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国土交通大臣政務官を退任しました

9月16日をもちまして国土交通大臣政務官を退任し、朝日健太郎参議院議員に私の担務を引き継ぎました。朝日政務官とはバレーボール振興議員連盟の事務局つながりです。「バトンを渡す」ならぬ「ボールをつなぐ」ことができました。
振り返れば、昨年9月13日に就任して以来、台風15号、19号、21号と毎週のように災害に見舞われ、特に台風19号では長野において北陸新幹線が水没するという衝撃的な出来事がありましたが、鉄道局を中心にオール国交省の取り組みにより、わずか13日間の運休で運転再開ができ、金沢マラソンやカニの解禁日に間に合い、観光等の経済的損害を最小限に抑えることができたことを昨日のことのように思い出します。その後も昨年内は災害からの復旧・復興、今年は新型コロナウイルス感染拡大への対応に追われました。
コロナ禍がなければ、全国各地への視察や出張、各方面からの来客・陳情がひっきりなしの役所ですが、ほとんど中止となり、出張も来客もないリモートワークの日々となりました。
それでも7月1日から地方出張が解禁となり、厳しい経営環境に陥っている公共交通事業者や観光事業者の現場の声を聴くために政務三役で全国行脚を始め、私は真っ先に石川県を訪問しました。
政務官の仕事を全うすることで「ふるさと石川に貢献したい」「応援していただいている皆様に恩返しをしたい」との思いで取り組んできたので、石川県での仕事は私の思いの表れです。
外環状道路海側幹線の全線開通(側道部分)時期の決定、同(大河端~鞍月)本線部分の事業化、手取川河口部の西川・熊田川樋門の設置の事業化と美川港への漁船航路の浚渫、小松白川連絡道路の事業化へのプロセス明確化(小松白川連絡道路検討会の設置)、小松空港の民間投資誘発のためのデューデリジェンス(資産評価)の実施、ミッシングリンク解除につながる能越自動車道(田鶴浜七尾道路)の起工式など目に見える形で、各事業の促進に力を注いで参りました。
これからも政務官の経験やネットワークを生かし、「地方の発展なくして日本の発展はない」「地方の活力こそ日本の底力」との思いで、引き続き、国のため、ふるさとのために頑張っていきます。
 
 
 

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