結局やりたいことって、なに？

僕がこうして文章を書き残してるのって備忘録的な役割が大きいんだけど、書いてるなかで作品とそれに対するコメントの解像度を高めていきたいな、という目的もある。なぜそれを文章に託しているかというと、言語化しておけば後ですぐに引き出せそうだから。備忘録に戻ってきちゃった。
昔から自分の本当に好きなもの/ことの話を対面ですることって全くなくて、そこそこ好きなもの（その時流行っているものや相手が好きそうなこと）を隠れ蓑にして適当に誤魔化すのが常だった。そんな自分にも好きなものを語りたい欲望はあって、内に秘めている間に機を逃し続け、気づけば中身のあることを全く話せなくなっていた。思考の言語化が本当に苦手なんだよね。当たり前だけど、話さなければ話せるようにならんよなという単純な話。
で、話すためにまず必要なのがカンペ作りだといつかの僕は思いました。日常の会話を適当にやり過ごしてきたので当然頭も口も回らない。それなら最初から全部準備しとけばいいだろうということで、準備＝カンペ＝文章（ブログ/Twitter）で今をやっています。
別に「僕めちゃくちゃ他人に布教したいです！！！」というわけではなくて、最終目標は「最近何がおすすめ？」とか「これどういう感じで面白かった？」とか友達から聞かれたら正直に喋って的確に自分の思考/感情を掬い取りたいねという軽い感じのあれ。だから最終的にプレゼンが出来たら目標は達成してるかな。する気ないけど。
去年の終わりから今年の初めくらいまで振り返りという名の週間記録を書いてたんですが、途中から熱が入ってきていい感じに訓練になったし、あれはあれで備忘録としても結構機能してるので（主にプロセカのイベスト）、気が向いたらまたやろうかなと思っています。言うだけタダ。
ちびちびブログ初めてから5年くらい経つ気がするんだけど、進歩があるかはよくわからない。まあでも考える時間が増えてるだけいいのかなとは思う。結局放棄していたのは会話ではなく思考だったのかもしれない。