アスレティックトレーナーの仕事の価値【お金も払っていないのにアスレティックトレーナーに仕事を頼むな!!】
みなさん自粛開けいかがお過ごしでしょうか?
日本ではアスレティックトレーナーの仕事はいまだに理解されておらず、
それゆえお金が発生する場面でもボランティア感覚で物事を頼まれたり、
激安で仕事を頼まれたりすることが多いです。
そこで今回はそんなアスレティックトレーナーの仕事で勘違いされていることについてかいてこうと思います。
目次
1,我々は"プログラム作成で"飯を食っている"
2,技術的な指導はしない
3,僕が望むこと
1,我々は"プログラム作成でも"お金をもらっている
多くの人がトレーナーにお金が発生するのが
「面と向かっての直接指導をしてもらった場合のみ」と勘違いしています。
これは本当に理解されていない部分なんですが、よく
「今度私にトレーニングメニュー作ってよ!」
とか
「7キロ痩せたいからダイエットのスケジュール立ててよ!」
なんてメニュー作ってもらうだけなら
"無料"
と思われてて、友達感覚で言われることがありますが、これはマジで失礼です。
"我々の仕事は現場で活動することだけが仕事ではありません"。
現場に行くために、現場で働く以上の「準備の時間」を費やして現場で戦っています。
トレーニングを指導するのも、これまでの経過や時期(これはピリオダイゼーションにも関わってくる)に応じてメニューを変えたり、
練習の強度やその日のスケジュールによってをメニューを作成しています。
つまり
一見、かみきれ一枚に記載されているだけのメニューには、いろんな考え、時間、準備が注ぎ込まれてる
ということです。
少なくとも僕は
" プログラム作成で飯を食っている"
"トレーナーの仕事は準備9割、現場指導力が1割"
という考えです。
2,技術的な指導はしない
これもほんと勘違いされがち。
我々トレーナーは"トレーニング"と"技術的な指導"を明確に分けます。
そう
"トレーニングなどの体に関わること=トレーナーの仕事"
"技術的な指導(ex:ピッチングフォーム)=コーチの仕事"
これが混在してトラブルになることは多々あります。
コーチ:「なんでトレーナーが技術的な指導をするんだ、フォームが崩れたらどうしてくれるんだ」
みたいな感じです。
もちろん我々も頼まれたら断りますが、基本トレーナーに技術的な指導を要求することはあってはなりません。
"餅は餅屋"
というわけです。
3,僕が望むこと
こういった問題はおそらく、まだまだアスレティックトレーナーの仕事が理解されていないことや、存在価値がないと思われている部分が多いからだと思っています。
しかしながら、多くの優秀なアスレティックトレーナーさんたちの活躍で世間に少しづつ認知されているのも確かです。
時間がかかっても構わないので、日本でもアスレティックトレーなの仕事が確立されることを切に願います。
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