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アイディアじゃなくて根拠がほしい!「まずやってみよう!」ではなく、「なぜやってみよう?」が大事な訳。

みなさんこんにちは。
笹本康貴(ささもとこうき)です。

今回は、新規事業や企画立案における大事な考え方についてお話します。

最近やっとキングダムにハマりまして(遅すぎる…)、改めて「キングダム」と「経営」は通ずるものが多く日々学んでます。未だ20巻くらいなので最新刊まで程遠いですがゆるく読み進めています(笑)。

現段階では個人的に「李牧」が好みで、常に冷静で頭の切れる戦略家でありながらも、武勇もあり逞しい姿に惚れてます。李牧の姿からやはり戦も経営も「戦略」が要だと痛感している今日この頃です。


2022年は有難いことに「コンサルティング」の案件依頼が多く、マーケティング思考を基盤として新規事業や企画立案におけるアドバイザーやサポーターの役割が増加しています。(※他の事業内容は下記を参考にどうぞ)

「コンサルティング」といっても何かガチガチのフレームワークを使うのではなく、相手の課題をヒアリングして、その課題をより明確に具体的に定義し、共に解決する方法を明示するのみです。

やるべきことは至ってシンプルで参考までに通常下記の流れで進めることが多いです。

事業立案ステップ(店舗コンサル ver.)

依頼元の多くの案件は、上記資料における「STEP0:組織を整える」で何かしらの欠陥があることが多いです。「事業は人」であるので最も重要な核は「組織」ですが、ほとんどの場合目的や目標から組織が機能していないケースが多数です。だからこそ、下記の流れで「現状整理」を共に進めます。

1. 目的は何か?
2. 目標は何か?
3. 戦略は何か?
4. 戦術は何か?
5. 体制は適切か?

STEP0:組織を整える

上記を明確にした後に、やっとSTEP1以降を進めますが、最近感じることの多い課題について少しぼやきます。

私の座右の銘は「破壊と創造」と言うと大抵の場合「???」かニヤニヤされることが多いですが、結構真剣に21歳くらいからこの言葉を信じて生きてます。(企業ビジョンに入れるほど想い入れが強いです。)

理由は、現代において何か新しいものを自力で生み出すことは不可能に近く、既存のプロダクトやサービスはたまた概念を一度壊してからの創造(時代に即したアップデートに近い感覚)が必要不可欠だと考えます。現代世の中に出ているプロダクトやサービスは、おおよそ既存の掛け合わせか、ハードウェアとソフトウェアのアップデートだと感じることが多いです。

何が言いたいかと言うと、これからの時代は”何か新しいもの”を生み出す為には、過去のプロダクト・サービスを徹底的に調査・分析して(なぜ上手くいっているのか?上手くいっていないのか?の結果の原因を把握する)、上手くいっているモノを徹底的にパクリ、その上でハードウェアを多少オリジナルに見せる(この場合プロモーションのオリジナルも含む)ことが私の必勝法です。

なので、大事なことは「調査・分析」と「徹底的にパクること」ですが、多くの場合、「独自のアイディアで勝負しよう!」とするケースが実に多いです。(レシピを見ずにアクワパッツァを作ろうとしていることと同等です…)

もちろん様々な戦略の引き方があるので一概に「正解」はありませんが、よく「歴史から学べ!」と言われる通り、過去の結果の原因を明確に把握しそこから勝ちパターンを導き出し真似ることで大きな失敗から免れることに繋がります。

どんな戦略にも必勝法はなく、最大限の仮説の元進みはじめながら都度チューニングすることで、少しずつ成果に近づく可能性が増えていきます。

今回お伝えしたかったことは、何か新しい事業や企画を立案する場合は、突発的なアイディアも大事ですが、それ以上に過去を調査し分析し「なぜその意思決定をするのか?」という根拠が大事だよ、というお話です。

もしこれから事業立案する方や、PR企画を検討される方は、思考を整理するためのフレームワーク資料を【無料】でお配りしております。気になる方はお気軽にコメントかTwitterのDMでお問合せ頂ければと思います。


キャリア相談も受け付けてます。

もし「マーケティング職」でキャリアチェンジやキャリアアップを望んでいる方はこちらよりご連絡下さい。

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笹本康貴(ささもとこうき)

1992年生まれ 千葉県出身
2016年 法政大学 卒業、新卒としてサイバーエージェントグループ会社に入社。新規営業として大手飲料・食品メーカーにウェブ広告媒体の販売並びに、小売店に対する店舗集客ソリューションの提供に従事。
2019年 マーケティング戦略策定を主軸に独立。
2021年 re株式会社を設立し、現在に至る。

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