新コロを冷静に考える

国土交通省新型コロナウィルス感染症対策本部が2月5日に第3回、7日に第4回会議が開催されました。
◉現在の患者は21人(クルーズ船除く)
その内訳は、
・湖北省滞在歴のある旅行客12名
・武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手やガイド等3名
・武漢からの客を接客した店員1名
・チャーター機で武漢から帰国した日本人5名
つまり、今のところ、
湖北省滞在歴があるか、その方々と濃厚接触した人のみ感染しています。
その他の日本居住者への感染は確認されていません。
これに加え、
◉ 無症状病原体保有者4名
◉ クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の患者61名です。
チャーター機やクルーズ船を利用した方は隔離されています。
また、出入国管理及び難民認定法第5条第1項第14号の適用により、過去14日以内に湖北省滞在歴がある外国人及び同省で発行されたパスポートを所持する外国人は入国できませんし、6日の閣議で「ウエステルダム号」に乗船する外国人も日本に上陸できないことになりました。
今後、日本へ寄港を予定しているクルーズ船についても、「ウエステルダム号」同様の措置をとるか、あるいは港湾管理者である都道府県が入港許可を出さないことで、上陸を拒否することができます。
今のところ水際対策は奏功しています。
これからも法制度や検査能力、マンパワーなど限られた条件の中でも最大限の対策をしていくので、冷静な対応をお願いします。

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