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スキルを身に付けて”稼げる”と思いますか?フリーランスだからこそ大事にしたい”稼ぐ”意味。

みなさんこんにちは!
笹本康貴(ささもとこうき)です。

今回はキャリアの話をしたいと思います。私はフリーランスになり1年半が経ち、流行病の影響で仕事が増加し現在は8つの法人と業務委託契約を結びお陰様でお仕事させて頂いております。

そんな私ですが、最近有難いことに知人や後輩、Twitter経由で#キャリア相談を受けることがこの1年間で凄く増えました。

まあ相談に乗るといっても大したことはなく、現在の悩みを聞き私がこれまで学生インターン・会社員・フリーランスという働き方を通じて培った仕事やキャリアに対する価値観のシェアになります。それが、プラスになりました!!という声を頂くことも多いので、今回は毎回シェアするお話をnoteで記事にすることにしました。

<こんな方におすすめ☆彡>>
・現在まさに転職を考えている方
・今後フリーランスに転身しようと検討されている方
・社会人2,3年目で今後のキャリアについて漠然と悩んでいる方

貧困

①私たちのこれからの働き方について

まず、こちらの記事は皆さん目にしましたか?

電通、社員230人を個人事業主に 新規事業創出ねらう(日本経済新聞社)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66103760R11C20A1916M00/

記事のタイトル通りですが、大手企業の電通が社員の3%を個人事業主化する内容であり、こちらの事実に対して無数の解釈が生じられてます。私がこの記事を目にして思ったことは、「遂に来たな」ということです。

ここで正解・不正解を求めないので、私の個人的な解釈と意見をつらつら書きます。まず大手企業の電通が社員のたった3%だけでも個人事業主化するということはまさに終身雇用の終了の汽笛が大々的に鳴ったと同然であり、他の大手企業もすぐにではないが恐らく2021年から着々と社員を「正規雇用」することは減ってくるのではないかと考えています。だって正規雇用することと非正規雇用することは企業目線で労働のパフォーマンスを考えた時にぶっちゃけそこまで変わらないと思うんです。それに個人事業主として(仮)業務委託契約を結べば、正直労働者のパフォーマンスが落ちたら気兼ねなく解雇出来きます(泣)。

日本社会における労働問題を語り出すとキリがないので今回は割愛しますが、ここで伝えたいことは想像以上に「個の時代」がコロナという流行病の影響で急速化したということです。昔ながらの大手企業も業界によっては体力が持たなくなり多くの社員を解雇したり、給与削減は当たり前。コロナ初期は社員を守るために最大限動いていたと思う(現在も動いていると思う)が、もうもうそんな甘えたことを言えなくなっている。だからこそ、私たち個人は自分の人生くらいしっかり自分で面倒を見れる状態を構築するために早急に動き出す必要がありますよね。

現在2020年11月時点でもコロナによる感染者は増加しており、あと数年この影響は継続することなんて想定の範囲内。企業が個人を正規雇用できなくなると、個人は個人事業主として労働することになり、これはまさに「自分の人生くらい自分で面倒みろよ!」と日本社会からの大々的な通達となります。これから益々貧富の差が広がり、当たり前のように自殺者数が増加する事象になるのかもしれない。それを阻止し対策を打つのが国の仕事かもしれないが、もうそんなこと言ってる余裕は誰にもないかもしれないですね。

かなり極端な見方かもしれないですが、ただ余裕かましてる暇はもう無いと思うんです。だからこそ、これから大事なことを2つ言います。

スキル

②スキルで生きようとすることは、バクチをすることに近いことだ

またまた極端なことを言っているかもしれないが、これも真面目に思ってることなので伝えます。

先ほど電通の記事をベースに「これからは個人の時代が急速化する」と話しましたが、個人の時代が急速化すると次に何が起こるか。そう「スキル争いの時代」です。

よく知人や後輩からこんな相談・質問が多いです。

マーケティングやSNSのスキルを伸ばしたいんだけど、どうしたらいい?

この質問が悪いとかではなく、回答する前に私は追加で質問します。

マーケティングやSNSのスキルを伸ばして、これからの人生どうなりたいと考えているの?

ここから徐々に話が噛み合わなくなります。(笑)
なぜならば、今後のキャリアとか人生とかまで考えてマーケティングやSNSの力を伸ばしたいと考えてないからです。今まで会社で携わっていた仕事がマーケティングだった、これからの時代はSNSだな!と思ってまずは力をつけたいと考えている、という人が多いからです。

そう、良いんですが、個人の時代(スキル争いの時代)は右も左も色んな意味でライバルになるんです。「私はこれが出来る!◯◯さんよりもこれが強みだから!」みたいな感じで、スキルで勝負するということは、即ち「他人を蹴落とす戦い方」を選択するということです。

では話を戻して、再び質問します。

あなたは他人を蹴落としてまで、マーケティングやSNSのスキルを磨き上げる自信はありますか?そこまでやり切るコミットメントはありますか?

