安楽死を遂げるまで、を読んでの感想
どんな本?ジャーナリストの著者が、世界各地で安楽死について取材(安楽死現場にも立ち合い)し、それをまとめたルポルタージュ。
読んでの感想
本書を読み、これはノンフィクション小説のようなものだと感じた。著者の文章力が高く、さながら一冊の小説を読んでいるかような気分になるのだ。
著者は安楽死する人の
心情・人生に重点を置いて
本書を描いている。
だがこれは、
良い点もあり、悪い点もある。
良い点は、
自死を幇助する側、自死する側の人間性や人生が見えてくることである。生い