飛行艇　2020年10月23日

　秋休みが続くので、連日、砂浜か砂丘へ出かける。雨の日はこれまでほとんどなかったが、一昨日は結構降った。そうなることは天気予報でお見通しだったので、砂のある場所は行かず、博物館へ出かけていった。博物館といっても、田舎町にある小さな博物館で、飛行艇（水面発着できる飛行機）だけにフォーカスしている。

https://www.hydravions-biscarrosse.com/

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　中庭のようなところに、使われなくなったアメリカの飛行艇が一機、展示されているのだが、大体３５メートルくらいとそんなに大きくもないこの機体が、巨大にみえるほど、博物館の建物は、こじんまりしている。

　ところが案外な実力派で、展示内容は充実していた。今この記事を書くためにウィキペディアの記述をざっと確認してみたのだが、博物館で得た情報で欠けているものがいくつもあるようだった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E8%89%87

飛行艇 - Wikipedia

　日本軍の飛行艇についても、博物館の方がずっと詳しい。

　アメリカに次いで、かなりの数の飛行艇を日本軍は投入していた。ヨーロッパの陸続きの戦いとは違い、やはり海上での飛行機の出番が多かったからだろう。

　展示が多いといっても小さい面積の博物館だから、１時間もあれば充分すべて巡回できるので、雨の上がったあとの外の公園を散歩してから帰ってきた。側には湖があり、かつて、この湖から飛行艇は発着していたのだ。