まあ、大抵の答えはNOです。それが当たり前なんです。これからどんな時代になるのかも分からない中で、自分がやることを決めきって今を邁進してる人なんてごく少数です。だかこそしっかり認識しておいて欲しいです。

「手段選びは慎重にしよう」ということを。

飛行機2

③ハワイに行きたいなら、こだわりのベンツを捨てろ!

ここからは毎回キャリア相談に乗る時に話すことです。
まずは「目的地」と「手段」の関係性をよく旅行に喩えて話します。

まず先ほどのマーケティングを学びたい!って男友達を例にして話を進めます。

Mくん👨‍💻
これまで3年間事業会社でマーケティングを担当していたことから、今後さらにマーケティングの幅を広げてSNSやスキルアップしたい。20代後半だし転職して給与アップしたいし、恋人もいるからあと1年以内には結婚も考えている。

色々話を聞いていると、Mくんのこだわりは今までやってきたマーケティングを伸ばしてスキルアップしたい、でも今後の結婚とかも考えて貯金も必要だから年収も上げたい、といった感じでした。今回はたまたまマーケティングを3年間やってきたMくんを例に上げてますが、これはセールスもエンジニアもデザイナーも全部一緒です。

まずキャリアを考える上で大事なことは、「目的地はどこか?」ということです。ここでの目的地は、一度きりの人生の目的地になり、要はどんな状態を達成したら最高な人生だったな〜〜〜って思えるかってことです。もっと分かりやすく言うと、子どもがやりたいことが出来る状態を提供してあげられたり、親孝行してあげられたり、好きな時に好きなモノを手に入れられたり、まあ色々ありますがここでは総まとめで「状態」を指します。色んな状態があって良いし、複数個あってもいいんです。いつまでにどういう状態を叶えたい(達成したい)かってこと。

ただここで邪魔してくる思考があり、それは「手段」です。最初に目的地と手段の話を上げましたが、この「手段」が厄介物。まあ人によりますが、ここでの手段は「会社」やマーケティングといった「スキル」になります。Mくんも言ってました。スキルアップしたい、転職して給与アップしたい、と。これは車で例えると分かりやすくて、転職は自動車でいう「日産」から「ベンツ」に乗り換えるのと同じです。高級車に乗り換えた感覚は、年収が上がって給与アップした感覚。ただ皆さん想像してみてください、その感覚ってすぐになれますよね?ずっと「ベンツ」に乗ってても結局は人は飽きてまた別の車を乗りたくなり、次は「ボルシェ」とかを目指す。ただそう簡単に乗れないからせっせと働く。キャリアアップって車のメーカーを変えるようなもんです。

ここで一度話をまとめます。

◉理想の目的地
子どもに何でもやらせてあげる、親孝行、欲しいものを手に入れられる状態の構築
➡️
旅行で例えるなら、ハワイに行きたい!って感じ

◉今後の手段
これからもマーケティングに携わりたい。転職してキャリアアップもしたい
➡️旅行で例えるなら、車に乗っており、日産からベンツに乗り換えたい感じ

ここでお伝えしたいことは、ハワイという「目的地」には、ベンツという「手段」では着かないということ。

旅行に例えると子どもでも分かりますが、これがキャリアになると一気に思考を停止する人が多いです。みんなやりたいことをやりたい!!って思いが強すぎるのか、「なんとかなる」って思ってる人が多すぎます。なんとかなるって思ってる時点で、誰からに助けてもらおうって思考でそもそもイケテナイです。

そう、どうしてもハワイに行きたいなら、飛行機に乗る必要があります。だからこれまで握りしめてきた手段(ここでいう車やベンツ)を捨てる勇気も必要になります。ただそれが出来ない人が多すぎる。なぜならば、理想な目的地が不明確だからです。理想の目的地さえ決まってしまえば、誰でも前進出来るし今まで握っていたモノを手放すことも容易に出来ます。

④じゃあその「目的地」をどうやって決めるのか?

目的地の決め方を説明しようと思いましたが、結構タフそうなのでやめます。(笑)

ここまで読んで頂き、本当に自分のキャリア考え直さないとな!危機感持って動き出したい!って方のみ、TwitterのDMかbosyu経由でご連絡ください。

あなたの「目的地」を一緒に決め切れるかは分かりませんが、必ず前進するための一歩を踏み出すキッカケ作りは出来ると確信してますし、これまでたくさんの人の背中押しをしてきました。無理なんてないんだ、やるかやるかだ。

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笹本康貴


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