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動画のテロップ句読点について

今は動画制作もカメラも手軽になり、編集もPCでソフトがあれば簡単に行え、さらにyoutubeやTikTokなどでハードルがかなり低くなっています。

そこで皆さんが何気なく見ているテレビなどのテロップといわれる文字情報通常本などの文章には句読点などは入っているのですが、映像に関しては入っていないことが大半なのはご存じでしょうか?

皆さん何気なくテレビや動画などを見ている方が多いと思いますが、テレビなどはよほどのことがない限り句読点は利用しません。
ただ最近はネットの動画を一般の方が作ることが多くなり、そうした映像のルールが曖昧になってきています。

なぜ…テロップでは、
大半が『。』や『、』といった
句読点を入れないかご存じでしょうか?

テロップは「読ませるもの」ではなく
パッと見て分からせるための「見出し」という考え方から
基本的には小さな句読点は排除するといった考えがあり
句読点は例外を除き排除しています。ただ最近はテレビ番組でも必要以上に
読ませるためのテロップを入れる番組も多くなり、映像制作を生業にしている人たちの間でも句読点を何故入れないのかあまり考えないで編集を行っている人も少なくはないと思います。

こうしたテロップに関して編集ソフトなどでは
使ったことがあるなら気になることがあると思いますが
大抵の編集ソフトではテロップのことを「タイトル」と書かれれているのをご存じでしょうか?

「タイトル」を日本語訳すると「見出し」です。
では見出しとは簡単というとどういうことなのか?
意味合いとしては「新聞・雑誌の記事の標題など、それを一目見てそこの内容が分かるようにしたもの。」ということで、こちらも動画のテロップと同様、句読点は付けません。

内容をパッと見て把握させるために、
『。』や『、』などは余計な情報となり、こちらも動画と同様
句読点は排除されているのです。

なかには「動画のテロップは、内容を説明しているから、
『。』や『、』を、付けていも間違いではない」
ということをいう人もいるかも知れませんが
映像で、内容を説明しているのは映像と音声で
本とは違い、文字はその次に来る捕捉的な説明を行うものなのです。

冒頭にも述べましたがこうした昔から続く映像制作暗黙のルールも
動画がどんな人にも簡単に作れる時代になり、どんどんと変わって行ってしまうのかも知れませんね。

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