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Pixel9 Pro Foldのホームランチャーに、数少ない折りたたみ機種対応を謳う「スクエアホーム」を採用した

Androidはホームアプリ(ホームランチャーアプリ)を変更でき、そのカスタムがひとつの楽しみである。カスタマイズ次第では利便性を大きく向上させることもできる。そうした中、折り畳みスマホに適応したランチャーアプリはほとんどなく、基本的には純正を使うしかない。今までGalaxy Z Fold2を使っていた時は、純正のホームアプリ(OneUI)である程度満足できていたので、特に変更はしなかった。しかし、Pixel9 Pro Foldに乗り換えたところ、ホームアプリに不満が出た。主な不満は以下だ。

  • アプリドロワー内のフォルダ分けができない

  • ホーム画面やアプリドロワーのマス目が小さくできず、一覧性を高めらない

  • 検索バーや時刻がホーム画面に固定で配置されていて、消すことができない

代替となるホームアプリを色々試したところ、「スクエアホーム」がうまくハマったので紹介したい。(約600円の有料アプリ)

「スクエアホーム」は、外側画面、メイン画面で配置を切り替えられる

Pixel9 Pro Foldのデフォルトのホームアプリで不満に挙げたことは、基本的にはサードパーティの有名どころのランチャーであればほとんどできることだ。しかし、それらは折り畳みスマホを意識された設計ではないため、外側画面、メイン画面で共通の設定となり、外部画面をしっかり作りこんだのに、メイン画面はスカスカ、のようなことになってしまう。
一方、この部分に対応していると宣言しているのが「スクエアホーム」だ。
スクエアホームは画面の横の広さ(or 縦横比?)にて、スマホ用表示とタブレット用表示の2つの表示パターンを保持でき、結果として外側画面でのスマホ用表示と、メイン画面でのタブレット表示の2種類が分けて使うことができる。

外側画面のスマホ表示
メイン画面でのタブレット表示
Pixel純正より、アイコンを細かく設置でき、無駄なスペースも無いのが良い。
アプリドロワーしっかりフォルダ分けできるのがありがたい。

カスタマイズはかなり細かくできるがわかりにくい

このアプリはWindows8時代のようなメトロUIをモチーフにしたもので、画面内にパネルを置いていく形でホーム画面を構築していく。パネルにはアプリはもちろん、ウィジットやアプリドロワーへのリンク等を好きに配置できる。パネルの大きさや文字の大きさ、パネルの余白など細かく設定でき、カスタマイズ性が高いと言えるが、正直設定項目が多く、何を変えたらどこに影響があるのか分かりにくい。
お手軽にカスタマイズするというよりは、設定を追い込んで、こだわったホーム画面を追求する人向けと言える。

タイルのサイズを変更する設定があるが、この単位がピクセルなのか、比率なのかもよくわからない。また、アイコンのサイズという項目も見えるが、なんのアイコンなのかも不明。全体的に設定項目は分かりづらい。

無料試用期間で見極めたい

本アプリは有料だが2週間の無料試用期間がある。私は約2日使い倒してなんとか使い方がわかってきたので、購入することにした。もし、折りたたみスマホで同じ悩みを抱えている人は、本アプリを試してほしい。

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