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noteをはじめるにあたって:旧プロフィール

かつてのプロフィールです。
そのまま記事として残しておきます。

地域医療、健康格差に興味をもつ救急/集中治療医
医療政策の勉強のために大学院入学予定

<関連するキーワード>
救急、集中治療、ドクターヘリ、ドクターカー
公共政策、政策科学、医療政策
地域医療、在宅医療、公衆衛生
感染症、ガーナ、漢方、バドミントン
生き物全般、飼育栽培観察、植物、古生物
読書(生物、医療/医学、歴史、哲学、政治;特に貧困、格差、地方、まちづくり など)
東北-青森県-八戸市、関東-千葉県-南房総/東京都

<noteを始めるにあたってのおもい>
 ERには生活保護だったり精神疾患があったり身寄りがなかったりするような患者さんが多く来ます。金銭的な貧しさ、社会的な貧しさ、健康への知識や教育的な貧しさなどが背景になって、病院へ来ます。まだ病院にくるだけいい方であるかもしれなくて、病院には来ずに具合が悪くなっている人もたくさんいます。結果的に命に危険が及んでから病院へ搬送、または心停止状態で搬送されます。
 一見本人の責任にみえることもあり、そしてそういう患者を突き放す医師はたくさんいます。しかし、そういった患者を、本人の努力不足にみえる部分も含めて、助けることが医者の仕事だと考えています。
 日本の財政、高齢化、医療スタッフの不足など、いまの救急体制を含む医療システムが維持できなくなる未来は、10〜数十年単位ですでに見えてきています。
 八戸で初期研修および救急の修練をし、東京と地方の差、自分がいかに恵まれて育ってきて、いまも恵まれた立場にいるのか、に気が付きました。悩む中で、読んだ本や出合った先生がたから、医療と社会を行き来しながら、社会を変えることも医師の仕事だと知りました。
 特に救急医療の現場は社会の様々なひずみが、患者さんの健康への影響という形で表出される場所で、救急医が社会に関わることに意味があると考えています。
 そのため、医師として、救急医として、今後行っていきたいことは3つあります。
①1対1〜医師 対 地域 という形で地域医療としての臨床業務の継続
②国/自治体レベルで医療と社会の関係を調整する行政/政治の仕事
③学問として医療と社会を分析する公衆衛生/医療政策
です。
 長期的に、完全に政治、行政や公衆衛生の道へ進むのか、臨床医、救急医として働きながら地域医療を実践していくのかはまだわかりません。なにが自分に向いているのかまだわかりません。試行錯誤中です。
 このnoteは、そのような中で読んだ本を中心に、考えたこと、経験したことを書いていきたいと思っています。

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