく、どこの誰だか知らない人の日記でも、興味が湧けばちゃんと読みたくなるものだとわかった。

この記事を読んで思い出したのが、私が2008年くらいに無料ブログで日々の出来事を面白おかしく書いていた頃。同じブログ書きとコメントつながりに出来ると書くことが楽しなった。先日久しぶりに開いてみると、手前味噌だが面白い。いまでも笑える内容だった。
でも今やってるブログは苦痛なだけ。正直、楽しくない。その理由が冒頭で書いた理由になっている。

そしてこの記事を書いた理由は、書きたいことがあるのに、書けない自分がいる。それはも「やっとした内容にタイトルをつけて、記事構成を考えて、結論を書かねば」という強迫観念にとらわれてしまうからだ。ネタはたくさんあるのに、PCの真っ白な画面を眺めて時間だけが過ぎていく・・

いかんいかん、これでは私がnoteに来た意味がない。確かにそれは大事だが、もっとラフに書きたく、日記的に思ったことをつらつら書きたかったから。本末転倒。そこで、この内容になった。

あの無料ブログの記事と今の記事のちがいは何なのか?考えることがある。それは、無料ブログ当時は、確かに「ただの日記」だが、やったことを面白おかしく書いていた。
たとえば、「雪でかまくらを作りましたよ~。中に子供が入れました~」ではなく、そのかまくらのトンネルの出口にミニカーのパトカーを地面の雪に頭から刺さっているシーンの画像を貼る。解説は「体を張って犯人が通るトンネルを封鎖!」そして次の画像に、トンネルの横に猫とのツーショット写真を貼る。解説は「オオヤマネコ出現!」など、子供が見ても笑える内容だった。

それともう一つある。無料ブログでは、今で言う、インスタの様に、自分で作った料理や新築当時の庭造りや家庭菜園などの建設的な内容が多かった。で今のブログはを大きく分けると、ノウハウ・解説系の記事と、人間関係のネガティブな内容に重心がある。たしかに言いたいことを書いてると思う。でも後で見直すと、なぜかうんざりする。検索に貢献するだけで、人間味が無い。

それなのに今のブログをやめないのは、「いまの状態を変えたい!」と、深層心理からの司令があるからだ。でもコンコルド効果やサンクコストによるもったいない心理もあると思う。

そうは言っても、会社に依存するのは危険だと言われるのを意識せずには居られないし、AIや自動化できる仕事ではなく、自分の好きなこと、得意なことでもっと自由に生きてみたいし、定年の無い職業で、人生のリスクヘッジとしても可能性を期待してしまう自分がいる。もしかしたら、この動機が不順なのかな。

「嫌な会社は転職しろ!好きなこと職業に!」よく聞く言葉だ。「何かを始めるのに年齢を言い訳にするな!」も良く分かる理論。けどいまの私の状態ではハイリスクなだけだ。今できるのは、今の会社をベースに、一生を貫く仕事を見つけることだと思っている。「保険をかけてる奴やリスクを取らない奴。家族を言い訳にする奴はそこから出られない」と成功者は言うよね。きっとそうなのだろう。それでも私は、このスタイルでもがいてみる。

noteの使い方は自由だが、こんなマネタイズブログ崩れ者の駆け込み寺。いや、救いの手なのかも知れないね。

結局また長い記事になってしまった。

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