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2022/01/17-23 振り返り

【漫画】
海を走るエンドロール 1巻

【アニメ】
明日ちゃんのセーラー服 1話

【ゲーム】
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(『純白の貴方へ、誓いの歌を!』、『いつか、絶望の底から』)

【音楽】
限りなく灰色へ/25時、ナイトコードで。
アイディスマイル/25時、ナイトコードで。
にっこり^^調査隊のテーマ/ワンダーランズ×ショウタイム

【コメント】
このマンガがすごい!で話題になっていた気がする『海を走るエンドロール』を読みました。「何度だって青春」でした。ブルピもだけどこういう作品流行ってる?何にも夢中になれないまま大人になってしまった僕としては背中を押される気持ちになってしまいますわね。どこか浮世離れした大学生と伴侶に先立たれた老婆のコントラストが良いです。海が出てくるとすぐ好きになっちゃうな、海辺育ちなので。地元にいた頃は海に対して特に思うことはなかったんだけど、離れると存在のデカさを実感してしまいます。海のバカヤロー!(?)

『明日ちゃんのセーラー服』、結構良さげ。なんかフェチいやつなんかなと思ってましたが別にそんなことはなかった。マイノリティである(一人だけ違う制服を着ていてわかりやすく記号を纏っている)主人公が他者との衝突や和解を経て受け入れられていく様を見届けていこうと思います。大げさな書き方になっちゃった。制作はClover Worksです。

『純白の貴方へ、誓いの歌を!』、キャラクターたちから垣間見える苦悩の跡と爽やかな読後感のギャップが記憶に残るストーリーでした。良い!価値観の違う他人の理解と受容、あまりにも優しいキャラクターたち。こんな人間が世の中に溢れていれば良いのにな、と思ってしまいますね、暁山瑞希さんに思いを馳せながら。あの子の問題は自身の中に根付いている偏見からの解放なのでまた違う気もしますが。これを問題という乱雑な言葉で片付けてしまうのもあまりに無責任ですが。誰も傷つかない形ですべてが伝わればいいのにね。脱線。
このイベントでフィーチャーされるのは主に類と冬弥の2人。まず類の過去が掘り下げられたのですが、役者をおだてて演じさせていたこともあった発言はかなり重かった。それだけに司たちに出会えたことは本当に良かったわねの気持ち。
冬弥は当人バナーイベの続きの話。価値観の相違とそれを否定ではなく受容すること。最近散々言われてる事だけどこれ本当に難しいことだと思うんだよな。強くなったな冬弥(腕組み)。
誰しもが譲れないものを持っており、今回は他人のそれを実現するために奔走し手を取りあった冬弥たち。温かいストーリーでした。作中でも言及されていたようにユニットの垣根を越えたショー(?)作りが見たいですね(スクランブルフェスタがそれに該当しそうな気がしますがまだ読んでいません)。

『いつか、絶望の底から』、良かったです。ようやくニーゴと同じ時間軸を生きることが出来ました。初読では何を書きたいのか掴み切れずに乗り切れなかったのですが(また?)、咀嚼していくうちにじわじわ良さが口の中に広がってきました。食レポ?
今回のストーリーで書かれたKと雪の出会いにより、切り取られる奏とまふゆの現在地。お互い昔とは変わったよね、なんて軽い言葉で振り返るにはあまりにも陰鬱な過去、劇的な変化なわけです。それだけにアフターライブで奏が語った過去の肯定はとても重いものに感じられました。
てかイベ曲『トリコロージュ』のニーゴに寄り添って丁寧に紡がれた詞が本当に良い。ありがとう煮ル果実。奏の言う救済が「一瞬で失せてしまう慰め」のように空虚であることは第三者である僕からはひどく悲しいことのように見えますが、それを「構わない」と言われてしまうと何とも言いようがない気持ちが心の中に渦巻いてしまいます。この気持ちは何?
ニーゴとモモジャン(とそのファンとの関係性)を見てると本当に悲しくなってくる。ニーゴのもたらす救済はマイナスをゼロに戻すものだけど、モモジャンが与える希望はプラスのそれだから。でも、ニーゴのような存在にどうしようもなく救われてしまうことはあるんだよな。ジョジョで一番好きなのは第7部です。


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